久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

旅行の続き、ベルギー編

2015-05-29 14:15:25 | Weblog
 今日も天気がいいですが、何とも暑い1日になりそうです。朝7時45分、天神の気温はすでに23℃になっていました。

 さてさて、なかなかゆっくり書く時間がなくて、5月も終わってしまうー、とあわてて、今日は連休に行った旅行の続きで、ベルギーについて書きます。

 気が抜けるほど簡単にバスでオランダ国境を越えてベルギーに入りました。ダイヤモンド加工で有名なアントワープに入り、まず昼食。小エビのクリームコロッケやフランドル風シチュー(ワーテルゾーイ)がなかなかおいしかったです。
 その後、街の観光。ここの現地ガイドさんも長くこちらに住んでいる女性で、歩きながらの観光でしたが、詳しくとてもいい説明をしてくれました。
 まず、ノートルダム大聖堂の前に日本人が作ったというフランダースの犬(有名なアニメご存じですよね)のモニュメント、というか絵がガラスに刻んであるのがありました。そうです、フランダースの犬はここアントワープが舞台なのです。この物語の中で、ネロ少年がどうしても見たかったルーベンスの絵がこのノートルダム大聖堂の中にあるのです。
 この大聖堂もそして街並みも港もそれは落ち着いたとてもいい所でした。
 (途中から絵文字が入らなくなってしまいました。時々あるんですよね。以下文字だけになってしまいますが、お付き合いください)

 その後、またバスで移動。ブルージュに到着。この日は夕食が付いていないので、各自好きな所へ。私たちはビストロで簡単な食事を済ませ、ホテル近くの川沿いを散歩。何しろ9時近くまで明るいので、ちょうどいい気温の中、1時間近く歩きました。

 
 次の日はブルージュ観光。歩いて市内を巡り、最後は運河でボートに乗り、運河からまた街の景観を楽しみました。

 その後、首都ブリュッセルに行く途中、ゲントという街に寄り、大聖堂や鐘楼を見学。夕方ブリュッセルに着いて、その日の夕食はベルギービールとムール貝。料理やビールはおいしかったのですが、何しろレストランの人が多くて随分時間がかかってしまいました。
 それにしても店の外までテーブルを出しているレストランがずらっとあるのに、どこもお客が満員。夕食が終わって、ホテルに帰る途中通ったライトアップされたグランプラスも人人人。

 
 次の日はベルギーそしてこの旅行最後の日。午前中は市内観光。大きなビルが立ち並ぶ新市街とグランプラスあたりの旧市街のコントラストが素敵で、私は2度目でしたが、とても気にいっている街です。

 午後は自由行動。私たちは、楽器博物館に行ったり、まだ行っていない教会を訪ねたり、グランパレスあたりで買物したり、マカロンやチョコレートでお茶したり、全部徒歩でしたので、ヘトヘトになって帰ってきました。
 最後の夜は、日本からネットで予約していたレストランへ。このレストランが素晴らしかったです。7時の予約でしたが、私たちが一番のり、その後次から次にお客さんが・・・皆それなりに正装して、勿論私も持っていっていたワンピースを着ていきましたが、雰囲気が良かったですね。勿論お料理もワインもウエーターの気配りもサービスも抜群。
 ベルギーは料理がおいしいと聞いていましたが、本当に彩りもきれいで、味も良く、今まで行った中で一番かなーと夫と話したくらいでした。

 あっという間のオランダとベルギー旅行。5月のチューリップの時期に行きたいと、ずっと取っておいたオランダでは、満開のチューリップが見れましたし、ベルギーでは最高の食事が出来て、天候にも恵まれ、本当にいい旅でした。

オランダ・ベルギーに行ってきました

2015-05-15 18:06:21 | Weblog
 今朝の8時、天神の気温は24.4℃。日中どうなることかと思っていましたが、雨が降ったりで、思ったほど気温は上がらなかったようです。でも蒸し暑いですね。

 昨日、ある企業さんのご紹介で、20年近く前にお会いしたことがある方が弊社に来られ、社会性のあるとてもいいビジネスプランをお話され、久しぶりに「これはいける!」と今朝から今までの経験、感、ネットワークを駆使してリサーチしたり、ちょっとワクワクしているところです。


 さて、5月の連休を使い、少しお休みをプラスしてオランダ・ベルギーに行ってきました。こんなことを言うと何ですが、昨年福岡ーアムステルダム便が就航しましたが、お客が少ないとすぐなくなってしまうので、行っておこうというのと、これまで夫の仕事の関係でチューリップの時期には行けなかったので、念願かなって、というわけです。

