久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

大山町の完熟高級梅ジュースできました!

2010-04-30 11:53:04 | Weblog
 一昨日、この1年間係わってきた大山町の高級梅ジュースの完成報告会に、またもや車を飛ばして行ってきました。
 昨年の6月、本当に突然、経済産業局の農商工連携事業で、大山町の梅を使った高級梅ジュースを作りたいので、委員として係わってほしいと頼まれ、あまりよく分からないまま、大雨の日、初会合に行ったのを今でも覚えています。
 それから約1年、2か月に1度ぐらいの割合で計6回の会議を重ね、やっとこのたび完熟梅のジュ-スとソースが完成しました。

 昨日の会議には、九州経済産業局から3名、大分県の産業科学技術センターの方も3名来られて、最終報告会とジュース・ソースのお披露目となりました。
 報告会では、これまでの経緯が報告され、私は、消費者の立場からの係わりと、アンケートやモニターをさせていただいたので、調査報告と同時に、このような開発には、いかに早い段階から消費者の声を聞くことが大切かを話しました。

 前回の会議までは、ジュースやソースの味まではほぼ決まっていたのですが、どのようなボトルにするのかは、「このようなのがいいのでは」というところまでは意見として出ていましたが、今回初めて見ることになりました。特にジュースの方は、ちょっと今までのジュースとは思えないようなビンになっており、ネーミングやラベルもなかなかお洒落で、高級感が出ていました
 正式な名前は「おおやま樹上完熟梅ジュース」。本当に樹でしっかり完熟した梅のジュースなのです。ですから、これまでのような透明ではなく、とてもきれいな黄色。それに黒のラベルがとても合っています。
 会議の後、懇親会では、このジュースで乾杯。勿論、ビールや前に開発・発売されて有名になっている梅酒などもあったのですが、今回のジュース、食事といっしょに取ってもおいしいんです。パーティなどでアルコールが飲めない時にジュースやウーロン茶を飲みますが、食事に合う、おいしいと思って飲むジュースはあまりありません。
 そういう時に喜ばれるジュースになればいいなと思っています

 今回の経験で分かったことは、ゼロの状態から商品が出来るまで係わらせていただくと、商品に愛着がわくということです。何とか売れてほしい、売れるお手伝いをしよう、と思ってしまいます
 さあ、6月の販売に向けて私もできるだけのお手伝いをしようと思っています

なかなかのミュージカルでした!

2010-04-28 11:31:45 | Weblog
 何しろ自称”福岡の文化応援隊”ですので、昨日、博多座の「ブラッド・ブラザーズ」を見に行ってきました。先々週、四季に行ってお客の少なさにびっくり、そして撤退のニュース、さあ博多座は?という気持ちもあって行ってみました。
 といってもそれだけではなく、普通は博多座会員なので、2,3か月前に自動的に申込書が来るので、前から行こうと思っていたのはその時申し込んでいるのですが、「ブラッド・ブラザーズ」はパンフを見ただけでは決めきれず申し込んでいませんでした。また、博多座は通常1興業1か月なのですが、4月は前半20日ぐらいは「三婆」で、6日間だけ「ブラッド」なのです。
 初め行くつもりはなかったのですが、新聞か何かで、海外では有名なミュージカルで、音楽がいいと書いてあったので、ネットでチケットを取り、行くことにしたのです。

 良かったですよー。音楽、曲が良かったお客さんも1階席の後ろは少し空いていましたが、2階席も結構入っていましたし、それだからか、主演の双子の一人を演じた藤岡○○という役者も大変熱演で、最後、3回目のカーテンコールはスタンデイングオベーション。すごく盛り上がりました

 ストーリーは、イギリスの原作で、昔のイギリスの迷信と階層社会を題材にした話。話の展開もおもしろし、何といっても曲・歌が良かったです
 ちょっと珍しかったのは、舞台の幕は開きっぱなしで、舞台の右の所に4,5人のバンドがいるのです。そこで生オケ。これも盛り上がり、感動のひとつの要因かもしれませんね。そういえば、劇団四季のこのところのは生オケではなかったですものね

