ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

3/8日 藤原岳を大貝戸道で下山 その4(最終記事):五合目でマンサクの花 下山地点で緊急車両が集結 西藤原駅でレトロな機関車

2019-03-13 07:04:57 | 草花
今回の山行では下りに膝の痛みが来なくて、大変快調でしたので、これには我ながら面食らいました。
山行中に適度に休憩タイムを入れていたのが良かったのかもしれませんが、最後の藤原山荘の中での休憩は特に膝のためには有効だったように感じました。
小屋の中では風がないので気が落ち付けたし、休憩中はその上にセーターを着て体を温めて過ごしました。

小屋を出てからは(自分なりにですが・・・)軽快な歩運びができ、その元気は下山して三岐鉄道の西藤原駅に着くまで継続しました。

九合目から八合目までの下りでは、まだ足元が滑りやすいので二本ストックで、注意しながら歩いて行きます。

八合目 ↓

八合目では、聖宝寺コースを分けますが、今回は大貝戸の道を採ることにしました。
これから先は道がしっかりとしていて、滑ることについてはほとんど気にかけることもありませんでした。



七合目

林間の道になっていて安心感を持って歩いています。



六合目の表示看板は見落としてしまいましたが、五合目に近づいています。


マンサク ↓



道の谷側でマンサクの花を見ました。これは今年の初見でした。
このあと四合目までの間でマンサクの花を5度ほど見ていきます。



ユズリハ ↓

葉の柄の赤い特徴ある木を見つけました。



四合目 ↓

20年ほど昔は、ここにマンサクの大木がありましたが、朽ちて見あたらなくなりました。



手摺の道 ↓

山の崖側に手摺がついています。採石会社が掘削していて斜面がもろくなっているようです。


このあたりで制服を着た男性陣で、いかにも屈強そうなパーティーとすれ違いました。
後で分かったことですが、遭難騒ぎがあったようで、救助のために現地に向かっているようです。


二合目 ↓

ここでも昔はセツブンソウが咲いていて、山の神様を連れてその花を見るためだけの目的で、この場所まで来たこともありましたが、今では通り過ぎる程度ではとても見つけられなくなりました。



山麓の神社 ↓

ここまで来ると、もう下山したのも同じです。



下山口 ↓

やっと山から下りてきました。



登山口に消防車出動中 ↓

登山口には休憩所があり、そこには駐車場もありますが、今回は数台の消防車が来ていて、物々しい感じがしていました。
小生はそれを横目にして西藤原駅に向かいましたが、あとから聞いた話では山中で女性が動けなくなり、救助要請があったので出動していたもののようです。
小生が3合目付近で出会った制服組の男性パーティーがその関連のものだったようです。



駅に向かう途中で ↓

空がくっきりとしてきたようです。養老山地の北に聳える笙ヶ岳がひょっこりと顔を出しています。



伊吹山 ↓

電線に邪魔されていますが伊吹山も見えています。



烏帽子岳 ↓

今山行中で初めて烏帽子岳を見ることが出来ました。



街道歩き ↓

やがて藤原町の往還道路に出ました。これを歩いて駅に近づきます。

すぐに三岐鉄道の西藤原駅に着きました。

駅舎に入る前にレトロな機関車がチラリと見えていましたので、そちらの方を先に見ておきます。
発車までの時間にはまだ余裕があります。



レトロな機関車群 ↓






こういう年代物は結構ツボに入る方もあるのではないでしょうか。



お洒落な駅舎 ↓

機関車の撮影を済ませて、振り向くと、びっくりするような眺めがありました。通り過ぎた時には気づきませんでしたが、駅舎がこんなにお洒落な装いをしていたのでした。
赤い建物が本来の駅業務を行う場所で、緑の建物は待合室でした。

待合室で着替えやストレッチを済ませてから、切符を買います。
しばらくぼんやりとして過ごしていたら、駅員さんが駅務室から待合室まで出てきて、もうすでにホームには電車が据え付けられていると親切に教えてくれました。
早速ホームに向かいます。



帰りの電車 ↓

帰りの今度も可愛い電車が待っていてくれました。



車内 ↓

既に乗客が一人乗って、発車までの時間を待っていました。
この後は来た時の逆に、富田駅からJRに乗り換えて名古屋経由でJR東海道線で戻ってきます。
自宅に着いたのは夕方の六時少し前でしたが、その頃には空が少し澄んでいて、木曽御嶽や中央アルプスや恵那山が車窓から見えていました。
コメント (4)
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