ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/8日 藤原岳(山上は泥濘の道)その3:展望丘の山頂(1140m) 藤原山荘(無人)で昼食休憩 下山に掛かる

2019-03-12 07:05:40 | 草花
孫田尾根の最後の部分で、岩塊の露出した急斜面をよじ登ると、そこは山頂部の一部分になっています。
そこから北西方向に150mほど進むと、藤原岳展望丘の山頂になり、そこの標高は1140メートルということです。
一般的にはこの場所を藤原岳の山頂としています。
眺望も優れているので、それなりの風格を備えていると思います。
ところで、この藤原岳の山塊では、ここよりももっと標高の高い場所があり、そこを「天狗岩」と言っていて、展望丘山頂の北西方向1.1kmくらい先にありますが、そちらの標高は1171mということです。
今回は、その天狗岩までは足を延ばしませんでした。
眼下に歩いて来た道 ↓

岩屑の急登から後ろを振り向けば、今まで歩いて来た孫田尾根の峰が見えています。



展望丘山頂部の東側 ↓

展望丘山頂部の東側は平原のようになっていますが、これでも標高は1050m以上あります。すでにセメント会社の掘削はこの最上部にまで達していて、東南側の(壁)斜面を削っています。



メギ ↓

岩屑の急登をよじ登るときに、木の枝をつかみそうになり、チクッとしたので見るとそれはメギの木でした。風衝状態で小さく丸まっていますが、棘は相当のものでした。



あと150m ↓

展望丘山頂まであと150m弱で、水平移動のような感じで近づきます。



踏み抜き注意 ↓

こういう雪の残り方の時には踏み抜きに注意が必要ですね。



展望丘山頂 ↓

目指してきた展望丘の山頂に着きました。ここで少しだけ時間を取り、景色を眺めて過ごします。



山頂表示 ↓

表示板の背後には滋賀県の山並みの天狗堂や日本コバなどの山が見えます。



御池岳と天狗岩 ↓

藤原岳山塊最高峰の天狗岩の左奥には御池岳も見えます。



倒れた石碑 ↓

人が乗るには、または、そこに腰かけるには都合の良さそうな平たい石がありましたが、字が刻まれていて、これは石碑だったのですね。もう長い間、このままになっているようです。



伊吹山 ↓

伊吹山も幽かに見えていました。



藤原山荘方面 ↓

展望丘の山頂では風が強くて落ち着きませんので、あの山荘(無人です。)に行って、昼食休憩を取ることにします。



雲母(きらら)峰 ↓

南峰20km弱のところに雲母(きらら)峰が見えていますが、シルエットですね。



釈迦ヶ岳と御在所の朝陽台 ↓

雲母峰の右手には釈迦ヶ岳(1092m)が聳え、その右手には御在所岳の山頂の一部分の朝陽台(≒1202m)が見えます。



御在所岳(1212m) ↓

南南西およそ16kmの距離のところに、御在所岳がほとんどシルエットで見えています。



雨乞岳 ↓

御在所岳の右側に雲に隠されながら雨乞岳があります。


これにて展望丘の山頂を後にして藤原山荘まで下って行きます。


泥濘の道 ↓

もうこの下り道は、滑るのが当たり前と思ってお付き合いします。なるほど確かに良く滑りましたが、幸いなことに”スッテンコロリン”はしないで済みました。



両側にアセビ ↓

道の両側にはアセビの木が並んでいましたが、どれも蕾だったように記憶しています。



藤原山荘 ↓

ほんの少しの登り道をこなして、山荘の土間に入ります。時刻は12時45分のことでした。
やや遅めの昼食となりましたが、ここでの休憩タイムは後々とても役に立ったことが判りました。



午後一時十分出発 ↓

風を避けて休憩しながら食事を済ませて、出発します。これから本格的に下山となります。



九合目 ↓

小屋から21分も下ってやっと九合目に着きました。この間の一合部分(標高差≒160m)はとても長いと感じました。



フクジュソウ ↓

九合目の看板のすぐそばで福寿草を見かけました。以前はここでもセツブンソウがありましたが、近年は見かけなくなりました。よく探せばあるかもしれませんが、数は極端に減少していると思います。
コメント (4)
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