 昨日帰り道、つくづく感じたのは、前にも書いていたように、演劇を鑑賞するというのは、いいものを見れればいいというのではないんです。劇場の美しさ、華やかさ、中の楽しさ、食事、幕間の楽しみ、これらが相乗効果となって、最後、劇場を出る時の満足感が決まるのではないかということです。今回もどれにしようかとお弁当を選ぶ楽しさ、スイーツもいろいろ店が出ているので、つい気持ちも盛り上がって買ってしまう・・・というような・・・
 勿論そこには、劇場内のスタッフの応対やサービスも入ります。比較して悪いのですが、続けて行ったので、どうしても比べてしまうのですが、シティ劇場には、劇場の楽しさがないのです。
 
 昨日の出演者の演技も熱演で素晴らしかったですよ。8才ぐらいの時から演じるのですが、本当に笑わせる演技も上手で、舞台に引き込まれていきました。そういうのもお客に伝わるのですよね

 福岡シティ劇場は改装するそうですが、キャナルの中で周りは華やかですが、是非、劇場としての楽しさも考えて作り直してください、とお願いしたいです。
 またまた博多座も皆で盛り上げていきましょうね

  

残念、劇団四季

2010-04-27 14:29:58 | Weblog
 ピースさん、コメントありがとうございます。本当に同感です
 でも、2,3日前の西日本新聞朝刊のトップに、劇団四季撤退の記事が出ていましたね。前にも書いたように、”クレージー・フォーユー”を見に行った時に、「これはあぶないな」と思いましたから、あーやっぱりという感じです

 私も劇場の古さや劇場自体が楽しくないというのも原因のひとつだと思います。それと今回の場合、分かりませんが、劇団四季に”試されている”というのに反発した消費者もいたのではないか、という見方もしています。
 一度撤退と言っておいて、すぐに、これから4回の入りを見て決める、というようなコメント、考えてみれば失礼な話ですよね

 劇場を持っている福岡地所の新聞コメントでは、劇場を改装し、今後は四季も年に何回かは呼びながら、幅広い演目をするということ。その方がいいかもしれませんね
 ちょっと厳しい言い方をすれば、これまでの四季の公演に皆が感動していれば、もっとお客は入り続けていたかもしれません。コメントを下さったピースさんが言われるように、いいものもあったけれど、ずっとこの劇場で四季だけを応援し続けるというところまでは福岡の人の心をつかみ切れなかったのかもしれませんね。
 これまでのシティ劇場の入りが悪いから、福岡市民の文化度が低いということもないでしょうし、しかし、文化は皆で育てていくものなので、どこにお金を使うかは消費者それぞれの勝手ですが、福岡に来る芸能、音楽、芸術はもっと皆で応援していきましょうね。 

食について考える今日この頃

2010-04-26 13:27:23 | Weblog
 先週の水曜日、今期初めての「消費者と企業のわいわい塾」が開催されました。この「わいわい塾」とは、5年前、消費者と企業をダイレクトに繋ぐことが出来ないかと始めた会です。すなわち、ビスネットでいい商品・サービスを提供している(作っている)企業さんを見つけてきて、その企業さんに、企業理念、商品作りへの思い、商品の特徴などを語っていただきます。他方、消費者の方々は、わいわい塾会員として登録し、参加してもらいます。話を聞くだけではなく、質問をしたり、意見を言ったり出来る、参加者を25名ぐらいにしているのが特徴です。
 すなわち、”わいわいがやがや”企業と消費者が語り合う場を提供しているのが「わいわい塾」です。

