久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

いい企業を応援しよう!

2008-07-23 11:45:22 | Weblog
 昨日、私どもの会社が主催している「消費者と企業のわいわい塾」がありました。出演企業さんは2社で、(株)アントレという博多大丸でエステ・ネール・美容室などをされている会社と佐賀県鳥栖市でみつせ鳥を製造・販売されている(株)ヨコオでした。

 「わいわい塾」とは、3年前に当社が、企業と消費者をもっとダイレクトに繋ぐことはできないかと始めた塾で、2か月に1度、2社の企業に出演いただいて、企業の考え方や業界の話、商品のPRをしてもらい、集まってもらった消費者から質問や意見をだしてもらい、やりとりをする会です。

 すでに50社以上の企業に出演いただき、何社かの企業さんは2度も3度も出ていただいています。これまで、福岡の企業さんだけではなく、熊本、人吉、鹿児島、佐賀からも来ていただきましたし、牛の食肉生産・販売の企業、旅行業、通信、味噌、かまぼこ、洗剤、化粧品、薬局などなど、いろいろな企業のいろいろな商品・サービスについて話を聞きました。いつも思うのが、「へー知らなかった。誤解していた」「こんなに企業はがんばっているのか」「いい商品を知って良かった」です。
 聞きに来られた消費者の方(わいわい塾会員となっていただいた消費に関心の高い消費者の方々)からも、毎回好評で、「いい企業や商品を紹介してもらって、本当に良かった」ととても喜んでいただいています
 企業の不祥事や偽装事件が多い中、私たちは、がんばって、誠実に事業をされている企業さんもたくさんあるんだということを消費者に知ってもらいたいし、私たち消費者はそのような企業さんを応援していかなくてはいけないと思っています。

 話は戻りますが、昨日出演のアントレさんの話からは、いままでのエステの認識が払拭され、それだけではなく企業としても34年間誠実に、地道にやってこられたことがよく分かりました。
 これまで9割近くのエステが、痩身や脱毛を主としたビジネスをしており、それも高額な前払いだったのに対して、アントレは、心や体を癒したり、助ける本来のエステであり、支払も1回1回払うもの。このような企業方針と同時に、健康で美しくいるためには日頃からどのようなことを心がけたらいいのかなど、本当に参考になる話でした。
 また、アントレの素晴らしいところは、ビジネスの面だけではなく、ボランティアで、障害者の方にエステの技術をつけてもらって、企業に雇用してもらうよう手助けしたり、老人ホームにエステやネールのサービスに行って、大変喜ばれたりということもされているところです。
 
 もうひとつの企業さん、みつせ鳥のヨコウさんは、また私たちが知らなかった、鳥の違い(地鶏、ブロイラー、銘柄鳥など)や雛はフランスから輸入して、どのような飼い方をし、どのような餌をやっているかなど、これまで知らなかった話を詳しく聞くことができました。
 ここでも、誠実に一生懸命、消費者においしい、安全な肉を食べてもらいたいという思いが伝わってきました。

 実は、ここまでは、18日金曜日に書いていたのですが、20日の読売新聞にこの日の「わいわい塾」のことが大きく取り上げられました。(ビスネットのHPに記事を載せていますので見てくださいね)16日の「わいわい塾」で取材されたので、出ることは分かっていたのですが、こんなに早いと思わなかったのと、こんなに私たちの主旨をしっかり捉えて、スペースを取り、書いてくださったことを大変嬉しく思いました

 このように、私たちは、会社として、誠実にがんばっている企業さんを見つけ出してこなくてはいけませんし、また一方消費者として、そのような企業を応援していかなくてはいけないと思っています。
 決していらない物でも何でも買えと言っているわけではなく、まずは、いい企業、いい商品を見極める目を持ってもらいたいのと、買い物をする時に、そういう企業の物を選んでほしいという思いなのです。

 企業は信頼できない、と何となく消費のマインドが冷えることが一番よくないのではないでしょうか。経済活動は盛んである方がいいと思います。企業ががんばってくれて、私たちの生活を豊かにしてくれているとも言えるのでは。勿論、これからは、エネルギーや環境を考えた、賢い選択が重要です。
 そこで、益々、いい企業と消費者の出会いが必要となってくるのではと思う今日この頃です。
 

いい番組はおもしろい!

