久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

シンガポール編

2016-12-28 14:51:31 | Weblog
 今年もあと4日になりました。毎年やって来る年末ですが、何とも慌ただしいこと・・・

 18日日曜は、9時から17時半までイオン九州の政策会議。数日前から「あー日曜なしか・・・」とちょっと憂鬱になるのですが、始まってみると1日、結構充実していてあっという間でした。でも一生懸命聞いていないと付いていけないので神経を集中して説明を聞きますし、意見も言いたいので、そのタイミングを考えたりしていると結構疲れます。1日終わると、頭はイオン九州のことで一杯になります。

 22日も今年最後の取締役会。その前に、政策会議に出席出来なかった時の説明に朝9時から1時間。そして、10時から2時間、監査役会に出席。今回は社長との懇談が1時間ありました。お昼を急いで食べて、13時から17時半近くまで取締役会。その後、忘年会。この日も1日イオンデーでした。


 映画「海賊と呼ばれた男」見ました?百田さんの発言等は好きではありませんが、彼の本はよく読んでいます。「海賊・・・」も大好きな本で、ウルウル、感動しながら何年か前に読みました。「永遠の0」も好きでした
 今回映画も良かったですねー。「永遠の0」と同じ、岡田准一の主演で、感動し何度か涙、涙・・・
 弱小企業が国の制度や大企業に挑みかかっていくところ、従業員を一番に考え大切にするところ、新しい仕事を見つけ考えだしチャレンジしていくところ、日本という国のある意味視野が狭く変革が遅いところに切り込んでいくところ、などなど私の大好きな要素がたっぷり入っている小説なのです。いやほぼ実話ですよね。
 感動するのと、あーいいなーと思う気持ちと、私もがんばろーという気持ちにさせてくれいい映画でした。一人で見る映画はいいですね!


 さて、前置きが長くなりましたが、マレーシア旅行の続きで、シンガポールに入国。前にも書きましたように、ヨーロッパのようにシェンゲン協定を結んでいる所は、国境を超えるのに何の不便もないのですが、マレーシアからシンガポールへ入るのに大変な時間がかかりました。

 この日の午後は移動だけで、ホテルへ直行。今回、シャングリラホテルのガーデン棟の方で、素敵なホテルでした。この日の夕食は、マレーシアの鍋料理・スチームボートでした。日本の寄せ鍋のようなので、肉も魚介も入っていてなかなかおいしい鍋でした。
 
 次の日は1日シンガポール観光。5年前に来た時もマリナ・ベイ・サンズなどにびっくりしたものですが、今回は以前来た時には工事途中だった、ガーデンズ・バイ・ベイが完成していて、つり橋を渡ったり、ガーデンを楽しみました。
 夜は夕食の後オプションで、マリナ・ベイ・サンズ前であるレーザーショーを楽しみ、まあ、観光客の多さや賑わいにびっくり。ほとんどの店が10時まで開いているとか。金融の街でもあるので、高層ビルには10時でも明々と電気が付いていましたし、24時間眠らない街を実感

 東京23区ほどの大きさの国に、人口540万人、中華系の人が74%、他は多様な国の人々が住んでいるそうで、ほとんど建物は高層。1,2億のマンションはざらで、外国人ビジネスマンの居住が多いそうです。
 では、一般国民はというと、公団の部屋が収入によって選べそういう所に住んでいるそうです。車は高くて買えないし、渋滞するので、地下鉄がとても発達しています。

 マレーシア合わせてたった4日間の滞在でしたが、活気あるアジアを見たという印象です。躍動している若者が多い街、日本とは随分雰囲気が違うなーと思いました。
 毎回、そんなに観光する所があるわけではないのに、なぜあんなに世界中から観光客が来るのだろうかと考えるのですが、ショッピング、グルメ、ちょっとした観光がキュッと詰まっているので、人は訪れるのでしょうか。