 5年の積重ねのおかげで、参加される消費者の方々には大変好評で、「こんなにいい企業さんがあるとは知らなかった」「いい商品を知って良かった」「自分の意見が言えて良かった」などなど
 出演された企業さんからも「初めてこんなに直接消費者と話した」「直接話すのは緊張したが、いい経験になった」「消費者がどんなことに疑問をもっているのか、質問や意見が参考になった」など喜ばれています

 先週の「わいわい塾」の出演企業さんが、大分県佐伯市の「糀屋本店」さんでした。これまで食べ物の場合、試食はありましたが、今回は初めて、参加者全員、塩糀を作ってもらうという体験も入れてみました。皆、エプロンと三角巾を持ってきてもらい、塩糀作りに挑戦。
 そもそも”糀”って、知っているようで知らないですよね。味噌、酒などに使われ、発酵するもの、体にはよさそう・・・ぐらいしか浮かびません。
 その糀がいかに昔から日本人の知恵で使われてきたか、体にいいか、そして、それをいかに現在の食生活に取り入れるか、などの話を伺いました。
 佐伯からわざわざお越しいただいたのは、糀屋ウーマンこと浅利妙峰さん。ユーモアがあって、優しくて、それでいててきぱきしていらして、本当に魅力的な方でした
 浅利さんは、糀を広めるために、全国を飛び回っていらっしゃるそうです。私も1冊糀料理の本を買って挑戦してみようと思っています。
 
 ”糀”と”麹”あれ?どう違うんだっけ?”麹”は中国からきた漢字、”糀”は日本で作られた漢字だそうです。お米に糀菌で花が咲いたようになるので、この漢字を使うようになったそうです。知らなかった
 また、良い菌を体内にたくさん入れていると病気にかかりにくいけれど、良い菌が少なくなると悪い菌がはびこって病気になるそうです。

 実は、このところ、ちょっと料理に凝っていて、と言っても、仕事から帰って作る料理ですので、時間のかかる込み入った料理はできません。いかに簡単で、体に良く、おいしい料理を作るか。料理って食べたいと思う献立が決まると、結構張り切って作るんですよね。
 そういう意味でも新しいレシピを見るのは好きです。その中から自分や家族が好きそうな、手早く出来そうな料理を選びます。実は、次に書きますが、「きゅうりとトマト」料理にも今ハマっているところです。

 海外から入ってきた新しい食べ物も好きな物はたくさんありますが、これまでちょっと忘れかけていた日本古来の食べ物、先人が日本の風土に合い、知恵で大事にしてきた食べ物を見直す傾向が出てきています。いいことですよね。現代人は、おいしいだけのものに走るのではなく、体にいい物を上手に取り入れていくことをもっと考える時できているのではないでしょうか

通勤途中で思うこと・・・

2010-04-20 12:43:44 | Weblog
 このところ天候がはっきりしないというか、福岡は雨の日が多かったり、寒かったり、暖かかったりで、体調管理が大変です。そのせいか、このところちょっと元気が出ない毎日が続いています
 大体1週間の天気を毎日確認して、その他その日の温度、最高気温と最低気温を新聞やニュースで見てその日の洋服を考えたり、絶対風邪ひかないように気をつけているのですが。

 そんな今朝、いつものように駅まで歩いて行く途中、小学生の大群といっしょになり、もたもた後ろを歩いていたこともあるし、黄色いカバーをランドセルにかけた1年生を押している子がいたので、注意したりしていたら、あー少しのところでいつもの電車に乗り遅れ

 ホームで10分近く電車を待っている時、ふと思ったのですが、そういえば、毎日電車の中の周りを見回しても、私ぐらいの年齢の女性ってみかけないよなーと
 まず、50代後半の女性は仕事をしていないのか?仕事をしていても天神のオフィスではなく、近くの会社やスーパー、工場などで働いているのか。すなわち、我々の年代は、まだ常勤で働き続けてきた女性は少なく、子育て中、一旦中断し、その後パートなどで働いている人が多いのか。

