久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

クロアチアに行ってきました!

2012-08-30 11:21:20 | Weblog
 随分このブログの間隔も空いてしまいました。13日から15日はお盆で会社の休み(さすがに14日は一人会社に出て仕事しましたが)15日から夏休みの旅行に行っていました。15日は関空に前泊して、16日~23日までクロアチアへ

 この頃ちょっとクロアチアが注目されていますが、行くことが決まるまでは、どこにあるんだっけ確かロシアの近くユーゴスラビアと関係がある国このような程度だったのですが、調べてみると場所はイタリアの東、オーストリアの南に位置しているんですね。

 今回は、関空からフランクフルト乗り換え、待ち時間などを入れると17時間ぐらいかかって、夜、クロアチアの首都ザグレブに着きました。今回もツアーでしたので、ほぼ行程は決まっています。ザグレブに遅く着いて、次の日は何と7時半にホテルを出発して、次の観光地のプルトヴィツェに向かう予定でした。
 そこで、夫が事前に調べていて、ザグレブでどこも見ないのはもったいないと、次の日、二人だけ5時半に起きて、タクシーで屋根の美しい教会や、広場、市庁舎などを見て回りました。
 正直、ザブレクに着いた夜は、時差の関係で、2,3回夜中に目が覚めましたが、折角なので、夫の案に従い正解とても親切な運転手さんで、街の説明をしながら回ってくれました。

 さて、この日から5日間、クロアチアの首都ザグレブから南下。いくつかの観光地を巡りながらのツアーだったのですが、まずクロアチアの簡単な紹介から。国土面積は九州の1.5倍ほど、南北に長い国です。人口は440万人。1992年にユーゴスラビアから独立し、2、3年ほどの内戦の後、やっと落ち着いて6年ぐらいの国だと言っていました。
 今回つくづく思ったのは、ヨーロッパの歴史は学生時代勉強したり、各国に行った時に話は聞きますが、戦い、侵略の歴史ですね。特にこのあたりは、古くはローマ、ヴェネチア共和国、ハプスブルグ家、ユーゴスラビアなど支配者が変わる歴史。さらに民族、宗教の違いによる争いの歴史。
 日本もいろいろありましたが、島国である日本はいかに恵まれているか、感じずにはいられません。
 この国は来年からヨーロッパ連合に加盟する予定だとか。現在貨幣はクーナ。一部ユーロが使える所もありました。

 まず訪れたのは、プルトヴィツェ湖畔国立公園。エメラルドグリーンに華がやく湖の周りを歩きながら、滝を見たり、それは美しい景色を堪能しました。クロアチアはどこに行っても、岩山が多く、特にこの地域は石灰岩が多いので、このように美しい色と透明度をもった湖がたくさんあるのです。それにしても暑い
 今回行った都市はアドリア海に面しているので、気候は地中海性気候。気温は連日34,5度。太陽ギラギラで、木陰に行くとちょっと涼しい。オリーブとブドウがたくさん取れて、ワインも豊富。今回夫は旅行中にワインを共に飲めるいいご夫婦と仲良くなり、クロアチアワインを堪能していました。

 次にまたバスで3時間半ほど移動して、スプリットという街へ。着いた次の日だというのに、ちょっとこの日は強行軍。この街を含め、その後に行く、ドブロブニクやモンテネルグロのコトルなどは白い家にオレンジ色の煉瓦屋根、美しい海を背景にした本当に美しい街並みでした。それらの街の旧市街を散策したり、お土産屋さんを覗いたり。

 到着3日目から2日間は船で島に行って、ミニリゾート気分を味わったり・・・8月のヨーロッパはバカンス一色。皆、2,3週間から1か月、ほとんど1か所に滞在。クロアチアのリゾート地、フヴァルタウンでもリゾート用のアパートメントがたくさん見られました。
 フヴァルは、海沿いの街ですが、すぐ背後に山があり、その斜面に家家が並んでいますので、海から見ても山の上から見ても、それはうつくしいリゾート地です。山の斜面にしゃれたお店やレストランが並んでおり、こちらでは、狭い通路や店の外にもテーブルを出しており、気楽に食事を楽しめます。
 夜遅くまで人がたくさん。皆、短パンにタンクトップ、リゾートウエアーで長ズボンを穿いているのは私たちだけ?