 こちらを10時半に出発して、同日15時には到着。勿論11時間ぐらいかかりますが、成田や関空まで行ってそれからというよりやはりずっと楽です
 今回はJTBのパックで、参加者は9名。ベテランの添乗員さんが付いて、大変いい旅になりました
 
 アムステルダム、スキポール空港からホテルにも比較的近く、ホテルにチェックインした後、17時半ぐらいから行きたい人だけでアンネフランクの家に行くことに。添乗員さんに連れて行ってもらったというものの、この日は解放記念日で、街はすごい人。交通規制があったり、アンネフランクの家の見学がこの日に限って19時に閉まるということで、ちょっとの差で入場できませんでした。がっかりです
 それにしてもオランダがナチスから解放された記念日に来れたというのもいろいろなことを考えさせられるきっかけになりました。この夜8時、レストランで食事をしていると急に静かに。前もって添乗員さんに聞いていたのですが、皆で黙とうの時間を。日本にもこういう日があってもいいなと思いました。

 次の日は、午前中、国立博物館、運河クルーズなどの市内観光。午後から今回のメインイベントのキューケンホフ公園へ。天気も良くちょうどいい気温。そして、花々は満開。今年は少し寒かったので満開が遅れたということで、何と運がいいことでしょう
 予想に反して、広い広い敷地、森も含めた広大な土地にこれでもかというようにチューリップ、水仙、ムスカリなどが咲き乱れています。何でもチューリップだけでも2000種類ぐらいあるとか。
 この日、午前中も博物館や市内観光で歩きましたが、午後からもたっぷり2時間半、この公園中を歩き回り、花々を堪能しました。スケールが違いますね。確か1年にこの時期しかオープンしていないというだけに、この期に結集した演出は見事でした

 次の日は、朝からオープン1時間前に私たちだけの見学という素晴らしいプラン。フェルメールの絵画で有名なマウリッツハイス美術館見学です。こんな経験は初めてです。1時間、素晴らしいガイドさんの説明を受けながらゆっくり見学。今回の美術館、博物館見学で思ったのですが、説明をしてくれる現地ガイドさんが素晴らしいと、その絵の背景や歴史、特にヨーロッパの場合はキリスト教のことが分からないと理解しにくいので、そのあたりの話、さらには、次に行く教会画との関連性など話に盛り込まれると深く理解できて楽しみが増します。
 そのような意味でも、ベルギーのアントワープ、ブリュッセルのガイドさんもとても良かったです。

 美術館を後にして、陶器で有名なデルフト焼の工房へ。午後からフェルウェ国立公園、クレラー・ミューラー美術館へ。この美術館もとてもモダンで絵画も良かったですが、彫刻の森も素晴らしく散策を楽しみました。
 この日の泊まりは、オランダの南の方のヒールサム。

 4日目は風車が残るキンデルダイクへ。風車があるくらいですから風が強く、しかし、これが私たちが昔から描いていたオランダの風景。
 バスの中で、添乗員さんの話を聞いていると、オランダは16世紀から干拓によって国を作ってきたといっても過言ではなく、それはそれは苦労して水をかき出し、土地を作り、家を建て、農作物を作ってきたとという歴史があります。
 
 ですから、民主主義が発達しており、ポータルモデルと言われるように、個人主義がとても強い国でもあるそうです。しかし、これは本で読んだのですが、土地が低いので洪水との闘いの歴史でもあり、コミュニティはしっかりしており、ある意味理想的な国だなーと思いました。
 
 オランダ人はとてもきれい好き、時間厳守、そして自己責任の国。ですから、同性愛もオープンだし、マリファナは法律では一応禁止ですが、ライセンスのある店では売ってもOK。
 そして、自転車大国。アムステルダムの街は自転車道も整備されていますが、昔の中国顔負けの自転車の大群。男性の身長平均が188㎝、女性176㎝という大きな人たちが高い自転車でスピードを上げてくるのはとても怖かったです。

 発電は、火力、原子力、風力、そして最近は地熱、ごみ発電が伸びてきているそうです。ですからオランダでは、 ごみの分別というのはなく、皆燃やしてその熱で発電。
 医療関係では、乳児の死亡率が高く、というのもこれまで自宅で出産する人が多く死亡に繋がっていたようで、最近は変わりつつあるそうです。
 また、病院の治療に関して、医者の諦めが早く、他の国だったら助かったのにという声が出ているそうです。

 この後、キンデルダイクを後にして、ただベルギーと書いている看板のある高速道路を通過して、ベルギーに入国。
 続きは、また来週書きますね。