 オフィスに着いて、同年代の会社の者と話したのですが、正直、毎日朝早く起きて、責任ある仕事を1日中して、帰ってからは家事、続けていくのはきついよねーと。
 周りの人は、皆私と会うたびに、「どうしてそんなにいつも元気なの?」「どうしてそんなにパワフルに動けるの?」と言われるのですが、本当は結構疲れているのです。でも緊張感ですかねー、人前では元気に振舞ってしまうのか、皆さん、もう少し労わってください、お願いします、という今日はちょっと愚痴でした

ソロプチミストが変わりつつあります

2010-04-19 13:34:48 | Weblog
 先週の木・金と2日間、福岡のシーホークホテルで国際ソロプチミスト南リジョン大会が開催されました。毎年九州各地で行われている大会ですが、今回は、24回目で、昨年の計画では、佐世保クラブがスポンサーとなりハウステンボスで開催される予定だったのですが、途中で変更になり、2年続けて福岡で開催されることになりました。

 当日は、九州各地から96クラブ、1,500名の会員が集まり、木曜の午後から金曜の14時ぐらいまでホテルはほとんど貸切状態。毎回いろいろな所で大会がありますが、会議、懇親会、分科会そして宿泊が一か所でできる所はここぐらいしかないでしょう。
 また、2年続けてということもあるのでしょうが、シーホークホテルが総力を上げて対応してくださったので、実にスムーズに進行されるのですが、心配りがあり気持ちのいい大会が出来ました

 前にも書きましたが、ソロプチミストクラブは、以前のような有閑マダムの会ではなく、「女性と女児の生活向上」という統一テーマをもった世界的な会ですので、世界中の会員が世界中の女性のためにボランティアを行っています。

 今回の大会の内容は、開会式の後、若い女性でボランティアをがんばっている人や目標があって勉強したいのだけれど生活がたいへんな女性、女性の目標となるべくがんばってこられた女性、これらの人たちを表彰する式典、国際ソロプチミストアメリカ連盟会長講演、連名理事報告、そして審議などでした。
 その中でも先の表彰式は、この大会のメインイベントで、私たちソロプチミストの使命である、「女性が女性を助ける」というテーマそのもので、受賞後のお礼のスピーチを聞くたびに、”がんばっている人があるなー””これからもこのような女性たちを探し応援したいなー”と思います。

 2日目の午前中は8部会に分かれての分科会です。私はこの2年間、南リジョン財務・資金調達委員会の委員をしているので、当日はその分科会の運営で大忙しでした
 内容は、南リジョントレジャラーの報告、委員長報告に続いて、4クラブの事例報告とパネルを企画し、私はそのコディネーターをしました。
 何しろ南リジョンだけでも九州全体96クラブありますので、地域性やクラブの規模によって活動もさまざま。特に支援金を作るためのイベントに何をするかで各クラブとも頭を悩ませています。
 そのために、今回は規模も地域も違う4クラブに事例発表をしてもらい、質疑応答も活発で、充実した分科会になりました。

 午後からは、内部的な表彰で、たとえば、新しいクラブをスポンサーしたクラブの表彰や、クラブ内に会員を増やした人の表彰などがあり、最後は、来年開催地である大分のアピールで閉幕しました。

 女性と女児のために何ができるのか。世界的には、DVや人身売買撲滅など幅広い活動も行っています。
 地域によってはこれまでどおりいろいろな所に寄付をしているクラブもありますが、これからは少しずつ”女性と女児”に絞った活動になってくることを期待しているところです。
 

びっくりです!

