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沖縄から東京へ!流転の写真日記

【on_Flickr】0910_AKATSUKI

2018-09-13 | DANCE
笠井瑞丈×鯨井謙太郒「暁ニ告グ」@セッションハウス
写真UPしました〜!
【on_Flickr】0910_AKATSUKI

瑞丈さんと謙太郒さんの血潮滾る「暁」な円舞!
オイリュトミーのアプローチを随所に、
「菊と刀」や三島由紀夫のTEXTを散りばめ、
この国の今後を憂う内容。

特に【三島由紀夫】のイメージに負うところが大きく、
ハラキリ直前の事大主義を憂えたミシマの嘆きを、
体現するかのようなふたりの動きには目を瞠る力強さがあった。

ベートーヴェンの荘厳たる響きの中、
ひたすら迎撃に耐える姿は、
藤田嗣治の『アッツ島玉砕』さながらに
絶望に酔う恍惚感すら感じられた。

思えばミシマも、
特攻隊招集の検査で不適合であった屈辱をバネに、
敗戦後の25年間、自らをBuildUpし、
ハラキリに耐えうる身体の醸成に努める
…という矛盾を成就した男だった。

アンビバレンツ。

「ボクらが闘っているのはフェイクの戦争だ。
国を治めているのはフェイクの政府だ。
でもボクらはそのようなフェイクの世界に、
そのフェイク性との関わり方の中に、
リアリティを見出しているのです。
ボクの書く小説もそれと原理的に同じです。
ボクらはフェイクのシーンを歩いて通り抜けています。
でも歩いているボクら自身はまったくフェイクではない。
リアルな存在です。
それがひとつのコミュットメントであるという意味合いにおいて、
そのシチュエーションはリアルなものです。
それは真実のリレーションシップを有しているものです。
ボクが書きたいのはそういうことだと思う」

(村上春樹インタビューより)

真理を皮一枚で被うフェイク。
実世界を物語抜きで体得できないのが
人間という生き物なのか。

肉体だけが真理を感じ、
掴みかからんとしているのに、
頭デッカチな私たちは、
それをまた物語で包んでしまう。

『暁二告グ』の昂揚感から、
そんなことを考えた夜でした。

#photobybozzo
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