久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

パラオへの忙し旅行

2010-04-01 17:09:50 | Weblog
 3月の連休を使って、パラオに行ってきました。正直初めは、パラオって聞いたことはありましたが、どの辺に位置した国か実は知らなかったのです。
 経度的には、ちょうど大阪と同じぐらい(ですから日本との時差はありません)。フィリッピンの東に位置しています。
 正式にはパラオ共和国といい、1981年に自治政府となったそうです。第1次世界大戦から第2次世界大戦まで日本の統治国でもあったという、日本には大変関係の深い国です。
 ということからなのか、観光客が多いからなのか、日本語が結構通じました。レストランでは日本語のメニューがあるし、日本人のスタッフはいるし、今回、日にちも短かくホテルだけでしたので、国全体のことは分かりませんが、親日的だなと思いました。

 あまり遠くないのに、結構時間がかかりました。朝10:50に福岡国際空港出発。4時間ぐらいでグアムに到着。ここで4時間ほど待って、乗り換えパラオへ。着いたのは午後10時でした。
 帰りは、23日の午前2時35分パラオ発、夜中にグアムで乗り換えて、午前10時頃福岡に帰ってきました。
 今回大変だったのは、グアムでの乗り換え。グアムはアメリカの統治なので(9.11のテロ以来、セキュリティが厳しくなったということですが、意味が分かりません)、空港内で、一度入国し、出国するという手続きを取るため、時間がかかって大変でした。入国審査で並び、セキュリティチェックで並びで、帰りは夜中だというのに、長時間待たされ、乗り継ぎの飛行機へもぎりぎりでした。
 海外旅行はこういうことにもエネルギーがいりますね。

 さて、パラオでの短い滞在中、着いた次の1日は、シュノーケリングのツアーに入り、船でシュノーケルのポイントに連れて行ってもらったり、クラゲだらけの湖で泳いだり、島でお弁当を食べたりと、天気も良かったので、海を満喫しました。
 珍しかったのは、ジェリーフィッシュ・レイクで見たクラゲの大群。先のツアーで連れて行かれた島で船を降り、そこから何とも変ですが、水着を着て山登り?ロープを伝って登ったり、下ったりと歩くこと15分ぐらい。湖に到着。透明ではない水の中に入って、シュノーケルで泳いで行くと、ぽつぽつ小さなオレンジ色のクラゲが見えてきました。そのうち、どんどんその数は増してきて、ついにクラゲうじゃうじゃの中を泳ぐという感じに。クラゲの宇宙を遊泳している・・・という風です。
 小さいのは1㎝ぐらいから、大きいのは2,30㎝ぐらいあったでしょうか。柔らかくてプワプワ。弱いのであまり触らないようにと言われていますが、あまりにかわいいので、ちょっと手に乗せてみたのですが、プニャっとして何とも不思議な感触。このクラゲは天敵がいないため弱毒性になったということで、触っても大丈夫なのです。このような経験はちょっとどこでも出来ないでしょうね

 2日目は、もう最後の日。この日は天気が悪く、少し晴れてもすぐ雨という感じで、午前中はホテルのプライベートビーチでシュノーケリングをしたり、カヤックをしたり。水着のままホテルのレストランで昼食
 その後、エステをして、またシューノーケリング。でも雨が強くなってきて、早めに部屋へ引き上げ、帰る用意を。何といっても夜中の12時にホテルを出るのですから。夕食を早めに取り、11時ぐらいまで仮眠。夜中の2時半にパラオを発って帰国の途に。

 はとてもきれいでした。魚もたくさんいましたし、海中のサンゴも元気で、そこに群れる大きな魚が結構いました。
 本当に慌しい旅行で、リゾート気分に浸るとまではいきませんでしたが、1日中水着の生活の2日間、いい気分転換になりました