2010-04-16 17:45:58 | Weblog
 昨日、今日と「国際ソロプチミスト南リジョン大会」(これについては月曜に詳しく書きます)に出席するために、一昨日の夕方、バタバタと済ませなくてはいけない仕事を片づけていました
 その中のひとつに、「わいわい塾」出演を依頼するために、武雄の樋渡市長にメールで市として協力していただけるのか、打診するというのがありました
 樋渡市長については、昨年、女性経済フォーラムで講演していただき、皆、すっかりファンになったのですが、私もブログに書いたり、自称(私の一方的な片思いかもしれませんが・・・)メル友と思っていますので、市長選に再選されたお祝いと、お願いのメールを出してみました。と言っても、恐る恐る「覚えていらっしゃるでしょうか、福岡の久留です」と書いて・・・
 メールを出したのが午後4時13分、そして何と4時26分に返事が帰って来たのです。それも「覚えていますよ。」という書きだしで。それに仕事の依頼についても、この人に連絡してくれというご手配のご返事が
 もうびっくりして、腰がぬけそうで、私もすぐ「早い対応に驚いて腰が抜けました」というメールを出しました。

 たまたまデスクにいらしたということもあるでしょう。それにしてもすごい若くてフットワークのいい市長はいいですねー
 勿論、市長のブログや武雄のHPを見ると、市長は営業マンと言いきって、本当によく動いて、市民の声を聞いて、一生懸命市政をやっていらっしゃいます。今度、”おむすび課”というのを作られたとか。おむすび?縁結びの課らしいですよ。おもしろいと思いません?

 選挙の時も、市政に政党は関係ないと言われていました。地方に党のための選挙はもってきてほしくないですよね。その地域を活性化していくために何が必要で、何が出来るのか。何が足りないのか。これが一番ではないですかねー。勿論、市の大きさによっても違うでしょうが。

 自分の住む市ではありませんが、これからも外から応援しようと思っています。フレーフレー樋渡市長

福岡の劇団四季、どうなるのでしょう・・・

2010-04-14 12:17:00 | Weblog
 昨晩、福岡シティ劇場に劇団四季の”クレージー・フォーユー”を見に行きました。今年に入って劇団四季が、福岡から撤退すると発表したことがニュ-スになって、びっくり。
 福岡にキャッツが来た時は衝撃でした。まだキャナルもシティ劇場もない時で、テントによる興業。新しい演劇、劇場の形にびっくりしたものです
 それから、キャナルの中にシティ劇場が出来、劇団四季が常設で興業をすると聞いて、本当にうれしく思いました。まだ博多座もない時で、演劇やミュージカルと言えば、市民会館や今はなきメルパルックホールしかなかったので、福岡市民としてとても誇りに思ったのを覚えています。随分いろいろな演目を見にいきました。それなりにとても楽しんできました
 それを、全国的の中でも福岡は集客が悪いので撤退するというのです。その発表から2週間ぐらい経ってでしょうか、「4月から3作品やってみて、その集客状況で今後のことを決める」と発表
 ”おしまい”ではなく、まだチャンスがあると喜んだのですが、やめると言ってすぐの変わりようだったので、何だかちょっと嫌な気持ちがしたのも事実です

 こうなったら、四季存続のためにがんばって行かなくてはと思って、昨日行ってきました。うちのダンナが四季の演目の中でもこの”クレージー・フォーユー”が一番好きだというので、いっしょに行きましたが、楽しさ、舞台の華やかさ、踊りは素晴らしかったです
 しかし・・・観客が少ない!私たちの席はA席のN列でしたが、何と、後ろにはだれもいない・・・前はほぼ詰まっていましたが、何とも寂しいかぎり・・・
 本当に踊りのスピードや歯切れの良さ(私も一応ジャズダンスを習っているので多少ダンスは分かるのですが)そして、ストーリーも随所で笑わせてくれ、本当に楽しむことができました。それなに・・・

