#photobybozzo

沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【南国ドロップス】あれから1年

2010-07-17 | MUSIC
南国ドロップスLIVE at 熱血社交場

大貫妙子の「都会」を聴きたくなって、
南国ドロップスの1st「社交街の誘惑」をかけてみる。

今聴くとやはり録音の甘さが気になったりするけど、
キーノのvocalは味があって、哀愁深く胸に迫る。

そうなると、どんどん他の曲まで聴きたくなり、
ついには2枚目の「Colonia」まで引っ張り出し、拝聴。
…んん、断然、こっちのほうが上手いじゃない!
音もメリハリあるし、録音も音が前に出てるねぇ。

などと、当時を振り返ってみたり。
そういや、解散LIVEがあったのは、去年の9月4日。

ちょうど今頃は、東京への売り込みで現実を思い知らされ、
凹んで帰ってきて、呆然としながらも、沖縄から離れる決意をしていた時期。

感慨深いなあ。
もうすぐ1年が経とうとしているじゃないか。

キーノはまだ歌っているのだろうか?
ギターの雄太は出世したのかなぁ。
ドラムのアキヒロは箱バンで稼いでいるのか?
ベースの大蔵はまだ派遣でストレス貯めてんのか?
ピアノのカネヤンはマイペースに弾いてるんだろうな。
オーボエのサトエはパティシエに精を出してるのか?
リーダーのお店「南国の夜」はどうなったのだろう?
なおつん、元気かなぁ。死んでないかなぁ。
ドンちゃんも忙しく太ってるのかなぁ。

どんどん、メンバーの顔が思い浮かぶ。

トロンボーンのみっちょんだけは、
最近結婚したこともあって、連絡を取り合っていて
来月はelement of the momentの関東LIVEで顔を合わせる。

もう1年だぜ、みんな。

沖縄の桜坂で夜な夜な飲み明かしていたのが、
嘘みたいな「都会」の生活だよ。

何をするにも金ばかりが飛んでいく
生産性のない夜遊び。

 その日暮らしはやめて。
 家へ帰ろう、一緒に。

それでも、沖縄だと死ぬことないもんなぁ。
夜明けになっても、全然罪深い感じ、なかったなぁ。
そんなゆるさが素敵だったんだけどなぁ。

 完全にホームシックになってきた。
 どこがホームって、心のホームは、沖縄だよ。

今、南国の夜ブログ見てみたら、
リーダー、がんばってるね。
新バンド結成だって。おめでとう。

      ●

なつかしい!こんなのまで出てきた!
BGMは南国ドロップス。
bozzo works 2006-2008
Comments (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【大貫妙子】都会

2010-07-17 | MUSIC
都会 LIVE IN 2009/大貫妙子

眠らない 夜の街
ざわめく 光の洪水
通り彩る 女
着飾る心と 遊ぶ

値打ちもない
華やかさに 包まれ
夜明けまで
付き合うと言うの


泡のように 増え続け
あてもない 人の洪水
不思議な 裏の世界
私は さよならする

値打ちもない
華やかさに 包まれ
夜明けまで
付き合うと言うの

その日暮らしは やめて
家へ帰ろう 一緒に

都会(1977)/大貫妙子

       ●

1977年「SUNSHOWER」収録。
オリジナルが断然良いなぁ。
無垢な声がゾクゾクする。

メンツが頗るスゴイのだけど、
細野晴臣bass、坂本龍一keyboards、
清水靖晃がsoprano sax、山下達郎もbacking vocalで参加。
drumsがChris ParkerってフュージョンバンドStuffの人。
Steve Gaddで有名なbandだね。
ここにギターが渡辺香津美だとみんな知ってる人になったけど、
大村憲司って人は、残念ながら知らなかった。

杉並生まれ、東京育ちの大貫妙子が、
都会の生産性のなさを嘆いた歌だって言うけどさ、
77年だよ。まだ24歳だっていうから驚き。

…でもそんな無垢な上での拒絶が、
 凛とした曲調を伴っていて、
 スゴクいい。名曲だなぁ。









Comments (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする