久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

みなさんは気持ちをどう収めますか?

2010-09-30 11:26:49 | Weblog
 これまでも、お店、レストラン、ホテル・旅館、利用した所で、”良かったなー”と思った所もたくさん書きましたし、”2度と行くものか”と思った所も私の意見として書いてきました。
 いい所は、その場で直接言ったりもしますし、周りの人にも「あそこ良かったよ」と話します。
 しかしもう一方の良くなかった所については、勿論周りにも「ひどかったよー」と話しますが、どうもそれでは気持ちが収まりません
 旅館やホテル等でアンケートが置いてある場合は、堪りかねた時は書く時もありますが、何しろ面倒くさい!口頭で、気楽に言える所があればいいのですが・・・

 先日泊った旅館は、10本の指では足らないくらい言いたいことがありました。帰り途も夫と「もう2度と来ないだろうから・・・」という会話を何度したことか・・・
 決して安い旅館ではありませんし、以前皇族も泊られたという写真が飾ってある所だったのですが・・・
 やはりそういう所は、フロントや玄関の所に責任者らしき人がいないなーというのも感じましたし、部屋にアンケートも置いてありません。
 こういう思いをすると、泊った旅館だけではなく、その地域もそしてその県のイメージまでも悪くなってしまいます

 普通大手の企業であれば、お客様相談室を設けていて、フリーダイアルで苦情や意見を言える所があります。中には、クレーマーと言われるようなお客もあって、相談室の方は大変だという話はよく聞きます。
 しかし、嫌がらせや故意に文句を言うのではなく、「もっとこうだったら良くなるのに」とか「ここはちょっとよそと比べてもおかしい」というようないい意見を持っているお客もいると思います。

 結局は”一事が万事”。良くない所はお客の意見を聞く姿勢もないし、いい所は、より良くしていこうとさらにお客の意見を聞いて少しでも改善していこうとする・・・こういうことかもしれませんね。
 
 パッケージ旅行に行くと、必ず最後にアンケートを書いてくださいと渡されます。書く時もありますが、アンケート自体が書きにくかったり、書いても役立てているのなかーと思ってしまうと、いい加減に書いて出すということにもなります。
 
 要は、企業姿勢ですよね。本当に少しでもお客様の声を聞いて改善していこうとしているのか、ただのパフォーマンスなのか。
 そういう意味では、企業は本当にお客様の方を向いているのか、企業のお客様対応はまだまだ本物ではないのではないかと思う今日この頃です

またまたプレゼンをしました!

2010-09-29 17:30:42 | Weblog
 昨日、福岡県の新生活産業くらぶにおいて、ビスネットがこの4月に立ち上げた新しい事業「わいわい塾推薦商品認定事業」のプレゼンをしました。
 この事業は、10年目に入った当社の目玉で、発表以来、ありがたいことに、新聞、ラジオ、雑誌等マスコミにも取り上げてもらっていますが、チャンスがあればあらゆる所でアピールしようと今回のプレゼンにもチャレンジしました

 新生活産業くらぶとは、県が雇用と新産業の創出を目指して6年ほど前に立ち上げたもので、設立当初から当社も会員になっています。サービス産業を中心とした企業が会員となっており、現在200社以上会員登録されているということです。
 子育て、高齢者介護、安心・安全など9分野のサービス事業を推進していこうとするもので、年に何回か勉強会や交流会、情報交換会をしています。

 昨日は、6社がプレゼンを行い、その後1時間ほどの交流会。プレゼンは各社15分でその後、トーマツコンサルタントの江藤氏に質問やコメントをいただき終了。
 以前、やはり県のベンチャーマーケットでプレゼンをしていたので、その時使ったパワーポイントを少し短くして、発表は時間内にできたのですが、後で反省しきり。どうも事業の説明のみの話し方になっていて、せっかくいろいろな企業の方が来られていたので、たとえば、「わいわい塾に出演しませんか」とか「認定にチャレンジしてみませんか」「いい商品、サービスがあったら紹介してください」というような最後のアピールが足りなかったなーと思いました

