久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

「永遠の0」見ましたか?

2013-12-27 14:11:53 | Weblog
 昨年から百田尚樹氏の本を次々読んで、すっかり百田ファンになり、「海賊になった男」も大好きな作品ですが、「永遠の0」も素晴らしい作品だと思っていました。
 待ちに待った「永遠の0」の封切りでしたが、本を読んでいるだけに映画はどのように描くのだろう、戦闘場面などどうするのだろう、などとワクワクしながら見に行きました。

 別々に見た夫とはちょっと感想が違うのですが、私は良く出来ていたと思います。今はCGを使ってどうにでも出来るのでしょうね。戦艦にしても空の戦闘場面にしても大変リアルで臨場感がありました。
 しいて言えば、映画は少しドラマ仕立てに偏っているような気がしました。ですから大石の回想である宮部の妻との場面が長過ぎる感じ。もっと先の戦争自体、日本海軍の指揮や判断の問題、さらに日本の軍隊・政府の判断の誤りなどにウエイトを置いて描いてもらいたかったなー、というのが私の感想。
 
 本にはこのあたりがとても良く描かれていました。本を読んで随分考えさせられました。 私たちは第2次世界対戦の詳細については教えられていません。戦争だから仕方ない面はあったのかもしれませんが、いかに軍隊に「人の命」という考え方が欠落していたか、戦争終盤の特攻隊を起草した考え方がいかに正気を逸していたか、などなど、私たちはもっと先の戦争を検証してその上で日本人のアイデンティティを作っていかなくてはいけなかったのではないでしょうか。
 詳しくは知りませんが、ドイツはナチの歴史をしっかり洗いざらい出して検証して、戦後のドイツを作ってきたのではないでしょうか。

 千円でこんなにいい映画が見れるなんて嬉しいことです。久しぶりに映画が終わってサザンの音楽が流れ字幕が出ている間も余韻に浸っていました。(普通は終わったらすぐ出ます)

 PKOにしても爆弾支援にしても、さらに改憲についてはもっとしっかり考え方を説明し、議論に時間をかけてほしいと思います。独裁的な、数の論理で短い時間の中で決めてしまうことだけはやめてほしいと思います。やはり改憲するのであれば先の戦争をもう一度検証し、反省するところから始めてはどうでしょうか、と思う今日この頃です。

 今年もお世話になりました。読んでいただいた方ありがとうございました。来年もボチボチ書いていきます。よろしく。では良いお年を。see you・・・

 

スケートに感動!

2013-12-25 17:38:18 | Weblog
 今年の12月は仕事は相変わらず忙しくバタバタしていますが、幸いなことに土、日にセミナーや勉強会、会合が入っていないのでゆっくり家の大掃除もでき(実は片づけが大好きで、引出しの片づけをし出すと1日中でもしています)、心穏やかに過ごしています。とは言うものの経営者としての大変さがいろいろのしかかってき、ちょっときつい日々を過ごしています
 
 そのような中で、とても感動したこと。今週日、月にあった、フィギュアスケート全日本大会、特に女子の試合はとても素晴らしかったですね
 特に1日目のSP、全員力を合わせたかのように、相乗効果が出たかのような感動の演技でした。年齢とたくさんの失敗を克服して落ち着きと完璧な演技だった鈴木明子、技術の確かさと伸びやかな手足、大人の表情が加わった浅田真央、若々しさ、やはり伸びやかな手足、そこに努力を重ねてきた自信が出た村上かな子、あの15才の子、宮里でしたっけ、この年であんなに大勢の観客の前であれだけの演技が出来るなんてすごいなーと思ったり。2日目は浅田がちょっと残念でしたが、考えて果敢にチャレンジした、という話を聞くと、皆、苦労して、苦しんで、努力して、努力してあの舞台に立っているんだなーと思うと、見ていて、今回ほど感動して涙が出そうになったことはありませんでした。

 大舞台で、観客の期待が嫌と言うほど分かって、きついだろうなー、緊張するだろううなー、怖いだろうなーと思わずにはいられません。

 積み重ねてきた努力は人に伝わりますね。皆何らかの苦しみは抱えているんですよね。そして人間は何とかそれを乗り越える力を持っているんですね。私も負けてはいられない、がんばらなくっちゃ、と教えてくれた20代の若きスケーター達でした