 シンガポールからの帰りは初めての2時半起き。何しろ朝6時半の飛行機ですから。あっという間の忙しい旅行でしたが、リフレッシュと見聞のいい旅になりました

マレーシア編

2016-12-19 17:31:25 | Weblog
 今朝の天神の温度は9.6℃、もう少し気温は低いかと思いましたが、風があったので、体感温度は寒かったです。

 今年もあと2週間。あー日にちが足りない家の大掃除はどうしよう・・・と言いながら、3連休の1日はゴルフに行くか・・・


 前回お話しした久しぶりの海外旅行、今回はマレーシア編。6日火曜日は、夕方成田を出発したので、移動日でクアラルンプールのホテルに着いたのは、夜中の2時過ぎ。
 次の日は少しゆっくり出発して、バトゥー洞窟(野生の猿がうろうろしている300段近い階段を登って、鍾乳洞内にあるヒンズー教の寺院見学)、独立広場、国立回教寺院、ペトロナスツインタワーなどを見学。
 マレーシアは、マレー系67%、中国系25%、インド系7%が共存し、宗教はイスラム教が61%なので、町ではスカーフを巻いている女性をたくさん見かけます。人口約3000万人。
 もうひとつ見学に入っていた、錫の加工場であるロイヤルセランゴールピューターが素晴らしかったです。日本人の案内係が、工場内を案内してくれ、ショールームもとてもきれいで、商品もモダンでした。これまでのアジアの国の錫製品のイメージをまったく変える、技術も素晴らしいものでした
 日本の観光も風光明媚な観光地もいいですが、日本の技術を紹介する工場見学やショウルーム見学を取り入れてもいいのではないかと思いました。

 昼食のあと午後からはバスで移動、リゾート地のポートデイクソンへ。夕方到着。ハイビスカスの形に配置された水上コテージのホテルです。
 小さい子供がいるファミリーにはいいかもしれませんが、正直、作りは安っぽいし、海は汚いし、子供連れが多く落ち着かないし、これまで行った、タヒチの水上コテージやモルディブのリゾートホテルなどとは比べものにもなりませんでした

 今回、最後のシンガポールまで、すべて食事が付いていたのですが、食事はどれも良かったです。ホテルのレストランや町のいいレストランで、中華、洋食、マレー料理、飲茶など似かよったのもありましたが、なかなかおいしかったです


 3日目はマラッカへ。マラッカ海峡など聞いたことはありますが、行ったのは初めて。昔の暮らしを紹介している博物館や寺院、砦、協会など歩いて見学。まあ、暑いこと。冬の日本から30℃以上の真夏に引き戻され、ちょっとくたびれました。クアラルンプールなどと違って、歴史のある古い港町という感じでしょうか。

 
 4日目も午前中はマラッカの海の博物館やマラッカータワーを見学して、午後、国境を越えてシンガポールへ。
 今回道があまり良くなく、渋滞していたりで、移動時間が結構かかって、国境を超えるのも、全部荷物をバスから出して自分で持って、出国、入国を大変でした。お年の方は大変だったと思います。

 シンガポールのホテルは、シャングリラH、さすがに落ち着いて、品があって、朝食もいい、素敵なホテルでした。
 では、またシンガポールについては、次回に。see you・・・

マレーシア・シンガポールに行ってきました

2016-12-14 09:09:07 | Weblog
 先週火曜から日曜まで、久しぶりの海外旅行。マレーシア・シンガポールに行ってきました。これまで、シンガポールは4度ほど、マレーシアはその時にちょこっと国境を越えて行く程度の訪問でした。
 今回は、マレーシアが4日、シンガポール2日というスケジュール。

 火曜日、朝早い便で成田へ。成田発クアラルンプールは17時15分の便なので、一旦成田で空港を出て、夫の案で、成田山の新勝寺、イオンモール成田見学、そして有名なウナギを食べに行きました。なかなか充実した1日。