 交流会では、たくさんの方々から「プレゼン聞きました。おもしろい事業ですね」とは言っていただきましたが、すぐにビジネスに繋がるような話はまだまだでした。

 しかし、何といっても、自分たちで考えた事業を進めて行くのは大変ですがおもしろいものです。どうすれば認知度が上がるか、どうすれば認定を取られた企業さんの商品が売れるか、どの企業さんとどの企業さんを繋げば、お互い、当社も含めてwin winになるか・・・
 考えることは山ほど・・・頭の中はあれやこれや・・・こんな毎日ですが、これからもチャンスがあればアピールをしていこうと思っています

改めてソーシャル・ビジネスを考えるきっかけに・・・

2010-09-28 11:37:47 | Weblog
 昨晩、会として16年目入った「女性経済フォーラム」の会合がありました。この会は、15年前仕事をしている女性有志が集まって作った会で、メンバーは随分変わりましたが、現在50名ほどの会員で2か月に1回程度、経済の勉強会を開催しています。

 昨日は、九州大学知的財産本部特任教授の岡田昌治先生に、「ソーシャル・ビジネス」について話していただきました。
 以前ブログにも書きましたが、ノーベル平和賞受賞者のムハマド・ユヌス氏が7月に日本を8日間回られ、その1か所として福岡で朝食会やワークショップ、大学での講演などをされたのに参加して、大変感銘を受けたので、もっとたくさんの人にこのことを知ってもらいたいと、先生に講演をお願いしたのです。
 今、私のデスクの後ろには、ユヌス氏の写真盾が飾られており、そのくらい私はこの方の考え方に心動かされたのでした

 岡田教授のお話は、1年ほど前に海外でユヌス氏を紹介され、その考えに賛同し、またユヌス氏から大変信頼されて、今回の日本公演の全てのコーディネートを頼まれた経緯や、8日間の様子の写真紹介、そして、改めてソーシャル・ビジネスとは、という内容でした。
 
 ユヌス氏は、バングラディッシュの方で、自国の女性が大変弱い立場にあり、仕事をしていても悪い男性に搾取されいる。見かねてまず借金を返してやり、さらに少しのお金を貸して、自分でビジネスが出来るように指導したそうです。そうやって、初めは一人の女性からで、2人、3人と経済的に自立できるように助け、ついにグラミン銀行という、無利子で貧しい国の女性たちにお金を貸す銀行を作り、何と回収率は99%だそうです
 そこからソーシャル・ビジネスという、いままでのビジネスとは違う考え方、すなわち、儲けていいのですが、ビジネスの内容が社会的に必要とされている分野であること、株主に配当しない、などを掲げた考え方を打ち出されたのです

 日本でも今回のユヌス氏の来日により、ユニクロが提携をする話や、九州大学も財団を立ち上げるような話もでてきているようです。
 決して、これまでのビジネスを否定するものではありませんが、お金を動かして儲けるビジネスや、働いている人が生きがいも持てず疲弊していくようなビジネスのあり方に、ある意味警鐘を鳴らしているとも思えるのです。

 社会で困っていることをボランティアではなくビジネスとして立ち上げる。日本にもそのニーズはたくさんあるでしょうし、何よりも女性の力がまだ眠っていると思います。
 私の考えは、健康で働ける人は皆働いて(働き方はいろいろでいいと思います。また人生のライフサイクルによって、短時間だったり、非常勤の働き方もあると思います)少なくても自分で対価を稼ぐこと、そして、少なくてもいいので、社会に参加している以上、税金を払うこと、これが私の理想の社会です。
 そんな考えを確信させたれる昨日の講演でした
 

あーがっかり・・・

2010-09-13 17:25:50 | Weblog
 今日お昼のこと。12時に行きつけの病院で薬をもらう予約をしており、昼休み兼ねて約束の5分ぐらい前に着くように病院に行きました。大体混んでいるので、待つことは覚悟していましたが、結局50分待って、診察は2分。薬をもらうだけでいいのですが、ただ出してはくれず、診察、たった2分の診察を受けないと薬は出してくれません。本当にくたびれます、病院で待つのは

