ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

初夢:一富士、二富士、三富士・・・・・・七富士まで

2016-01-02 07:10:10 | 草花
初夢は元日の夜の寝床で見る、または、二日の夜の寝床で見るものとされることが多いようです。

初夢に関する俳句を、ネット上で、以下のように探し出してみました。

○初夢のなかをわが身の遍路行 飯田龍太

○初夢に古郷を見て涙哉 一茶

○初夢の忘れやすさの目出度けれ 晴子

○初夢のなかの高嶺の雪煙り 龍太

○初夢や金も拾はず死にもせず 漱石

○初夢もまた平凡でありにけり 岩岡中正


小生が勝手に選んだものですから、多分に好き勝手しています。
飯田龍太の句は二つも入ってしまいました。
また、一茶の句は有名すぎますね。
夏目漱石の句は、皮肉交じりで流石だと思いました。


初夢にこれを見ると縁起が良いとされているのは、「一富士・二鷹・三茄子」でしたね。
今回は一から七まで通しで富士山を夢見てしまいました。

一富士 ↓

これは、2015年2月2日に、愛知県の宮路山東峰から見た富士山です。


二富士 ↓

こちらは、2月16日に、三ツ瀬明神山から見た富士山です。

三富士 ↓

冬が過ぎて春、そして夏の間は遠くの見通しが悪くなり、富士山を見る機会がありませんでした。
そしてこれは、10月8日に、山の神様と行った、中ア千畳敷から見た富士山です。

四富士 ↓

これは、12月1日に、三河の宇連山より見た富士山です。

五富士 ↓

こちらは、12月19日に、こりんさんと行った、富幕山の展望台から見た富士山です。

六富士 ↓

これは、12月29日に行った、遠州の三岳山山頂から見た富士山です。
これが、一番、全体像が写っている姿となりました。

七富士 ↓

同じ三岳山の中に、立須(たちす)という岩場がありますが、その突端に尻を下して撮った画です。
宝永火山が、切れずに、やっと収まっています。

鷹と茄子が出てこないので、「めでたさも中くらいなり、おらが春 一茶」かもしれませんが、富士山はやはり良いものですね。
コメント (4)
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