2008-07-16 18:12:33 | Weblog
 NHKの「プロフェッションナル」という番組を見たことありますか。何曜日の何時とあまり意識していなくて、なぜかたまたま良く見る番組です。おもしろいですねー。
 昨日は、プロ棋士、羽生名人と森岡?名人の話でした。以前、羽生名人一人の番組もそれはそれはおもしろかったのですが、今回は、小学校4年生の時からのライバル棋士の苦闘とお互いの関係性などが大変興味深く描かれていました。

 将棋の試合って、1戦に16,7時間もかかるんですね。そんなに長い時間、ひとつのことを考え続けるなんて・・・とか、タイトルを賭けた試合は6戦も7戦もあって2か月にも渡ってするんですね。いくら仕事とはいえ、大変な世界です。
 将棋のような先の先を読んで、相手の考えを想像してなどという頭脳は持ち合わせていないので、想像を絶するのですが、昨日の番組では、試合中何度か”二人だけにしか分からない世界”が出来ていくという表現をされていて、これもまた不思議なすごい世界だなと思いました。
 たったあれだけの盤目とコマの数から、どうして今までの将棋の歴史の中で、展開されたことのない局面が生まれる、なんてことあるんですねー。

 羽生さんが言った言葉で印象に残ったのは、「たくさんの相手がいたからここまでこれた。相手との戦いなんだけれど、相手と作り上げていくことによって、考えたこともない世界が生まれてくる」というような表現をしていたと思います。
 おもしろいですね。特に羽生さんは、若くして頂点を極め、それから1冠だけに落ち、また昇り上がってきた本物のすごさを感じます。
 森岡名人も、闘いながら、相手の一手に関心したり、その醍醐味を楽しんだりしているとも言っていました。

 私は、二人のこともすごくおもしろかったし、将棋の世界のすごさも興味深かったのですが、こういう番組を作れるNHKもすごいなと思いました。
 パーソナリティーの脳学者の茂木さんもいいですものね。
 以前あっていた、ちょっと問題になった番組とちょっと似ているところはありますが、あれほど作りこんだ感じがしないし、茂木さんに質問させることによって、ディレクターが作り上げた感じがしない自然な作りになっています。
 こういう番組は、大事だなと思います。テレビでなくては伝わらない言葉や表情などもよく捉えられている作りが丁寧な印象を受けます。

 ちょっと話は変わりますが、今週の「篤姫」良かったですね。家定になっていた堺雅人?ですか、なかなか良かったです。初めは”うつけ”の何とも変な人だなと思っていましたが、あのちょっと目を細めてまばたきした時の魅力的な表情、うまい俳優だなと感心しきりです。
 それが、最後の一番いいところで宅急便が来て、もう本当にがっかり。次の日の月曜日、「chenge」の最終回もいいところで夫が帰ってきて、あー何ということだでした。「監査法人」も今週で終わり。ちょっと寂しい今日この頃です。

変わりつつある学校

2008-07-11 11:04:54 | Weblog
 自分の子供が卒業すると、どうしても学校とは縁遠くなてしまいます。そうすると、偏った情報しか入らず、特にニュ-スになるような良くない情報ばかりになってしまいます。
 一昨日、県の教育委員会の、1年に1,2度ある移動教育委員会で芦屋町の山鹿小学校を見学し、短い時間でしたが、先生たちとの懇談もありました。

 この学校は、130年の歴史がある小学校で、生徒数は約450人。近くに団地ができたため生徒数が増え、急遽プレハブ校舎を建てたそうです。
 校舎に入って驚いたことは、どの生徒も私たちに元気に挨拶をするのです。今、どこの学校もいじめや不登校などいろいろな問題をかかえているので、挨拶運動は盛んだとは聞いていたのですが、実際元気な声で挨拶をされると気持ちがいいし、いい学校なんだなと思います。
  