 そして、1時過ぎの昼食。前にも書いたように私にとって昼食は大切なもの。その時のお腹具合や気分で食べたい物・所を選びます。今日は外で食べようと、病院の帰り道いろいろ考えた末、味は今いちですが、雰囲気を選び、岩田屋の4階に。
 すいていたので、窓際の好きな席に座れ、和風カルボナーラを注文。こんなにおいしくないパスタを食べたのは初めてです。麺が茹で過ぎてベトベト、上にジャガイモ、さつまいも、かぼちゃ、人参、ブロッコリーが絡めてあって、野菜が多いのはいいのですが、カルボナーラの味と全然あっていなくて・・・
 大体店に入った時から、しばらくお客が来たことにも気づかず、イヤな雰囲気だったのですが、この料理はひど過ぎます。アイスコーヒーのコスターに「このカルボナーラ、いくら何でもひど過ぎます」と書いて帰ろうかと思ったぐらいです。
 
 こんな時どうしたらいいでしょうね?勿論2度と行きませんが、腹の虫が収まりません。ここは、何年か前に前の店から変わったんですよね。前の店は、料理もいいし、量も丁度良く、デザートがプラス200円ぐらいで食べれて、少し高いランチになりますが、とても気に入っていました
 変わって今の店になり、オープンの時案内が来て行ったのですが、前の店に比べて、おいしくないなーと思ったのは覚えています。それからずっと行っていなかったので、少しは変わっているかと期待したのが間違いでした

 先週土曜日、久しぶりに夫と行きつけのイタリアンに行ったのですが、いつもここの料理には満足して帰ってくるのに、この時はちょっと・・・
 7月から9月一杯まで夏メニューでオマールや桃の冷たいスープなどを楽しみに行ったのですが、まだまだ暑いとはいえ、秋になりかけているところだったからか、冷たいスープがぴんとこず、また他の夏風なメニューが何となく季節外れのようで・・・どうなんでしょう、提供される季節感は、服にしても飾り付けにしても、料理もちょっと先取りの方がいいのではないかなーと思ってみたり。
 それだけではなく、シェフもちょっと夏バテか、味に精彩がなく、今回は感動がなくちょっと残念でした
 
 いただく方はだんだん口が奢ってくるし、レストランも大変ですよね。でも、外食が減っているなか、またたくさんある飲食店の中で「あそこに行きたい」と選んでもらうためには、いつもお客に満足を与える努力が必要なのではないでしょうか。そんなことを思った今日この頃でした

改めて感謝!そして新たなパワーを・・・

2010-09-09 17:03:00 | Weblog
 昨晩、八仙閣の大広間で約200名もの元気な企業人が集まった、ibb fukuoka project10周年記念パーティが開催されました
 ibb projectというのは、今から10年前、本業は不動産業である廣田商事の廣田社長が、ベンチャー支援、インキュベート活動を目的に、天神にibbビルを建設。そのビルの3階と4階のフロアーをベンチャーに安くオフィスを提供。それだけではなく、会議室や来客室を設け、また入居者のネットワーク作りや経営アドバイスなどの支援も行われるというような、そのようなビルを作られたのです。

 実は、ビスネットもこのビルできたその年の12月に入居させていただき、2年半お世話になったのです。今ビスネットが10年近く続けてこられたのは、まず、このビルに入れていただいた廣田社長のおかげだと思っています

 今思い出してもヒヤ汗が出ますが、入居審査面接の時に、設立メンバーの3人で廣田社長とココシスの岡部さんとを半ば押し倒すようにお願いして強引に入れていただいたという経緯が懐かしく思い出されます。
 このお二人、いつもにこにこ暖かく見守ってくださり、銀行をやめて女性だけで会社を作るなど、きっと危なかしくてヒヤヒヤして見ていらしたと思いますが、初めの2年半、どんなにか心強かったことでしょう。今でも私たちのスタートであった、あの10坪ぐらいの狭い部屋の情景を思い出しますし、と同時に”自分たちのオフィス”という喜びと誇らしげな気持ちを思い出すと胸が熱くなります
 それくらい思い出深く、そして、廣田社長には感謝、感謝です

