鯨井謙太郒『阿吽山水』@シアターバビロンの流れのほとりにて
構成・演出・振付・出演|鯨井謙太郒
振付・出演|奥山ばらば
音楽・出演|藤田陽介
空間美術|TOJU
照明オペレーション:サダカタマコト
衣装協力:富永美夏
制作:野口泉
写真UPしました〜!
【on_Flickr】1108_AHUM-SANSUI
謙太郒さんが同じ体軀を持つばらばさんと「阿吽」のカタチを創り、
TOJUさんの立体と陽介さんの音で「山水」とする空間作品。
父であるTOJUさんの作品とは20年前から慣れ親しんでおり、
四人が相まみえたことで『阿吽山水』はほぼ完成していた…という謙太郒さんの言葉は、
裏を返せばそれだけ蓄積した思いがこの舞台には汪溢していた…ということで。
ゲネプロでの激昂も今から思うと納得ずくな話だと合点しました。
それだけ四人の実在を賭して臨んだ作品だったのだなぁと。
それぞれの人生の時間が90分に凝縮されていたように思います。
汗塗れの肉塊を社会に擲ち、無残絵の如く満身創痍の様相で闘う姿は、
見る者の絶望を解き放ち希望を与える力になっていたかと。
その源泉が父の立体作品であり、陽介さんの自然物で構成された音楽であったことに、
世界と対峙する人間の実在そのものを見たように思いました。
稀に見る傑作でした。
#photobybozzo
構成・演出・振付・出演|鯨井謙太郒
振付・出演|奥山ばらば
音楽・出演|藤田陽介
空間美術|TOJU
照明オペレーション:サダカタマコト
衣装協力:富永美夏
制作:野口泉
写真UPしました〜!
【on_Flickr】1108_AHUM-SANSUI
謙太郒さんが同じ体軀を持つばらばさんと「阿吽」のカタチを創り、
TOJUさんの立体と陽介さんの音で「山水」とする空間作品。
父であるTOJUさんの作品とは20年前から慣れ親しんでおり、
四人が相まみえたことで『阿吽山水』はほぼ完成していた…という謙太郒さんの言葉は、
裏を返せばそれだけ蓄積した思いがこの舞台には汪溢していた…ということで。
ゲネプロでの激昂も今から思うと納得ずくな話だと合点しました。
それだけ四人の実在を賭して臨んだ作品だったのだなぁと。
それぞれの人生の時間が90分に凝縮されていたように思います。
汗塗れの肉塊を社会に擲ち、無残絵の如く満身創痍の様相で闘う姿は、
見る者の絶望を解き放ち希望を与える力になっていたかと。
その源泉が父の立体作品であり、陽介さんの自然物で構成された音楽であったことに、
世界と対峙する人間の実在そのものを見たように思いました。
稀に見る傑作でした。
#photobybozzo