児童74名、教師10名、スクールバス運転手1名の犠牲を出した石巻市立大川小学校。
震災遺構としての保存が決まった。
ピースボートのボランティアで石巻に入ったとき、
作業場所がこの大川小学校の近くで、
その遠景を捉えることができた。
その後、ボク自身が負傷し、
救急に運ばれる惨事となったため、
訪れることが叶わなかったのだけど、
こうやって目の当たりにしてみると、
河口から5キロという距離の油断で、
子どもたちを呑み込んだ津波の威力に呆然とするばかり。
すぐ裏は山になっており、数名が辛うじて逃げ延びた。
ほんの数mの判断を、
津波到達までの50分間に決断出来なかったのが、
なんとも悔やまれる。
震災遺構としての保存が決まった。
ピースボートのボランティアで石巻に入ったとき、
作業場所がこの大川小学校の近くで、
その遠景を捉えることができた。
その後、ボク自身が負傷し、
救急に運ばれる惨事となったため、
訪れることが叶わなかったのだけど、
こうやって目の当たりにしてみると、
河口から5キロという距離の油断で、
子どもたちを呑み込んだ津波の威力に呆然とするばかり。
すぐ裏は山になっており、数名が辛うじて逃げ延びた。
ほんの数mの判断を、
津波到達までの50分間に決断出来なかったのが、
なんとも悔やまれる。
震災から5年という月日をあらためて確認すべく、被災地岩手→宮城→福島を巡ってきました。
初めてのボランティアとして関わった陸前高田には、3年ぶりの訪問。
その圧倒的な盛土の量と、ま新しい道路たち。
海岸線は右から左に防潮堤が引かれ、
震災遺構として2,3の建物が保存、今も多くの花が手向けられていました。
かつての中心部は復興計画に則って着々と工事が進められています。
『未来の陸前高田』と描かれたパネルには、松原が生い茂り、公園が拡がり、
嵩上げされた街並に人々が賑やかな生活を営んでいます。
しかし目前にある光景は、どこまでも続く大小の盛土と、整列した工事車両だけです。
岩手県には大槌→釜石→大船渡→陸前高田と足を運びましたが、
どこもかしこも『はやる気持ちと進まぬ復興』のギャップに、
行き場のない感情を持て余しているように見えました。
しかし、宮城→福島と巡るにつれ、その憶測は誤りであることに気づいたのです。
…わたしたちが勝手に早まっているに過ぎないのだと。
2020年への東京五輪開催へ向けて、遮二無二、むやみに、復興、復興と煽っているのは、
マスコミを初めとする外部の人間であって、
当事者は、ひとりひとりのペースで、その人なりの復活の道を歩んでいるのだ…と。
嵩上げされた盛土に埋もれるかのように佇む南三陸の防災庁舎が、無言のコトバを発していました。
『そう簡単に癒えるものではないぞよ』と。
しっかり寄りそうことの大事さを、静かに語っているようでした。
…わたしたちは、何に向かって急いでいるのだろう?
初めてのボランティアとして関わった陸前高田には、3年ぶりの訪問。
その圧倒的な盛土の量と、ま新しい道路たち。
海岸線は右から左に防潮堤が引かれ、
震災遺構として2,3の建物が保存、今も多くの花が手向けられていました。
かつての中心部は復興計画に則って着々と工事が進められています。
『未来の陸前高田』と描かれたパネルには、松原が生い茂り、公園が拡がり、
嵩上げされた街並に人々が賑やかな生活を営んでいます。
しかし目前にある光景は、どこまでも続く大小の盛土と、整列した工事車両だけです。
岩手県には大槌→釜石→大船渡→陸前高田と足を運びましたが、
どこもかしこも『はやる気持ちと進まぬ復興』のギャップに、
行き場のない感情を持て余しているように見えました。
しかし、宮城→福島と巡るにつれ、その憶測は誤りであることに気づいたのです。
…わたしたちが勝手に早まっているに過ぎないのだと。
2020年への東京五輪開催へ向けて、遮二無二、むやみに、復興、復興と煽っているのは、
マスコミを初めとする外部の人間であって、
当事者は、ひとりひとりのペースで、その人なりの復活の道を歩んでいるのだ…と。
嵩上げされた盛土に埋もれるかのように佇む南三陸の防災庁舎が、無言のコトバを発していました。
『そう簡単に癒えるものではないぞよ』と。
しっかり寄りそうことの大事さを、静かに語っているようでした。
…わたしたちは、何に向かって急いでいるのだろう?