ヴァイオリンコンサートに行ってきました

2013-12-11 08:51:40 | Weblog
昨晩、国際ソロプチミスト福岡―東が主催する「五嶋龍チャリティコンサート」に行ってきました。
 アクロスのコンサートホールは3階までお客様で一杯。ソロプチミストの会員さんもたくさんみえていたようです。

 久しぶりのコンサートでしたが、とても良かったです。若々しくさわやかな、それでいて力強く繊細な・・・
 昔私もピアノを習っていたので、どうしてあんなに難しく長い曲を空で弾けるのだろー
と思って聞いたり・・・
 曲目は、序奏とロンド・カプリチオーソ、これは聞いたことがある曲でしたが、次からのセザール・フランクのヴァイオリン・ソナタイ長調、セルゲイ・プロコフィエフのヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調、これらは初めての曲、そして最後はパブロ・デ・サラサーテのツィゴイネルワイゼン、さらに3曲も良く知っている曲をアンコールで弾いてくれたのです。
 曲の解説を見ると、どの曲も1800年代の作曲家の曲で、比較的新しい曲で構成されていました。
 男性のヴァイオリンもなかなかいいですね。とても素敵な時間でした
(この日絵の貼り付けがうまくいかず、そのままにしていたのを忘れていました。ちょっと時間が前後します)

東儀秀樹コンサートに日田まで行ってきました!

2013-12-09 14:29:38 | Weblog
 このところコンサート続きです。本当はこの情報、facebookに挙げたかったのですが、写真をまったく取っていなかったので、こちらに書きます。

 数か月前、仕事で日田に行った時に見た1枚のポスター、そう、かつて大好きだった東儀秀樹のコンサートが日田である!帰ってスケジュールを確認し、早速チケットを購入。
 それが、先週の金曜日でした。バスで行こうか悩んだのですが、思い切って車で。朝会社に乗ってきで、近くの駐車場に止めておき、夕方、もうワクワクドキドキで日田に向かいました。というのも一人で車であまり遠出をしたことがないので、運転も緊張。
 でも無事、思ったよりも早く着き、すぐ一杯になるという会場の駐車場にも入れ、まずはホッと。

 夕食食べておかないと終わると遅くなってしまうので、パトリアの中で食べることにしました。それが当たり!天領豚のトンカツ定食でしたが、豚もソースもおいしかったですし、ごはんもつやつやでおいしかった!あまりおいしかったので、追加でアイスクリームまで付けて、開演前に満足満足

 そしていよいよコンサート開演です。端の方を除いてほぼ会場は満席。第1部は、平安調の舞台で、笙、篳篥(ひちりき)、竜笛を演奏する3人も平安の装束。篳篥の東儀さんを中心にお母さんが笙、お姉さんが竜笛を演奏します。
 これまでに2回ほどコンサートには行っていますが、久しぶりに聞きいて、あーやっぱりいいなーと思いました。心に響くものがあります。楽器の説明や、源氏物語や枕草子にこれらの楽器がでてくる場面の話など、途中のトークも面白く楽しみましたが、出来ればもっと演奏を聞きたかったなーと。しばし深く豊かな気持ちになりました
 それにしても54才という東儀さん、細くてスタイルのいいこと、あんな50代の男性もいるのですね。
 
 帰り、会場で新しいCDを購入し、9時過ぎ、そのCDを聞きながら車を飛ばして帰ってきました。
 このまま夢見心地で帰ってくれば良かったのですが、ちょとした初体験を。行きからちょっとガソリンが危ないかなーと思っていたのですが、帰り途中、赤ランプが点灯。しばらくは大丈夫と思ってももし途中でガス欠になったら大変なので、高速を降りてから急いでガソリンスタンドに入りました。
 時間も時間ですし、今はほとんどセルフですよね。実は、今まで一人でセルフに入ったことがないのです。でもそんなこと言っていられないので、思い切ってやってみることにしました。スタンドは無人ではないのですね。おじさんに半ば呆れられながら、教えてもらって注入。やったー一人でできた!というちょっとお粗末な結末でした・・・