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このところちょっとした野菜ブームですね。”野菜を食べよう””緑黄色野菜ジュース””野菜は血液をサラサラにする”というように、野菜はまるで現代人の健康
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の救世士のようです。
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先月中旬、ちょうどラベンダーの時期に北海道・富良野に行ってきました。ラベンダーや周辺の景色の素晴らしさは毎回感動しますが、今回もうひとつの感動が・・・
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ホテルで出される料理
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が素晴らしかったのです。北海道らしさを充分感じることができる感動
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の料理でした。昨年も2泊違うホテルに泊まったのですが、どちらも良かったので今年も同じホテルに、両親を連れて行きました。
昨年は、初めに泊まったオリカでは夕食を和洋折衷を選び、2泊目の富良野ホテルでは洋食を選びましたが、今年は、両親にも相談しました結果、年の割には洋食が好きなので、2夕食とも洋食のコースに。
2泊目の富良野ホテルの夕食の途中から、4人の会話は、「何て素晴らしい料理だろう。昨晩とどちらかに投票しなくてはいけないと言われたら、どっちにする?」と言う具合に。それくらい甲乙付け難いほど、どちらも良かったです
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まず、どちらも素材がいいこと。北海道は本当に食材が豊富です。ホタテ、じゃがいも、トウモロコシ、肉などなど、特に今回季節もあるのでしょうが、野菜のおいしかったこと。そして、料理全般が、野菜が主役のような作りなのです。あまり味付けをせず、肉や海産物などとの調和を大事にしながら、野菜本来のおいしさを出している、とでも言ったらいいのでしょうか。じゃがいも本来の味を楽しめて、肉ととてもマッチしているというように。
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演出や器もどちらも素晴らしかったです。一番のサプライズは、オリカの朝食で、目の前に、竹のコスターの上に小さな細いグラス(一口ビアグラスというのでしょうか)が置いてあります。何が来るのかな?ジュースかしら、牛乳?おもむろに白いポットから注がれたのは、かぼちゃのスープ。それも暖かいスープ。サプライズと同時に、朝のお腹に優しい味です。
このように、素材、料理のおいしさ、盛り付け、器、調和、演出、優しさ、これらすべてが揃った食事というのでしょうか
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その土地のまさにその季節の野菜を味わえた料理。つくづくと地産地消!は素晴らしいと思いました。当たり前といえば当たり前なんですよね。季節に取れた物をその場でいただく・・・
肉や魚も食べるし、ちょっとしたことですが、野菜にウエイトを置いた食事の心良いことも分かりました。年齢にもよるのかとも思いますが、我々の年齢になると胃袋の具合や食べた後の心地よさも大事なご馳走のポイントになります。
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私たちは、もう少し周りを見回して、季節の、そしてなるべく近くで取れる物を買うようにしなくてはいけなせんね。環境で言われるところの”フードマイレイジ”のことも考えて。