 17時15分、だいたい時間どおりに出発。今回は10名のツアーです。7時間40分のフライト。機内では楽しみにしていた映画三昧。
 クアラルンプールと日本の時差は1時間。到着したのは、夜中の1時過ぎ。日本では、2時過ぎです。それからホテルに、寝たのは3時前だったでしょうか。

 詳しいことはまた書くことにして、今回の旅行の印象。マレーシアの建築ラッシュにびっくり。決してきれいな街ではありませんし、どこに行ってもトイレがきたない。しかし車は多いし、至る所に高層ビル工事。工事現場で働いているのはほとんどインド人だということです。

 シンガポールも観光客で溢れていました。次々に新しい観光目玉ができている感じ。5年前行った時には、マリナベイサンズHが出来たばかりですごいとびっくりしましたが、あの時建築中だった、植物園が完成。素敵な観光スポットになっていました。
 高級ホテル、グルメ、ショッピング、ちょっとした観光、カジノ・・・勿論金融の街でもあるのでしょうが、確かに人を引き寄せる国ですね

 兎に角、今回、アジアの2つの国の勢いに圧倒されて帰ってきました
 帰りは何と、日曜日、夜中の2時半にモーニングコール。6時半シンガポール出発という、何ともハードな旅行でした。因みに家に着いたのは夜の9時近く。月曜日は7時半から仕事、山のような仕事をこなしている今日この頃です。休んでリフレッシュしてきたのですからしかたないですね・・・詳しい旅行の中身は次回に

福岡県文化賞贈呈式に行ってきました

2016-12-02 13:57:10 | Weblog
 毎年この時期、福岡県文化賞の贈呈式があります。今年で24回目。私は、県の教育委員をしている時期に、この文化賞審査委員会副委員長を第17回から7年ほどさせていただいたこともあって、毎年この贈呈式には行くことにしています。


 実は、審査員をするまでは、このような賞があることは新聞などで知ってはいましたが、贈呈式に行くようになって、こんなに素晴らしい方々が福岡にいらっしゃるんだなーと感心しきり。途中から単なる贈呈式だけではなく、その方々の活動が良く分かるトーク形式でも紹介されるようになって、毎回楽しみに行くようになりました


 今年は11月30日にアクロスのイベントホールで開催され、行ってきました。今回受賞されたのは、創造部門に画家の田部光子さん、社会部門では、福岡県立図書館音訳の会、奨励部門では博多人形師の溝口堂央さんでした。


 初めに贈呈式があり、その後、林田スマさんと大塚ムネトさんが聞き役になって、それぞれの方々とのトークショーでした。
 田部さんは、ずっと以前から存じあげており、現在83歳というお年ですが、とてもチャーミングで素敵な方です。前衛的なりんごの絵が大好きです。
 トークの中で、主婦退職宣言をして、絵を書くことに専念して書き続けているお話や、東京で個展をしても数人しかお客が来なかったので、単身ニューヨークに乗り込んで個展をしたらたくさんの人に支持されて全部売れてしまったお話しなどとても楽しく聞くことができました。
 
 次に、図書館音訳の会の体表の方のお話は、実際に録音する機械を説明されながら、朗読との違いなど実際にやってくださり、ボランティアでこの会が41年も続いているのに感心しました。会場にはたくさんのこの会の方々が来られていて、素晴らしい活動だなーと思いました。

 奨励賞は、若手芸術家の登竜門のような賞で、主に40代の方々が選ばれています。今年は、博多人形師の方で、今ではほとんどないそうですが、高校を卒業して師の所に内弟子として寝食を共にして学んでこられたそうです。
 お話しされている傍に作品が置かれ、後ろのスクリーンに大きく映し出された映像の説明を聞いていると、人形の微妙な表情やしぐさが良く表現されていて、つくづく人形を作るってすごいことだなーと思いました。


 その後、九響の弦楽四重奏の演奏があり、文化に浸った締めくくりで終わりました。
 それにしてももっとたくさんの方々に来てほしい、応援してほしいなと思いました。来年は是非足を運んでみませんか。