 次の日はいよいよメインイベント。青の洞窟と緑の洞窟へ。ところが、こんなに毎日快晴なのに、前日も波が高いということでボートが出なかったとか・・・当日、朝からトラブル続き。予定していたボートは早々欠航。私たちの添乗員さんが、前夜から苦労して私たちだけのボートを手配。ところが、朝岸壁に行ってみると、小さなボートしか来ていないのです。
 それからすったもんだあって、遅れること1時間、やっと乗れるボートが来て出発。船が飛び上がるように走って30分ぐらい、緑の洞窟に到着。少し頭を下げて入った洞窟。深い緑というのでしょうか、とてもきれいな水です。何と、そこでは皆船から降りて泳いだのです。洞窟での水泳なんて初めてきもちいいー。

 次は青の洞窟へ。イタリア、カプリ島の青の洞窟が有名ですが、クロアチア、ビシェヴォ島の青の洞窟も素晴らしかったですよ(残念ながらまだカプリ島には行っていませんが)。洞窟の奥の海と壁の間にちょっとある隙間から光が入り、水面がブルーに光るので何とも言えない美しい青になるのだということです。
 前日から楽しみにしていた洞窟に行けるのか、ちょっとドキドキでしたが、行けて良かった
 その後は、ヴィス島に行って、海水浴。まあ、何とも地中海性気候。太陽が容赦なく照りつけます。ここの海岸は砂浜ではないし、遠浅でもないので、石ころで足は痛いし、すぐ深くなるのでちょっと泳ぐくらい。後はのんびりカフェでコーヒーを飲んで過ごしました。

 さて、最後の2日間は、ドブロブニク。フヴァル島からここに行くまでもまたフェリーに乗ったり、バスでベスニア・ヘツツェゴビナを通過したり、14時頃やっと到着。ここは少し大きな街ですが、ここもリゾート客で一杯。この日はドブロブニクの市内観光をして、ホテルで夕食。暑さと人の多さでちょっとくたびれてきました。

 最後の日は、また朝早くから出発して、モンテネグロのコトルへ。これはちょっとブーブー。疲れている最後の日に、わざわざ行く必要はないのではというのが感想。陸続きとはいいながら国境を超える訳ですから入国、出国に時間がかかります。コトルの街もクロアチアの街と似たようなので、またここでも太陽が照りつけ暑いの何のって。
 ここから17時ぐらいにドブロブニクに帰ってきて、ここの街が一望できる城壁の上を見て回り、その後、最後のショッピング。
 
 帰る日は、朝4時起きで5時にホテル出発。1日かけて次の日朝8時に関空に到着。それから伊丹にバス移動して、やっと福岡の家にたどり着いたのは午後2時頃。お疲れさまでした

 

ヨガっていいようです・・・

2012-08-10 09:27:57 | Weblog
 もう1年ぐらいになりますか・・・30年以上続けている健康ダンス(エアロ・バレー・ジャズダンス・ストレッチなどをミックスした1時間半のレッスン)が週2回だったところ、先生の都合で夜のコースがなくなり、週1回になって、ちょっと調子が悪いなーと思っていた時、ちょうど見つけたのがヨガでした。
 あまり詳しく調べもせず、うちの近くだし、まずは行ってみようと行き出して約1年。

 ほとんどヨガの知識はありません。いろいろなヨガがあるようですが。流派というのでしょうか・・・
 今通っている教室はちょっと変わっているかな?普通の家の1階の部屋を借りて、先生は1時間ぐらい遠くから来られています。40代前半かな?男性。
 ヨガって、あのインド音楽のようなのをかけて、瞑想して、ゆっくりと優雅に動くイメージですよね。今行っているヨガは、結構ハード。まだよく分かっていないのですが、筋肉を伸ばす、日頃使わない筋肉を使う、筋肉を鍛える、バランスを養う、結局きれいで、健康的に鍛えられた体を作るというレッスンのようです

 初めはこの教室自体、月に2回でしたが、数か月前から週1回になり、それから体の調子がいいのです。万年肩こり、頭痛、50肩に悩まされ、気力で乗り越えてきたのですが、このところ、頭痛や肩こり緩和の薬も飲む回数が随分減ったし、何と言っても背中が伸びて気持ちがいいのです。1時間半、みっちりやると汗もかきます。
 健康ダンスのレッスンもそうですが、この時ばかりは、ビスネット代表や○○委員会の委員、という肩書はまったくなく、ダンスの方は30年以上も通っているのに、覚えが遅い劣等生。ヨガはまだまだ初心者。
 こういうメリハリがいいのかもしれません。そして、ゴルフといっしょで、その時間はひたすらそれだけを考えて集中。
 そういう意味では、私はいいレッスン、いい先生に巡り会っているなーとつくづく思う今日この頃です

何とも厳しい会議が続いています

2012-08-09 17:35:52 | Weblog
 今週月曜日、例の福岡市行財政改革有識者会議の4回目が開催されました。前回同様、3時間の会議+市職員との懇談+委員と事務局との懇親会、と午後3時から夜9時過ぎまで、何とも長い1日でした。実は、この報告も早く書こうと思いながら、正直、しばらく行革のことは思い出したくない、という気持ちもあって、ちょっと書くのを先延ばしにしていました