 まず、1時間ぐらいかけて3年生から6年生までの授業を見学。自分の子供の学校に行ったのも随分前のことなので、今の小学校がどのような授業をしているのか興味津々です。
 午後の一番の時間は、全校、10分間の読書から始まります。教室にある好きな本を皆熱心に読んでいます。午後の授業のスタートに心を落ち着かせる効果もあるのでしょう。勿論、読書の習慣にもなるでしょうし。
 次にそれぞれ始まった授業を見ていて、全体的に思ったのは、昔のように、教科書を読んだリ、教科書どおりに授業を進めるのではなく、道具を使ったり、体を動かしたり、大きな声を出したり、発言させるやり方が多いのにびっくりしました。
 子供たちは、楽しそうに勉強しており、退屈していたり、参加していない子が少ないなと感じました。
 その分、先生の準備は大変だろうと思います。いかに興味をもって、集中して子供たちが授業に参加するか、そして知識としても習得できるかを絶えず工夫し、考えて授業していかなくてはならないのですから。

 その他にも新しいなと思ったことが2つ。ひとつは、英語の授業です。まだ試行段階のようですが、小学校でも周1回ぐらい英語の時間があるところがほとんどのようです。私たちが見たのは5年生の授業でしたが、生徒がそれぞれ表情のあるマンガのキャラクターの顔を書いて、前に出てそれを皆に見せて、他の生徒に英語で言ってもらうというもの。たとえば「Doraemon is sick」というような、気持ちを表す英語を学んでいるのにはびっくりでした。まだ本格的にではなく慣れる程度でしょうが、使える英語を学んでいるんだなと思いました。そして、なんといっても楽しそうなのが印象的でした。

 もうひとつは、6年生の算数の授業。すべてではなく、単元や内容によって、子供たちの習熟度によってA,B,Cというようなクラス分けをして教えているのです。
 Cクラスは、20人ぐらいのクラスで先生はマンツーマンのように丁寧に教えられていました。Aクラスになると、子供たちが前に出て、問題をどんどん解き、次の段階では、自分たちで問題を作るというところまでいっていました。

 このように授業風景を見ていると、自分の小学校時代、そして子供の学校の時のことを思い出します。正直、私は学校はあまり好きではありませんでした。学校が楽しくてしかたがないと思ったことはないし、何ともあの1時間目から全部決められて、そのとおりに授業をこなしていかなくてはいけない、これがとても苦痛でした。ですから、大学になって自分で授業を選べるというのが何ともうれしかったのを覚えています。
 先生の教え方も、興味がわくものも多少ありましたが、どちらかというと詰め込まれているという感じで、勉強の楽しさをしったのは、大人になってからです。

 この学校は、地域の人たちからも大変大事にされているそうです。勿論不登校やまったく問題がないわけではないようですが、きちっとしている雰囲気がある学校は一歩校舎に入ると分かるものですね。

 子育てが難しい時代です。家庭の子育て能力や学校への協力が落ちているともいわれています。
 しかし、どれが正解かはわかりませんが、先生も地域もそして、保護者も一生懸命取り組んでいる所は、きっといい人間づくりができていると思います。
 私たちは、子供が行かなくなってももう少し、地域の学校に関心をもたなくてはいけませんね

またしても母に教えられ・・・

2008-07-10 11:01:48 | Weblog
 母は現在80歳。少し耳が遠くなってきて、電話はちょっと大声に話さなくてはなりませんが、他は至って元気。随分前から、ジキョウジツ(漢字が分かりません)、刺繍などに通っていて、友達がたくさんいます。暇にまかせて、旅行、グルメ三昧です。

 この前も、姪浜にある普通の民家のような所で、夫婦2人でやっているという料理屋さんに連れて行ってくれ、これがまた、和食でこんなにおいしく、丁寧な料理はちょっとないなーというぐらい素晴らしいのでした。知る人ぞ知るという、口コミで確実にお客さんが付いているということでした。

