久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

ちょっと親孝行してきました

2015-09-18 08:32:28 | Weblog
 12日、13日の1泊2日で、ある旅行社のツアーに乗ってですが、姫路城、宝塚観劇、そして神戸自由観光という旅行に母を連れて行ってきました。

 87才になる母はとても元気で、一時は腰が悪くて入院をしていた時期もありましたが、今は友達と食事、おしゃべり、パーチメントや自彊術を習いに行ったり、毎日出かけています。
 2度ほど入退院をした時は大変でしたが、今は土日はいっしょに食事をしながら、ウイークデーはこのようにたくさんの友達と過ごし、生活も自分で出来るので本当に助かっています

 今回の旅行ですが、まず新幹線で姫路まで。2時間ぐらいで到着。バスで姫路城の駐車場まで移動。この駐車場からお城までが結構遠くて、母の歩きではちょっと大変でした。
 今回の旅行は、一応現地(姫路)から添乗員は付いていましたが、ほとんどフリー。姫路城も入場チケット渡されたら集合時間が決められ自由。事前に昼食のお弁当を渡され、どこでも自由にどうぞ、という感じでした。
 母の足ではお城の近くまで行くのがやっとだし、また中に入るのは30分待ちで、結局きれいになった外観を見て終わりでした。でもまあ、白鷺城と言われるだけあって、きれいなお城でした。黒田官兵衛が生まれたお城なんですね。官兵衛ゆかりの石塀というのもありました。

 
 次は1時間ぐらいバスで移動。宝塚観劇です。久しぶりの宝塚でしたが、日常から離れた別世界に入ったようで、結構楽しめました
 宝塚は101年目ということですが、構成は全然変わっていませんね。ストーリーのある劇があって、後半はレビュー。ラインダンス、階段からトップスターが大きな羽を着けて降りてくる、まったく昔からのパターン。これが宝塚と安心して見れるのでしょうね。

 帰りは宝塚の駐車場から出るのに随分時間がかかり、神戸のホテルにたどり着いたのは夜7時半を過ぎていました。
 夕食は私が事前に予約していた、ホテルの鉄板焼に。母がとても喜んでくれました。あの年でほとんど完食。私の方が驚くほどの食欲でした。でもあんなに喜んでくれたら・・・

 次の日は帰りの新幹線だけ決まっており、神戸でまったくのフリー。天気もいいので、ゆっくり朝食をとった後、45分ぐらいの湾を巡るクルージングに。海から見る神戸もなかなか良かったです。
 その後、ホテル近くに戻り、ロープウェーに乗ってハーブガーデンへ。今度は上から神戸の街を一望。ハーブや花を楽しんだり、ハーブ教室に入ったり。余裕を見て下山。ホテルでゆっくりお茶を飲んで、歩いて行ける神戸駅で買物をして帰路に着きました。

 母と二人で旅行をするのはめったにないことで(いつもは家族皆で大勢の旅行なので)昔話を聞いてあげたり、親戚の話を聞いたり、同じことを何度も言ったりはしますが、それを聞いてあげるのも親孝行。元気な間に時にはこんな旅行もいいなと思いました。。

今月の「わいわい塾」は・・・

2015-09-17 09:25:44 | Weblog
 昨日、9月の「わいわい塾」が開催されました。今月の出演企業はNTTタウンページさん。「えー、タウンページが何をしゃべるの?」という声が聞こえてきそうです。

 2000年に固定電話と携帯が逆転した時を期に、タウンページの業績は下り坂。そこで世の中のせいにして諦めるのではなく、まだやれることがあるのでは、世の中に役に立つタウンページを作れないかと発想の転換を図ったのが、本日お話をいただいた岡田社長でした。

 ユーモアを交え、身近な体験談を入れながら、実に楽しいお話でした。全国、その地域特性を加えながら、共通には、防災や緊急情報、役所情報などを盛り込んで、電話帳から情報誌に変身している最中だということです

 タウンページが情報誌

 表紙もこれまでの黄色を脱却して、地域特徴のある表紙に。まだ全国ではありませんが、防災のための別冊や本誌にバリアフリーマップを付けたり、兎に角、なかなか役に立つものができつつあるのです。