 今回の会議テーマは、前回に引き続き「財政健全化」について。今回もいろいろ意見は出ましたが、一番議論になったのは、職員の人件費について。
 ここで、ひとこと言っておかなくてはいけません。私たちの主張は、他の政令都市と比べて、福岡市が高いとか低いとか、財政が厳しいので一律人件費をカット、というようなことはありません。
 これまでのがんばっている人もそうでもない人も年功序列で一応上に上がっていき、給料もそれに伴って上がっていくようなシステムはおかしいのではないか、がんばっている人がそれなりにもらい、がんばらない人、成果を出さない人は降格や減給があってもいいのではないか、もっと仕事に対する評価をきちっとするシステムにしなくてはいけないのではないか、ということを主張したのです。
 ところが、次の日の新聞には、ただ、〝人件費カット″の見出しがおどり、詳しい議論は書いていないのです。マスコミには本当にがっかりさせられます

 確かに公務員の給与については厳しい意見があります。あまり仕事をしない人もやめさせられることはない、民間企業の厳しさと比べると守られていてうらやましい限りです。
 しかし、私たちはこの日本、社会に生きている限り、自分ですべて出来るわけではなく、行政の仕組み、サービスの中で生きているのです。それらの仕事には感謝しなくてはいけないし、また税金でやっていただいているので、厳しくチェックもしなくてはいけないでしょう。

 兎に角、行政の方々には、税金で仕事をしている意識を持って、またやりがいを感じて仕事をしてほしいのです。直接自分で稼がなくていいから、あるお金をどう使うかというような気持ちだけで仕事をしてもらいたくないのです。

 懇親会でもひとりひとりの職員の方々はとても意欲的でいい方たちです。しかし役所という組織の中では・・・
 私たちも何でも行政に要求するのではなく、しっかり関心をもって、共にいい福岡市を作っていく、という姿勢でなくてはいけないと思います。

 今月、夏休み明けにもう1回会議があります。次回は「組織風土改革」について議論します。傍聴もできますし、インターネットでも見れますので、是非ごいっしょに考えてみてください

ワークライフ・バランスって抵抗がありますか?

2012-08-03 18:19:39 | Weblog
 先月から福岡市の男女共同参画審議会が始まり、この時期、前年の事業に対する点検・評価が議題となっていますので集中して審議しています。特に、今年は全体で審議するのではなく、3部会に分かれて審議をするというのが特徴です。
 私は「ワークライフ・バランス・女性の活躍促進部会」に入り、今回部会長をすることになりました。すでに2回、部会が開催されましたが、6名のメンバーで、残念ながら、1回目も2回目の2名欠席だったので、4名で審議。これまでになく活発な、きめ細かい議論ができ、男女共同参画、ワークライフ・バランスの問題点にも踏み込め、今後福岡市がどのように取り組んでいったらいいか、にも食い込んでいけそうな気がしてきました
 これまでは、全体審議で、状況や問題点は分かっていても、前年度の達成度や今後の方向性については事務局案の追従が多かったような気がしますが、少数で議論すると、問題点も明らかになってくるし、何とか新しい方策はないだろうかと知恵を絞ります。

 また、今回、1回目の部会の時に、重点事業に係わっている市役所の部署の人にヒアリングをしようということになり、2回目の部会の時に、こども未来局と人事の方々に来ていただき、直接質問をできたことは大変有意義でした

 「ワークライフ・バランス」今回議論になったのは、県の子育て応援企業登録数に見られるように少しずつですが、理解されてきているようですが、現実問題として、中小企業にワークライフ・バランスといっても、「それは何だ」「男性社員は無理だよね」ということなのです。
 勿論、忙しい時は男性も女性も残業したり働きます。しかし、これまでの日本企業の働き方のように、家庭や自分の生活は二の次、仕事がすべて、という生き方でいいのでしょうか。
 子供が小さい時は、男女共に子育てをする、家族で食事をする、ということが大切なのではないでしょうか。長く職場にいればいいのでしょうか。もっと短い時間の中で効率を上げるべきではないでしょうか。

 その他、市役所の女性職員の管理職登用率がまだまだだとか、審議会への女性委員の登用率が他政令都市と比べて低く、29%でしかない、目標35%がなかなか達成できないとか、課題はたくさんあります。

 市として、総合的にワークライフ・バランスと女性の活躍推進をどう進めていくのか、これから昨年の評価を踏まえ、今年度の事業も見ながら来年の施策を考えていきます。

 今月10日には、全体の審議会で後の2部会がどのような議論があったのか、発表がありますので楽しみです。男女共同参画課の事務局とも距離が縮まったような気がします。事務局もがんばっています。
 行政の会議はいろいろです。しかしひとつ言えることは、以前の会議とは随分質が変わってきたということ。事務局の良く委員の意見を聞き、取り入れ、施策に反映しようとしてくれています。そうすると、委員の方もしっかり事前に資料を読んで、しっかり自分の考えをまとめておかなくてはいけないので大変です。
 この土、日も行財政改革の会議が来週月曜にあるので家に持って帰って勉強します。大変ですが結構楽しんでいますかね・・・