 2時間半ほどのパーティでしたが、県商工部部長の挨拶に始まり、廣田会長(昨年(株)アイ・ビー・ビーという会社を設立。ご自身は会長に。)のこれから20年の長期事業計画発表などがあり、またメンバー同志の名刺交換も盛んに行われ大変活気ある会でした。

 ここに集っているメンバー、ibbの卒業生が100名ほど、その他何らかibbに係わりのある人の集まりでしたが、普通福岡の経済界のパーティでお会いする大企業の方は居られません。でもこんなに元気で、皆必死にビジネスを考えていて、会社を良くしていこうとしているように見える集まりだったのです。中小・零細企業、がんばっていますよね
 行政が主導するこのような会はたくさんありますが、民間の企業で10年も続けてこられた事業、そしてこのネットワークは素晴らしいなと思います。

 実は、最後にくじ引きがあり、200名の中から4人しか当たらないくじ引きに、何と一番初めに名前を呼ばれてびっくり(私のくじ運の悪さは有名で、今までほとんど当たったことがありません)こんなことがあるんですねー
 くじの所でも「ビスネット久留さん」と言われるし、最後のココシスの岡部さんの挨拶でも「女性3人元気でがんばっているビスネットさん・・・」と卒業生の例として言っていただくし、なんだかとてもラッキーな日になりました。ビスネットにとっていい気運な・・・と思える夜でした

今年も事業仕分けをしました

2010-09-07 13:08:12 | Weblog
 今年も9月3日午後、4日は1日中、場所は健康づくりセンター”あいれふ”で「福岡市事業仕分け」が行われました。今年で3回目ですが、私は初めから係わらせていただいており、3回目の仕分けとなりました。

 今回1日目は1班、2日目は2班に分かれて、合計24事業を仕分けにかけました。この24事業を選んだ経緯ですが、まず、市役所内の各部署に重点事業など特別な事業を除いて、予算500万円以上の事業を出してもらいます。それらが約1,250事業。その中から事業全体の20%に当たる事業を各局が選定。それが260事業。
 それを7月の末、仕分け委員(外部評価者)の中の3名が、
   ○議論の広がりが期待されるもの
   ○評価の視点が分かれそうなもの
   ○第三者評価に馴染むもの
という視点で、24事業に絞り込みました。

 昨年に続いてここから係わらせてもらいましたので、事前に7㎝ほども厚さがある資料が送られてきて、目を通しておきます。半日かけて市行政改革課と協議しながら24に絞りました。
 絞られた24事業については、選定の時の3委員が出した追加資料を加えて、全外部評価者(委員8名+市民委員8名)に事前に送られます。それをしっかり読みこんでおいて、当日に臨んだという経緯です。

 3日は、委員は11時半に集まり打ち合わせ。1時開始でしたが、部屋にはたくさんのカメラと一杯の聴衆。関心の高さにびっくりしました。
 正直、3度目にも係わらず、結構あの雰囲気は緊張するもので、一番初めの仕分け事業の説明が担当部署からあり、自分が質問をするまでは何とも落ち着かなく、1回質問をして意見を言ってやっとエンジンが掛かってきたという感じでした

 昨年と違って、この日の市民委員男女2名はとても意見をはっきり言われる方々でびっくりしました。昨年は、試みに大学生を入れたりしましたが、市民委員も含め、なかなか意見が出ず、座長は苦労されたようでした。

