久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

なかなかのミュージカルでした!

2010-04-28 11:31:45 | Weblog
 何しろ自称”福岡の文化応援隊”ですので、昨日、博多座の「ブラッド・ブラザーズ」を見に行ってきました。先々週、四季に行ってお客の少なさにびっくり、そして撤退のニュース、さあ博多座は?という気持ちもあって行ってみました。
 といってもそれだけではなく、普通は博多座会員なので、2,3か月前に自動的に申込書が来るので、前から行こうと思っていたのはその時申し込んでいるのですが、「ブラッド・ブラザーズ」はパンフを見ただけでは決めきれず申し込んでいませんでした。また、博多座は通常1興業1か月なのですが、4月は前半20日ぐらいは「三婆」で、6日間だけ「ブラッド」なのです。
 初め行くつもりはなかったのですが、新聞か何かで、海外では有名なミュージカルで、音楽がいいと書いてあったので、ネットでチケットを取り、行くことにしたのです。

 良かったですよー。音楽、曲が良かったお客さんも1階席の後ろは少し空いていましたが、2階席も結構入っていましたし、それだからか、主演の双子の一人を演じた藤岡○○という役者も大変熱演で、最後、3回目のカーテンコールはスタンデイングオベーション。すごく盛り上がりました

 ストーリーは、イギリスの原作で、昔のイギリスの迷信と階層社会を題材にした話。話の展開もおもしろし、何といっても曲・歌が良かったです
 ちょっと珍しかったのは、舞台の幕は開きっぱなしで、舞台の右の所に4,5人のバンドがいるのです。そこで生オケ。これも盛り上がり、感動のひとつの要因かもしれませんね。そういえば、劇団四季のこのところのは生オケではなかったですものね

 昨日帰り道、つくづく感じたのは、前にも書いていたように、演劇を鑑賞するというのは、いいものを見れればいいというのではないんです。劇場の美しさ、華やかさ、中の楽しさ、食事、幕間の楽しみ、これらが相乗効果となって、最後、劇場を出る時の満足感が決まるのではないかということです。今回もどれにしようかとお弁当を選ぶ楽しさ、スイーツもいろいろ店が出ているので、つい気持ちも盛り上がって買ってしまう・・・というような・・・
 勿論そこには、劇場内のスタッフの応対やサービスも入ります。比較して悪いのですが、続けて行ったので、どうしても比べてしまうのですが、シティ劇場には、劇場の楽しさがないのです。
 
 昨日の出演者の演技も熱演で素晴らしかったですよ。8才ぐらいの時から演じるのですが、本当に笑わせる演技も上手で、舞台に引き込まれていきました。そういうのもお客に伝わるのですよね

 福岡シティ劇場は改装するそうですが、キャナルの中で周りは華やかですが、是非、劇場としての楽しさも考えて作り直してください、とお願いしたいです。
 またまた博多座も皆で盛り上げていきましょうね

  


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