 私の推測です。一度やめると言って、すぐにお客を試すような、これからの入りを見て決める、というようなやり方にファンは”カチン”ときたのか。ミュージカルはまだまだ福岡・九州の人たちには根づいていないのか
 もうひとつ、このところの劇場に対する私の感想なのですが、建物や中の作りが古い。昨日座った席も少し後ろということもあるでしょうが、前にちょっと座高が高い人が座ると、とても見にくいのです。椅子も古くなって、沈んだようになっているし。
 実は席のことで、昨日ちょっとどうかなと思うことがありました。先ほど書いたように、私の席がとても見にくかったのです。それで、休憩時間の後、ひとつ後ろの席が空いているので、移ってみるととても舞台全体がよく見えるのです。
 前に行くのではなく後ろなのでいいだろうと座っていると、係員が来て、ダメだと言うのです。指定席なので、勝手に移動されては困るというのは分かるのですが、後ろは全席だれもいないのです。1列後ろに行くだけで、見え方が違い、気分も全然違います。
 確かに空いているからと移動を許すとトラブルの元かもしれません。でも後ろに1列移動するのを無理に止めなくてはいけないですかねー。その時々の状況で判断するのは難しいですかねー

 劇場自体のことに戻りますが、つい博多座と比べてしまうのでいけないのですが、ホワイエというのか、ピロティーというのか、座席以外の所が、何だか良くないのです。小さな売店があるだけだし、華やかさも楽しさもなく、何だか寂しいのです。
 演劇って、劇を見に来るだけではなく、非日常を求めて来るところもありますよね。建物に入った時から、何だかわくわくするような演出や雰囲気作りって大切ですよね。それが全然ないんです
 博多座は新しいこともありますが、入った途端、非日常スペース、華やかさでわくわくします。兵庫の宝塚劇場に行った時も、あそこは特殊かもしれませんが、駅を出た時からすでに”宝塚”。劇場に一歩入ればそこは別世界でした。
 そんな演出がシティ劇場には感じられません。そんなことも集客が減っている理由のひとつかもしれませんね。

 5月初めには”エビータ”に行くようにチケット買っています。入りがどうかなと気になります。
 コンサート、演劇、歌舞伎など、どうしてもないと困るものでありません。でも仕事や日常に追われる日々の中で、生の芸術・芸能に触れるということはとても大切なことだと思います。
 また、福岡も九州も観光産業を盛んにしようと思うのであれば、特に福岡の位置付けは、ショッピングだけでは弱いと思うのです。文化や芸術も人を呼べると思います。そのような意味でも福岡シティ劇場はそろそろ見直す時期にきているのかもしれませんね

「海友丸」に乗船してきました

2010-04-12 17:09:37 | Weblog
 先週の土曜日、県の教育委員会の仕事で3県合同で作られた水産高校実習船「海友丸」の竣工式に出席しました。
 式典は、国際会議場で約300名の出席者迎え、盛大に行われました。数日前に、川端文部科学大臣が出席されることが決まり、事務局の準備は大変だったようです。

 当日11時ちょうど、開式のことばに始まり、知事の式辞、教育長による船が出来るまでの経過報告、川端大臣の来賓祝辞、校長、生徒代表の謝辞、テープカットと式は予定通りスムーズに運びました。
 3県合同というのは、福岡県、長崎県、山口県の水産高校が、それまで1県に1隻づつ持っていた実習船を共同で1隻作り、3校でいっしょに使おうというものです。式には各県の生徒、先生方も多数出席され、誘導の手伝いやお茶の接待などにもたくさんの生徒が係わり、皆で盛り上げた式となりました。

 今回の経緯は、福岡県の船が相当古くなったいたので、他県に呼び掛けたようですが、すぐには決まらなかったようです。知事会で呼びかけられ、やっと3県決まってからも、県、学校によってこれまでのやり方があるので、運航などについての話し合いは大変だったようです。

 やっとこの3月に長崎の造船所で船は完成しました。この船の大きさは、全長67.74m、総トン数698トン、船の名前も煙突の模様、船体の絵も生徒によるものが選ばれ、船名は「海友丸」となりました。
 式典の後、少し離れた岸壁まで移動し、船内を見学しました。高校の実習船としては、日本一の大きさと設備を誇るということで、船内は、ハイテク機器がたくさん使われ、学習室、食堂、船室もなかなか立派な作りでした。
 その後、生徒たちによる手旗信号のパフォーマンスがあったりして、無事竣工式は終わりましたが、教育委員になるまでは、水産高校があることも知りませんでしたし、高校や専攻科で、こんなに本格的な水産を学んでいるということも知りませんでした