 1日目の議論の中で印象に残っているのは、「水洗化貸付金」と「女性駅務員対応駅舎工事」です。
 まず前者、そもそも「水洗化貸付金」とは、昭和41年福岡市が始めたトイレの水洗化に伴って、その機器を自前に買えない人に対して、43万円を無利子で貸し付けるという、条例でも定めてある事業です。
 勿論、水洗化というインフラを整えて行く中で、個々の市民の家のトイレを水洗にしなければ何にもならないので、行政として進める上で貸し付けるということはいいことなのですが、現在水洗化していない世帯が5,402あり、対象は年々減少、しかし市としては、行政の使命としてこの事業をずっとやっていくと言うのです。
 ある委員から、水洗化を促したり、今後年々対象者が減ってくる事業を永遠やり続けるのか、私や他の委員からも、しない人はいくら言ってもしないだろうから、3年ぐらいを目途に最終年を定め、その間少しでも水洗化率を上げるためにインセンティブを付けたりしてはどうか、などいろいろ意見が出ました。
 昨年もありましたが、行政の方々は、やり続けることが好きです。いいことだから、市民が喜んでいるから、条例で定められているから・・・などなど、理由を付けて、担当者が変わっても、疑問ももたずやり続ける。
 どのような事業も絶えず、何が目的なのか、目標はどこに置くのか、いつまでやるのか、など考えながら進めていくものではないでしょうか。
 こういうところが、仕分けをしていて、市民感覚と乖離しているなーと思われるところです

 もうひとつの「女性駅務員対応駅舎工事」。これは、実は委員と担当部署との議論というより、委員内部での議論になった例です。
 国をあげての男女共同参画社会づくりの一環として、平成11年に労働法の改定があり、女性も深夜労働が認められるようになったため、福岡市の地下鉄女性職員も男性と同じように24時間シフト勤務につくようになったのです。
 これまで各駅舎には男性用の仮眠室しかなかったので、女性用を作るということで、毎年1,000万円を計上しているのです。七隈線は新しいので、女性用はすでにあり、空港・九大線にまだ整備せれてない駅が8駅。これを進めていくというものです。
 これについて、約3名の委員は、もうこれだけで充分ではないか、整備されている駅だけに女性を配置するシフトにすればいいではないかという意見です。
 一見普通の意見のようですが、、男女を意識したシフトの組み方、配置、それ自体を作ってはいけないと思うのです。男性も女性も同じように仕事ができる整備は、公共の職場としてしなくてはいけないと思います。この点に関しては、効率だけでは測れないことです。
 担当者の反論も男女共同参画をしなくてはいけないのでの一点ばりではちょっと説得力が弱かったですね。それで、私が一人で他の委員と戦う羽目に・・・

 男女共同参画社会の考え方は、望む人には女性も男性も平等にチャンスが与えられる社会のこと。そのための社会整備は「男女共同参画基本法」を作った国の責務です。そして、県や市町村もそれを受けた条例を作っている所は、その責務が生じます。

 女性に無理に深夜勤務をさせなくていいとか、女性だけのペアの勤務にしてしまえば一部屋でいいとか、そのような話は別な議論です。性別によって機会が平等に与えられないことは違法になります。
 さらに目先のことだけではなく、大きな視点で考えてみると、もっと女性の力を社会に、経済界に生かせば、もっと活力ある日本になると思うのです。それを阻害している要因を少しづつ取り除いていっている状況なのです。
 しかし人の意識だけはなかなか変わりませんから大変です。

 2日目は、それぞれ4名の委員と市民委員3名の組み合わせで2班。1班に午前3事業、午後6事業を仕分けしました。この日私の班で印象に残ったのは、「アジア太平洋都市サミット」「アジア経済交流センター等事業」この2つにも関係する昨日かかっていた「福岡アジア都市研究経費」です。
 福岡はこれからの都市戦略として、またこれまでの歴史を踏まえて、アジアとの関係は大変重要でしょう。それでこのような機関や行事がいくつかあるようです。それがなかなか市民に伝わっていないのと、やっていることの明確な目標や成果が見えないことに、すべての委員が意見を言っていました。
 研究、情報収集、セミナーなどやっていることに自己満足しているようにも見えます。また、穿った見方をすれば、市退職者の天下り先は・・・とも思えてくるのです。
 アジアの国々とのネットワーク、情報交換、研究・調査など重要性はよく分かっています。そのためには、今ある組織や会議を整理して、明確な目的、目標を定めた組織編成をするべきではないでしょうか。

 全体を通して感じたことは、行政マンにもう少し柔軟な豊かな発想力がほしいということ。これまでの経緯や、バックや諸事情はあるでしょうが、それを超えて、発想の転換をしてほしいのです。少なくとも、仕分けで委員が言ったことは、「あーそういう考え方もあるのか」ぐらいは受け止めてほしいのですが。まだまだ守りに終始している方もいます

 2日間、正直しっかり疲れました。が、とてもいい勉強をさせていただいたと思うと同時に、市民として市政のことが分かってなかなかおもしろいし、益々福岡市を応援していきたい、がんばってほしいなと思っているところです


怒り心頭!

