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沖縄→東京→竹野と流転する、bozzoの日々。

【Jun_15】石原夏実

2015-06-16 | ACT!
劇団立ツ鳥会議「ゆうちゃんの年」@阿佐ヶ谷シアターシャインにて。
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【Jun_14】ゆうちゃんの年

2015-06-16 | ACT!
立ツ鳥会議「ゆうちゃんの年」@阿佐ヶ谷シアターシャイン

 「その年に生まれた子はみな、『ゆうちゃん』と名付けられたんです」
 見渡せば、同じ名前ばかりの同い年。
 だからずっと一緒に生きてきたけど
 それも長くは続かないらしい。
 幻の自転車が町にあふれ出す頃
 忘れていた思い出が、雨の向こうからやってくる。
 結婚の夢、遠くの真実、世代を作る誰かの手。
 これは馬鹿馬鹿しくもほろ苦い、少し繋がりすぎてしまった人たちの話。
 「下の名前で呼び合いたかったね、私たち」



劇中のフィクションかと思いきや、
実際に「ゆう」という名前で集まる「ゆうの会」が存在していて、
「ゆうちゃんの年」がいきなりリアルな様相を帯びてきた。

「ゆう」が好きなものは「ゆう」みんなが好き、
「ゆう」がキライなものは「ゆう」みんながキライ…という、
日本人ならではの「空気を読む」同調圧力。

だから「ゆう」以外の人とはコミュニケーション取れないって、
フィクションにしても有り得る現実…だから、怖い。

増して「ゆう」の名前でつながろう…という集まりが実際にあるのだから。
「みんないっしょ」がどうして、そこまで安心なのだろう。彼らの意図はわからないけど。



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