 またしても母が友達に連れて行ってもらって、兎に角良かったから、連れて行きたいと言っている所がありました。 夫が出張だったので、珍しく両親と私と3名で行ってきました。鉄板焼きのレストランです。
 ちょっと遠い、室見川の上流、地下鉄橋本駅の近くです。車で行かなかったため、橋本駅まで迎えにきてもらいました。橋本駅からは、車で2,3分。
 駐車場から洒落た庭を通って、目の前に現れたレストランは、和モダンとでもいうのでしょうか。ウェイテイングルームでちょっと休んだ後案内されたオープンキッチンの前の鉄板焼きのカンターはL字で広々としており、12,3名は座れるでしょうか。天井は昔の民家を思わせる、高い天井に大きな梁が見え、カウンターの後ろには、テーブルが4つほどあり、広いガラス戸の向こうに室見川が見えます。
 開放感と清潔な明るさ、そして和の落ち着きがある素晴らしい店内でした。

 セッティングされたお絞り置きと箸置きはガラス製、涼しさを演出しています。ナフキンには花の模様と店の名前が刺繍してあり、高級感を出しています。(後でトイレに行くと、洗面所に置いてある小さなハンドタオルにもこの刺繍がしてあり、このようなセンスの良さが嬉しいんですよね)
 
 いよいよ料理のスタートです。オードブル、まず小さな暖かいキッシュがでてき、次は、横長くてちょっとボリュームのある皿に3種類の前菜。野菜に細やかな細工がされて、色どりもきれいな、味も上品でおいしいものでした。続いてスープは、トウモロコシと水だけで作ったという冷製スープはあっさりとしていますが、トウモロコシの甘味がおいしく、メインの肉への期待とお腹の準備が整うという、上手な組み合わせだなと思いました。。
 コース料理の場合、前菜はメインをおいしく食べるためのアプローチ。でも前菜に凝りすぎてたり、量が多くて、メインの前にお腹が一杯になってしまったのでは、本末転倒です。ほどよい量と上品な味付けの前菜がいかに大切か、この頃特に感じるようになってきました。あまりお酒は飲める方ではないのですが、お酒もあくまでも序奏であったり、料理を引き立てるものですよね。
 いよいよメインです。鉄板では、野菜、にんにく、生ふ、そして肉が料理され、塩、醤油たれ、わさびが用意されていますので、特に肉はそのままのおいしさを確認しながら、しかし、時々3種の味で変化を付け本当においしくいただきました。
 最後は、これも珍しく、五穀米のガーリックライスに小さな味噌汁。兎に角味が上品なので、心地良く最後までおいしくいただけました
 デザートは、席を窓の方のテーブル席に移り、シャーベットと手作りのロールケーキ。このロールケーキが何とも絶品でした。

 心もお腹も満腹になって店を出た時、まだ少し明るい西の空が、ピンクとブルーの夕焼けに染まり、それはそれは美しい光景でした。最後の自然の演出までバッチリ。
 恐るべし母の情報力、口コミ力。「これはお勧め!」のレパートリーがまたひとつ増えました。 

子育てに正解はない?

2008-07-04 11:36:30 | Weblog
 自分の子育てがほぼ終わった今、周りの子育てが気になります。そして、それらを見て、自分の子育てを思い返し、どんな子育てがいいのか、未だに正解が見いだせないでいる今日この頃です。

 帰りのバスの中で何度か見かける親子。仕事帰りらしい母親、保育園の男の子2人で途中から乗ってきます。上の男の子がよくおしゃべりをするし、まだ4才ぐらいなので、わがままを言ったりします。すると母親は、バスの中とは思えない大きな声で怒り、子供の顔をたたくのです。子供は泣くし、もうバスの中は、何とも言えない雰囲気になってしまします。私も疲れてバスに乗っているので、2度、3度こういう光景に会うと、「この親子と会いませんように」と祈ってしまいます。