2010-09-02 16:08:32 | Weblog
 今回の民主党党首選挙については、いろいろ思うところはありますが、コメントは控えるとして、とても頭にきていることがあります
 昨日のTVニュースを見ていて、小沢一郎氏の傍にいる谷亮子は何なのでしょうか。この6月に議員になったばかりですよ。小沢さんに見込まれて選挙に出たのでしょうが、参議院選に出る時も皆、何で谷亮子が?って言っていました。
 柔道選手として、また家庭を持っても、子供を育てながらもオリンピックに出、優勝していく姿は立派だなーと思っていましたが、選挙に出ると聞いた時は、彼女が政治?とびっくりしました。が、あれよあれよと議員になってしまい、それからこの3か月何をしてきたのでしょう

 どうしてこんな新人議員が小沢氏の横で「がんばろーがんばろー」などと言っているのでしょうたぶん小沢陣営の仕掛けで、やらされてるのだとは思いますが、それを受けてやる方もやる方。

 昨日は、菅総理、小沢氏の公約をしっかり聞こうといくつもニュースを見ていましたが、谷亮子がどこにも出てくるので、だんだん腹が立ってきて書いた次第です。女性がうまく利用されているともみれますし、それに乗せられて身の程知らずの女性にも腹が立ちますね

おもしろいランチ見つけました!

2010-09-01 13:45:37 | Weblog
 ちょっとおもしろいランチを見つけました。私のオフィスのある辺りは、食べる所もたくさんありますし、お弁当も激戦地、コンビニもすぐの所に4件ぐらいはあるでしょうか。特にお弁当はすごくて、私は、弁当の場合、オフィスに居れば、朝電話で注文を取ってくれるマクロビ弁当500円にしているのですが、オフィスの前には、いろいろな弁当屋さんが並びます。380円なんてのもあるそうです。兎に角ランチは選り取り見取り。
 でも本当に食べたい、満足感の高いのは数えるほどしかありません

 今日行った所は、仕事で前を通って知ってはいたのですが、今日は丁度昼時だったので入ることにしました。中華のバイキングです。おもしろいのは、通常ランチバイキングは時間制限なし、食べ放題で1,385円ですが、もうひとつコースがあって、制限時間45分、ワンプレートバイキング(フリードリンク付き)で880円というのがあるのです。
 入って詳しく説明を聞くと、ラーメン、お粥、デザートはダメ、兎に角ワンプレートに1回きりということでした。
 店内は上手に席が分けられていて、通常のバイキングの人は木の皿が、ワンプレートの人用は目立つようにか、区切りが付いている赤い皿が置いてある席に通されます。なかなか考えていますよね。たとえば赤い皿を持って2度目を取りに行こうとしてもすぐ分かりますものね。従業員も目を光らせているようです。
 私なんかは、バイキングといってもそんなに山ほど食べられませんし、いろいろ好きな物だけ食べられるのが良くてバイキングを選びますので、この形は値段から言ってもぴったり。フリードリンク付きなので、結構満足感はあります。私の近くの若い男性なんて、お皿からこぼれそうなほどついでいましたが。
 
 さらに、もうひとつ気が利いているのは、食事が終わって、コーヒーを飲み始めた頃、「今、ビジネスバイキングご注文の方にサービスで、マンゴープリンをお出ししているのですがいかがですか」と。デザート付きではないのはちょっと寂しいなーと思っていたので、グットタイミング。満足感大
 
 料理も最後のマンゴピリンもものすごくおいしいというほどではありませんが、近くを通ったらまた行ってもいいかな、と思わせる、ちょっとした工夫、お客の気持ちに合ったそんなやりかただなーと思ったことでした