 最近では、国際的に魚の捕獲が厳しい現状ではありますが、海に囲まれた日本、水産国である日本の若者に、水産、船舶技術を学ぶ機会を与えることは重要で、今後これらの学校でどのような生徒が育っていくのか見守りたいものです

ちょっとうれいしこと2つ

2010-04-08 15:59:02 | Weblog
 今年の桜は、本当によくもちますねー。通勤途中の公園の桜が、まだとてもきれいです。今朝は天気も良く、桜の花に透ける青空とピンク色がすがすがしいきれいさでした。こんなに花がもつのは珍しいですね。

 一昨日ちょっとうれしいことが2つありました。ひとつは、歯医者さんで。歯医者でうれしいこと
 1年ぐらい前でしょうか、父が行っている歯医者がいいと聞いて、気になるところがあったので久しぶりに行ってみました。検査の結果、ちょっとした虫歯がいくつか、歯ぐきが気になるところが1か所、そして歯磨きの悪さが指摘されました。
 それからこれまで、虫歯の治療に1,2か月かかりましたが、その後は歯磨きのチェックに1か月に1度通うのを続けています。検査だけになってからは、あの”どピンク”の液を歯に付けて、口をすすいだ後磨き残しがあるとピンクが残ってしまうのです。それを写真に取って、パソコンに繋いでいるので、画面に円グラフで磨き残しの割合が出てくるという、歯医者さんも進化していますねー
 
 初めは30%以上磨き残しがあるという数字が出ていましたし、どこに磨き残しがあるのか場所も出るので、次までにそこを気を付けて磨くようになりました
 その繰り返しと1か月に1回歯石を取ってもらうので、だんだんパーセンテージが下がっていき、1か月に1度だった検診が2か月に伸び、今では3か月に1度でいいと言われるようになりました。

 そして、一昨日磨き残し11%という数字まで下がり、先生からも「歯ぐきの具合もいいし、よく磨けていますね」と言われました
 確かに歯を磨く時間は長くなりました。磨き方も、ここは残っているなと思う所を集中的に磨くというように、考えて磨くようになったのがいいのかもしれません。何としてでも、一生入れ歯やインプラントなどをしなくていいように、最後まで自分の歯でいられるようにがんばろうと思います

 さて、もうひとつのうれしいことは、やはり一昨日の夜、3年ほどに初めたゴルフが、なかなか上手にならないので、”よし”と思って、このところ3回ほど2,3日おきに個人レッスンに通っていました。その3日目、先生から「開眼しましたね」と初めて言われたのです
 まだ分かりませんが、これで打てば、まっすぐに飛ぶ確立が高く、距離もそこそこ出て、何とか今まで停滞していたところから脱却できるのではないかという打ち方が身についたようです。
 本当にゴルフは難しい!まず確実にボールに当て、真っすぐ飛ばすこと、その上、距離、ボールが落ちた所の条件、最後アプローチ・パターの振り幅など計算すること、考えることが一杯。そこにメンタルなことも結構影響するので、もー大変なスポーツです。
 兎に角、次は打ちっぱなしに行って確かめ、さらにグリーンでやってみないと分かりませんが、今回はやっと何とかここまで来たかという感じはします。長い道のりでした。
 まあ、すぐに到達しないところにゴルフのおもしろさがあるのでしょうね。どうかスコアーが100台になりますように(というレベルですが・・・)

 このところ仕事は忙しいし、仕事で考えることは多いし、怒ることも多いし、何とも嬉しいことが少なかったのですが、ささやかな嬉しいこと2つでした