 自分の子育てを思い出すのですが、確かに子供を感情的に怒ったり、たたいたりしたことはあります。でもよほどのことがない限り公衆の面前ではしませんでしたね。公園なんかで、目の前で悪いことをした時なんかは、叩いたことはありますが。
 この母親、多分仕事で疲れているんだろうなと思います。でも子供の顔を突然叩いてはいけないと思います。そして、周りの人の気持ちも考えてください。たまりませんよ。どっと疲れが出ます。
 この子が大きくなって、親になった時、簡単に子供を叩く親にならなければいいがと心配になります。暴力は連鎖すると聞いたことがあるので。

 もうひとつは、行きの通勤途中のこと。私は、毎朝16分ほど最寄りの駅まで歩くのですが、途中父親と息子に会います。事情は分かりませんが、この子は虚弱児か知的障害のある子なのか、4年生ぐらいですが、いつも父親としっかり手を繋いで向こうから歩いてきます。いっしょに歩いている姿に、父親が一生懸命子供を守っているという雰囲気を感じる親子です。
 会うあたりは、近くにある小学校の通学路ではないので、電車に乗ってきているのか、校区外から来ていることは確かで、どのような事情の親子なのかなと思っていました。
 ある日、この親子の組み合わせが母親と息子ということがありました。なぜか、母親とこの子は手を繋がず、離れて歩いてきました。父親とはあんなにしっかり手を繋いでいるのに、母親とはどうしてなのかなと不思議です。

 母親と子供の関係と、父親とのそれは違うのかなという気がします。母親は自分が生んでいるので繋がりが強いというか、私も経験がありますが、子供といろいろあっても、最後は”私のお腹にいた子だ”という理屈ではない繋がりと自信があるのです。父親は敢えて強固に関係を作っていこうという思いから、このような行動になるのかと思ったりもします。
 朝のちょっとした光景からこんなことを考えます。

 もうひとつ気になることが・・・。最近、いろいろな子供を巻き込んだ事件があるからか、母親の過保護が目につきます。学校から指導があっているのかとも思いますが、朝、通学の時、学校までか、途中の子もいますが、送っていく母親をよく見ます。
 友達や違う学年の集団で登校しているのも見かけますが、親が子供を送っていくのはどうなんでしょう。父親が通勤時間なのか、いっしょに行く姿はほほえましいのですが・・・
 私のうちの周りは、専業主婦が多いような気がします。仕事をしている親なら、通勤時間がいっしょであれば、途中までいっしょに行くということはあるでしょうが、普通学校まで送っていく時間はないでしょう。小学校は、子供の自立への第一歩。友達や異学年の子たちと行かせる方が子供のためにはいいように思うのですが。

 本当に、自分の経験からも子育ては難しい結果が出るのは後になってからですから、よけいに迷いながらの手探りになります。過保護も問題、無関心・放任はもっと問題。終わってからあーすればよかったという回顧の念はあるのですが、ではもう一度やり直しができたとしても、うまくできるかどうかの自信はありません
 ですから、私の子育てが正解だったかどうかは未だに分かりませんが、子育て中やこれから子育てをしようとしている人に言えることは、親が真面目に、誠実に、一生懸命生きていれば、そして、子供に愛情と関心を持っていれば、そう子育てを間違うことはないだろうということぐらいです。皆さんはどう思われますか

ちょっとしたサービスの低下が命取り?

2008-07-02 17:00:57 | Weblog
 あるレストランでのこと。季節の野菜をふんだんに使ったおいしい料理を出すレストランです。5つか6つしかテーブルがない、そんなに大きくない店ですが、料理人はオーナーシェフを入れて3人。そしてウエーターが1名です。
 もうここには行きたくないと思わせたのは、料理でも店の雰囲気でもなく、若い男性のウエーターが原因でした。

