In The Zone vol.7‐米澤一平×谷口界‐@喫茶茶会記
写真UPしました〜!
【on_Flickr】0904_InTheZone7
InTheZone後半戦、1回目。この企画案の第一候補としてまず上がったという谷口界さんとの共演。
もはや対決と云った方が良いぐらい、お互いの力をどれだけ出し惜しむか…への挑戦であった。
それは「既視感からの脱却」とも云える。
それぞれが持ち、観客に求められる芸術、イコールで結ばれる特性を封印し、
どれだけ「その存在」だけで、この舞台を、空間を、緊張感あるものとして持続させられるか。
“InTheZone”とは、自分に向けられた集中した時間のこと。
ワザを封印することで、身体そのものと化したふたりは、
体躯の存在感のみで、観客の視線にひたすら耐えることとなる。
しかし、それは日頃舞台で研鑽を積んでいるだけあって、
見事なまでに鋭利で実存的な「現れ」であった。
アフタートークでAokidさんが「村上春樹的、何かが興りそうで興らない時間の継続があった」とは、まさに当意即妙な感想。
クリエイターは常に、その既視感から逃れよう、逃れようと闘っているのだ。ボクも含めて。
その道場として喫茶茶会記はあるのよね。
インプロ演出/市松
アフタートークゲスト/Aokid
写真UPしました〜!
【on_Flickr】0904_InTheZone7
InTheZone後半戦、1回目。この企画案の第一候補としてまず上がったという谷口界さんとの共演。
もはや対決と云った方が良いぐらい、お互いの力をどれだけ出し惜しむか…への挑戦であった。
それは「既視感からの脱却」とも云える。
それぞれが持ち、観客に求められる芸術、イコールで結ばれる特性を封印し、
どれだけ「その存在」だけで、この舞台を、空間を、緊張感あるものとして持続させられるか。
“InTheZone”とは、自分に向けられた集中した時間のこと。
ワザを封印することで、身体そのものと化したふたりは、
体躯の存在感のみで、観客の視線にひたすら耐えることとなる。
しかし、それは日頃舞台で研鑽を積んでいるだけあって、
見事なまでに鋭利で実存的な「現れ」であった。
アフタートークでAokidさんが「村上春樹的、何かが興りそうで興らない時間の継続があった」とは、まさに当意即妙な感想。
クリエイターは常に、その既視感から逃れよう、逃れようと闘っているのだ。ボクも含めて。
その道場として喫茶茶会記はあるのよね。
インプロ演出/市松
アフタートークゲスト/Aokid
奥野美和|N///K 新作ダンス公演
「Namelessness -名のないカラダ-」@d-倉庫
演出・振付・構成・美術
奥野美和
出演
鈴木清貴 竹内英明 長屋耕太 松尾望 奥野美和
写真UPしました〜!
【on_Flickr】0901_NAMELESSNESS
奥野美和1年半ぶりの新作にて力作。
渾身の力を込めて、ダンス表現によって一石投じる事は出来るのか…を目指した作品。
遺棄されるカラダ…そのイメージを、ビニール袋の海、鉄槌の打撲音、刻まれる番号、
そして拿捕されるカラダそのもので、これでもかこれでもか…と投げかけてくる。
その追い込み方は劇的かつ衝撃的で、かつ生々しい。
サーチライトに照らされたかのような照明の許、一心不乱にビニールを食らう姿態には、
厭世観以上の人間の堕落を目の当たりにしたショックすらあった。
「物質(マテリアル)」化した人間。「身体を二の次にした」著しく均衡を欠いた現代社会。
唯我独尊の誤った認識が、どんどん在らぬ人間社会を構築してゆく。
その危機感、危篤感が強いだけに、作品のトーンもこのような寒々しさを纏ってしまったのだろう。
『名のないカラダ』のタイトルインパクトに乗じた美和さんのメッセージは、
きっと多くの観客の心を揺さぶったことだろう。
作品の強度もこれまでにないものだったと思う。
故にボクは『名のないカラダ』をもっと身体そのもので観てみたい…と思ってしまった。。。
「サーチライトに照らされたかのような照明の許、一心不乱にビニールを食らう姿態」は、
言葉でも伝えることが出来る。
奥野美和の危機感は、そんなもんじゃない。
もっと身体を揺さぶる、思考を揺さぶる、ダンスがあるはず。(腰痛が心配だけど…)
次作も引き続き、しかと取り込みます!
音楽・音響|藤代洋平
照明|加藤泉
舞台監督|田中新一
宣伝イラスト|ITO K
宣伝美術|大友哲郎
制作|瀧本麻璃英
協力|studio ARCHITANZ
主催|N///K
奥野美和|N///K 新作ダンス公演
「Namelessness -名のないカラダ-」@d-倉庫
演出・振付・構成・美術
奥野美和
出演
鈴木清貴 竹内英明 長屋耕太 松尾望 奥野美和
写真UPしました〜!
【on_Flickr】0901_NAMELESSNESS
音楽・音響|藤代洋平
照明|加藤泉
舞台監督|田中新一
宣伝イラスト|ITO K
宣伝美術|大友哲郎
制作|瀧本麻璃英
協力|studio ARCHITANZ
主催|N///K
奥野美和|N///K 新作ダンス公演
「Namelessness -名のないカラダ-」@d-倉庫
演出・振付・構成・美術
奥野美和
出演
鈴木清貴 竹内英明 長屋耕太 松尾望 奥野美和
写真UPしました〜!
【on_Flickr】0901_NAMELESSNESS
音楽・音響|藤代洋平
照明|加藤泉
舞台監督|田中新一
宣伝イラスト|ITO K
宣伝美術|大友哲郎
制作|瀧本麻璃英
協力|studio ARCHITANZ
主催|N///K
奥野美和|N///K 新作ダンス公演
「Namelessness -名のないカラダ-」@d-倉庫
演出・振付・構成・美術
奥野美和
出演
鈴木清貴 竹内英明 長屋耕太 松尾望 奥野美和
写真UPしました〜!
【on_Flickr】0901_NAMELESSNESS
音楽・音響|藤代洋平
照明|加藤泉
舞台監督|田中新一
宣伝イラスト|ITO K
宣伝美術|大友哲郎
制作|瀧本麻璃英
協力|studio ARCHITANZ
主催|N///K
奥野美和|N///K 新作ダンス公演
「Namelessness -名のないカラダ-」@d-倉庫
演出・振付・構成・美術
奥野美和
出演
鈴木清貴 竹内英明 長屋耕太 松尾望 奥野美和
写真UPしました〜!
【on_Flickr】0901_NAMELESSNESS
音楽・音響|藤代洋平
照明|加藤泉
舞台監督|田中新一
宣伝イラスト|ITO K
宣伝美術|大友哲郎
制作|瀧本麻璃英
協力|studio ARCHITANZ
主催|N///K