意見を言うということ

　30年近く仕事をしてきて、それも30代からありがたいことにチャンスをいただいて、行政の審議会や委員会などの委員をさせていただいたおかげで、自分の意見を言う機会が兎に角多いです。

　初めの頃は自分の意見と言われてもあまりありませんし、多少あったとしてもそれを会議の場で言うということは、それは緊張しますし、勇気がいることです。
　若い頃はその緊張感、プレッシャーをバネに、兎に角しっかり事前の資料読みをし、その委員会で自分に期待される役割を確認し、自分の意見をある程度考えておくようにしてきました。

　そうしながら、会議ではひたすら人の意見を真剣に聞くことをしてきました。どのような視点でどのような意見をどのように組み立てて話されるか。専門分野は別としても、毎回、「そうか、そういう考え方もあるのか」「なるほど、あーいう言い方をすればいいのか」と感心させられる発言があり大変勉強になります。

　今年も6月からぼちぼち、そして7，8，9月は行政の審議会・委員会のオンパレードです。審議会によっては、年に1回きりというのもありますが、私がこのところ毎年係わっている審議会・委員会はこの夏場に数回集中し、それも内容的にはなかなか重たいものがいくつかあります。

　
　今年ちょっと大変なのは、「福岡市男女共同参画審議会」です。この審議会は、毎年この時期に、昨年の事業の重点項目をチェックし、課題を確認したり最終的には事業評価をする仕事です。そこに今年は、「第3次の福岡市男女共同参画基本計画」策定の年になっているので、審議会の回数も多いし、部会でも審議が多くて大変です。

　今週水曜日、第2回目の部会があり、私は部会長をしているので、当日は進行管理、すなわち司会もしなくてはいけないので、通常の審議会の一委員のように気楽に自分の意見だけを言えばいいのと違って、結構緊張しました。

　まあ、しかし長年やってきたテーマですし、特に3年前から女性の大活躍福岡県会議での活動もありますし、現在の課題や国の動きなどもある程度分かっているので、何とか終えることができました。
　次回3回目は2週間後、ここで部会としての取りまとめをして、本審議会で審議されるので、次回が大変です。


　もうひとつ、毎年この時期行われる、福岡市の行政評価、すなわち事業の外部点検。これもなかなか大変な仕事で、13時から17時半が2日、10時から18時までが1日と、かなりハードです。
　しかし、これも毎年行政部の方々と議論を重ねながら、局や区ごとに1事業を選定しじっくり議論をするというやり方になってから、長時間にはなりますが、中身が濃く、成果も出てきているようでやりがいがあります。
　そう考えると、毎年暑い中この仕事も大変ですが、いよいよ来週からスタート、頑張ろうと思っています。

　この他、市の中小企業審議会、県・市の環境審議会・部会、国の行政苦情救済推進会議などなどまだまだ続きますが、私のやってる分野で私なりの意見を言っていくことをこれからも続けていこうと思っています。

週末の過ごし方あれこれ

　本題に入る前に、今日（10日金曜）の出来事、感じたことを一言。
　午前中会議があってちょうど昼になったので、久しぶりにお客が少なくゆっくりできる岩田屋の軽食が食べれる喫茶に行きました。
　ちょうどそのフロアーに下着の売り場があったので、昼食前にちょっと買っておこうと立ち寄りました。下着はここで買うことが多いので、私の購買履歴があります。それを見てもらって、前回（と言っても2年も経っていましたが）買ったのと同じようなのを出してもらいました。
　勿論、少しデザインも変わっていて良かったのですが、高い！前回こんなに高いのを買ったっけ？と思いながら、「同じものですが、高くなりました？」と聞くと、「いえ。いっしょです」とのこと。
　今日の私の予算は、というか、下着にそんなにお金をかけたくないという気持ちもあって、もう少し安いのを、と頼みました。2種類出して来て、どちらも良かったので2枚購入したのですが、何だかがらっと態度が変わって、「これとこれにします」と言っても、ありがとうございます、とも言わないのです。計算して、いくらです、と言って、レジへ。
　感じ悪ーい。普通は、カードを出すと「何パーセント引きですか」と聞いてくるのに、全然聞かないし、決済してカード控えを持ってきた時も、普通は「10％引きでおいくらになりました」と言うのに、一言もなし。感じ悪ーい。あーあ、良くない人にあったてしまったなー。

　さらに、食事に行って、今日もゆっくりしていて良かったなーと思ったのですが、久しぶりで、中のレイアウトが少し変わっているなーと思って、ウェイターの人に「あら、少し変わりましたね」というと「いえ、最初からこのとおりで、全然変わっていません」と言うのです。
　いや、これまで何度も来ていますが、入って左の方はボックス席のようにはなっていなく、カーテンもなかったはずです。
　以前来た時に、普通の席で、冷房の風がきき過ぎて席を替わった覚えがあるので、こんなではなかったはず。感じ悪ーい。今日は付いていない日のようです。
　どちらも商品も食事も満足したのですが、何だか嬉しくない


　本題に入ります。週末の過ごし方です。珍しく6月最後の土、日は土曜の午前中を除き、1日半家で過ごしました。そういう時の日曜は、朝から今日は絶対お化粧もせず、1歩も外に出ないぞーと決めて家で過ごします。家の中の溜まった家事、分別ごみの整理、洋服や寝具の整理、花壇の手入れ、そして残った時間は、本を読んだり、仕事のことを考えたり、兎に角リフレッシュできます。
　こういう時間があると考えることがあります。よく休みも取れず、毎日深夜まで仕事、果ては過労死、などという話を聞くと、人間機械ではないので、ぼっとする時間や休みは絶対に必要なのです。人間、時々「あーいい時間を過ごしたなー」とか「あーゆっくりできた」と実感できるような時間が必要です。
　長く続けてがんばっていくためにも、自分自身、リフレッシュの仕方、休み方を知っておかないといけないし、企業も従業員にはしっかりと休ませないと、結局はいい仕事、意欲的な仕事はできないと思います。

　6月の終わりはしっかりリフレッシュできたので、7月の初めの土曜日は、午前中ずっと続けている健康体操ダンスに行って、午後から北九州へ。その日は北九州の男女共同参画センター「ムーブ」の20周年記念フォーラム・懇親会にご招待を受けていたので、出かけてきました。
　たくさんの北九州の方々に会い、行って良かったなーと、家に帰り着いたのは6時頃。ちょっと疲れましたが、大事な会でしたので、行って良かった！

　次の日曜は朝6時半に起きて、自分の車で大分県の大山町へ。3年ほど前、ご縁があって、梅ジュースの開発のために1年間、ほぼ毎月通ったのを思い出します。前回の別な商品の開発からうちの会社の社員を出していたので、私は行っていませんでした。
　が、その社員がどうしても　都合が悪く行けないというので、私がピンチヒッターで行くことにしたのです。
　久しぶりの一人のドライブ。ちょっと緊張しましたが、無事到着。今回は梅関連商品のリニュアルの会議でしたが、6種類ぐらいの試作品が出来ており、試食しての議論でした。
　メンバーも何人かの方はいっしょで、3年前を思い出しとても楽しかったです。
　結局、次回も私が出席することになり、時にはこんな週末もいいかなと思ったものでした。