 その日、まず、ワインをハーフボトルで注文。テーブルにワインクーラーを置けないと思ったのか、夫の後ろの棚の中に置いていました。グラスがカラになってもサービスなし。棚に置くのであれば、相当気をつけて、ついでくれるのでなくては
 一事が万事、このウエーターくん、何だか、お客を歓迎している、もてなそうという雰囲気が感じられないのです。
 料理はいいのですが、残念です。でも料理の出てくるタイミングが、どうも心地悪いのです。気配りのある店は、本当に良く見ているなと思うほど、早すぎず、待たせず、絶妙のタイミングで出てきます。そういう店はなかなかないですけれど。 
 そして、極めつけは、最後のエスプレッソでした。デザートの前に注文したのに、デザートが終わっても待てども待てどもきません。隣は、私たちより後に注文していたのに、コーヒーは来ています。忘れていたのです。
 怒って確認すると、すみませんとは言いましたが、「サービス料は引かせてもらいます」という言い方。
 
 このレストラン、料理に自信があるのでしょう。3,800円のコースの次は、確か5,900円、8,000円があります。それにチャージ料を一人500円とります。結局、ワインと合わせて1人8,000円近くになったでしょうか。
 確かに料理は、また食べたいと思います。でも、このサービスでこの値段は、納得がいきません

 気が付かなかった。うっかり忘れていた。あることかもしれません。しかし、お客と店の関係は一期一会。わざわざ予約して来てくれたお客をいかにもてなすか。もっと緊張感と心からの感謝、もてなしの心を持ってほしいなと思います。残念ですが、他にも行く所はたんくさんあります

ちょっと恥ずかしいけれど、今はまっているTV番組

2008-07-01 11:50:55 | Weblog
 昔から、テレビっ子というわけではないのですが、時々ハマってしまうTVドラマがありました。
 その昔、高校生ぐらいの時でしょうか、アメリカドラマにハマっていました。若い人は知らないでしょうが、名犬ラッシー、ルート66、逃亡者などなど、その後もその時々で、自分の中でこれはと思うドラマは、どんなことがあっても見るというハマりようでした。気にいっているドラマ以外は、ニュースか報道番組か旅番組か、他はほとんど見ません。

 今、ハマっているのは、先日aro40が終わってちょっとがっかり、change、監査法人、篤姫、太王四神記でしょうか。恥ずかしいのですが、ハマっている番組があると、ちょっと楽しい気分。1週間のメリハリがあるというか、家に帰って、早めにお風呂をすませて、わくわく気分でTVの前に座ります。

 私がドラマを選ぶのは、筋書き、テーマが今関心があることにピタッとくるもの、出演している俳優が好き、ということでしょうか。
 aro40は、天海祐希?が好きです。さばさばとした男っぽいところ、でも演技は今一つ?。筋も女性の生き方の話でおもしろかったです。changeはキム拓も好きですが、深津○○が何か好きです。筋はバカくさいけど面白い。篤姫は、あれはドラマですが、迷いながらも自分で考え、貫いていく女性の生き方が好きです。
 太王四神記は言わずと知れたヨン様に会うためです。筋もおもしろいですよ。土曜日の夜、11時過ぎという時間も最高。次の日が休みという最高にリラックスした時間にTVの前にくぎ漬けです。彼の顔を見ているだけで何と心癒されることでしょう。(キャー恥ずかしい!)
 恥ずかしいと言えば、月曜の夜の水戸黄門、ちょうど後半になったところぐらいに夕飯を食べることが多いのですが、このワンパターンの最後のオチは、月曜の夜にぴったりですね。休み明けの月曜に仕事して、ちょっと疲れて帰って、この単純なストーリー、何だか救われます。

 人間って単純です。仕事の時は、結構気を張っていますが、どこかで息抜きが必要です。ジャズダンス、ゴルフ、旅行、読書、いろいろ楽しいことはありますが、ちょっとした日常の楽しみ、これも必要ですよね。
 元々テレビはあまり好きではありません。テレビの功罪として、1億総白痴化などと言われた時もあったように、マイナスの影響も大きいと思います。こうなったら、1日中流される番組の何を見るか、こちらで選択するしかありません。大人は選択できますが、子供は大人が付いて選択してあげなくてはいけませんよね。
 それにしても、テレビ局の人は、もう少し、テレビの世の中への影響にも責任をもってほしいと思います。毒にも薬にもなるテレビ、いくら資本主義、自由経済といっても影響のおおきなビジネスの責任は重いですよ!