ゆめ工房@国会議事堂見学
先日、ゆめ工房の作業所メンバーと「なんでもやろう会」で国会議事堂見学に行ってきました〜!
都バスをチャーターしての小旅行だったのですが、
車椅子での移動はやはり大変で、国会もそこまでバリアフリーではないので、
エレベーターの上がり下りだけでほとんどの時間が過ぎてしまい、しかも見学箇所も非常に限られている始末。
車椅子の方はセキュリティチェックなしで、介護者はいちいちチェックというのも解せない話だったし。
議員会館で弁当を食べたのですが、国会議事堂のお土産が館内のセブンイレブンで扱われていて、見学に来た小学生たちで大混雑。
作業所のみんなも色々見てみたいのだけど、車椅子だからしばらく待ちぼうけ。
ほとぼり冷めた辺りで、「ゆっくり見てみたい」と云うからゆっくりと店内を巡りました。
そのときはたと気がついたのですけど、ここまでゆったりと設計されているコンビニって、街中にはないな…と。
作業所のメンバーは、ふだんも送り迎えはバス移動だし、ひとりでコンビニ行く機会もないし、
ましてゆっくりと店内を巡るチャンスもないのだなあ…と。
コンビニの店内をなめるように巡って、目キラキラさせた感覚に触れて、なんとも胸が締め付けられた次第。
一億総活躍社会(Social_Inclusion)なんて、まだまだな世の中なんです。
先日、ゆめ工房の作業所メンバーと「なんでもやろう会」で国会議事堂見学に行ってきました〜!
都バスをチャーターしての小旅行だったのですが、
車椅子での移動はやはり大変で、国会もそこまでバリアフリーではないので、
エレベーターの上がり下りだけでほとんどの時間が過ぎてしまい、しかも見学箇所も非常に限られている始末。
車椅子の方はセキュリティチェックなしで、介護者はいちいちチェックというのも解せない話だったし。
議員会館で弁当を食べたのですが、国会議事堂のお土産が館内のセブンイレブンで扱われていて、見学に来た小学生たちで大混雑。
作業所のみんなも色々見てみたいのだけど、車椅子だからしばらく待ちぼうけ。
ほとぼり冷めた辺りで、「ゆっくり見てみたい」と云うからゆっくりと店内を巡りました。
そのときはたと気がついたのですけど、ここまでゆったりと設計されているコンビニって、街中にはないな…と。
作業所のメンバーは、ふだんも送り迎えはバス移動だし、ひとりでコンビニ行く機会もないし、
ましてゆっくりと店内を巡るチャンスもないのだなあ…と。
コンビニの店内をなめるように巡って、目キラキラさせた感覚に触れて、なんとも胸が締め付けられた次第。
一億総活躍社会(Social_Inclusion)なんて、まだまだな世の中なんです。
ムカイ林檎店の片山玲一郎さん。
三鷹からわざわざクルマで行商に来てくれました〜!
2012年国立谷保の「やぼろじ」でのイベント以来の再会〜!
『行商は初めの「つかみ」がすべて。「りんごいりませんか?」と引き留めてからの笑顔や次の売り言葉がどう伝わるか。
それはステージでピアノを弾くときの、初めのフレーズが観客にどう届くか…と同じだと。』
…とそのときのブログにも書いたけど、
相変わらずピアノを弾きながら、I&Iの対話でリンゴを売り回る毎日。
ムカイ林檎店のりんごは、青森は大鰐町の完熟りんごのみを取り扱っており、無WAXで皮まで食べられます。
都内あちこちで行商しているので、見かけたらまずは話を伺ってみてください〜!
三鷹からわざわざクルマで行商に来てくれました〜!
2012年国立谷保の「やぼろじ」でのイベント以来の再会〜!
『行商は初めの「つかみ」がすべて。「りんごいりませんか?」と引き留めてからの笑顔や次の売り言葉がどう伝わるか。
それはステージでピアノを弾くときの、初めのフレーズが観客にどう届くか…と同じだと。』
…とそのときのブログにも書いたけど、
相変わらずピアノを弾きながら、I&Iの対話でリンゴを売り回る毎日。
ムカイ林檎店のりんごは、青森は大鰐町の完熟りんごのみを取り扱っており、無WAXで皮まで食べられます。
都内あちこちで行商しているので、見かけたらまずは話を伺ってみてください〜!