 「わいわい塾」では、社長の話の後、福岡のタウンページの編集長の福岡版の特徴の話があり、その後、皆でタウンページを実際に使ってみて当てるクイズをしたり、とても工夫された楽しい会になりました。簡単な報告はビスネットHPにある“わいわいブログ”も見てくださいね。http://blog.goo.ne.jp/bisnet_2014/e/2a0f3df162c222ffe068d47bd3783c2e

 タウンページも是非開いて見てください。

 手前味噌ですが、10年間も続いている「消費者と企業のわいわい塾」っていいなと思います。がんばっているいい企業さん、いい商品、サービスや情報を消費者に伝えることが出来るし、企業さんもダイレクトに消費者に思いを届けることが出来、意見も聞けます。
 これからも「わいわい塾」地道に続けていこうと思います。私たちの役割は消費者と企業を繋ぐこと・・・ですから。

女性の活躍関係の会合、パーティに3つ参加しました

2015-09-11 17:13:28 | Weblog
 8月28日の念願の「女性の活躍推進法」が成立しました。6月ぐらいから、今か今かと待ちわびていましたが、のびのびになって、前回流れたようにまたか、と心配しましたが、無事通りました。内容についてはまた詳しく書くとして、8月は特に、女性活躍関係の会合、パーティがたくさんありました。


 まず、21日、福岡県の副知事交代、あすばる館長交代、そして「女性の大活躍推進福岡県会議」が内閣府の女性チャレンジ支援賞のお祝いを兼ねて、「福岡県の女性活躍推進交流会」が開催されました。
 私も女性活躍会議の代表なので、今回の当人ともいえるので、まさかと思っていましたら、実行委員長にということになり、ほとんど県の職員さんがしてくださったのですが、呼びかけをしたり、当日は挨拶をしたりで、その日は飲まず食べずで9時頃まで大変でした。

 しかし何よりも嬉しかったのは、150名ほど集まっていただいたこと、そして、今回は大活躍会議からの呼びかけもあって、企業・経済団体の方々も来られて、いつもの女性交流会とはちょっと違った景色になったことです
 経済界の集まりというと真っ黒、男の方ばかり、男女共同参画や女性問題の会になると女性ばかり。これからこれではダメだと思います。いっしょに集う、いっしょに語る、ということが大事です。これから会を催す時は、この点にも留意してしかけていきたいなーと思っています。

 海老井副知事、村山あすばる館長お疲れさまでした。お世話になりました。そして、大曲副知事、松田館長、これからもよろしく



 8月28日、東京で昨年に続いて2回目の「WAW!2015」が開催されました。昨年も行かせていただいたのですが、今年は正式にご招待が来て行ってきました。
 昨年に比べて、とても洗練されており、出演者も素晴らしく、内容もとても良かったです
 安倍総理のスピーチも素晴らしく、総理がこれだけ世界に発信されるのであれば、日本の女性活躍も本気なんだろうなと思いました。

 私は1日だけの出席でしたが、この日だけでも今回はとてもテーマが明確で、「世界中の女児に教育を」、「経済界での女性活躍」が中心でした。勿論、2日目の部会討論はもっとたくさんのテーマで語られたようですが、1日だけでも日本国内だけを見て考えるのではなく、グローバルな視点をもち、日本を考えること、さらには、世界中の女性がもっと幸せになるためにはどうすればいいのか、ということなども考えさせられました


 これを受けて、福岡では昨年に続いての国際会議「男女500人のトークセッションin福岡」が開催されました。30日日曜の10時半から1日中はちょっとしんどかったですが、とても充実したいい会でした。
 まず、午前中の分科会は経済、地域、農業を分かれており、どれも聞きたかったのですが、私は経済に出席。新しい企業さんの女性活躍に関するお話が聞け、参考になりました。
 午後のスタートは、タイ王国の観光・スポーツ大臣による講演会で、ご自分の経験や考えを熱心に話され、とてもいいお話でした
 その後、全員でワールドカフェを。広い会場を動き回って、いろいろな方々と話して、やはり一方的に話を聞くだけではなく、語り合うことはいいことですね
 夜は関係者によるパーティ。この日は日曜でもあり、家族で食事に行く約束をしていましたので、途中で失礼しましたが、またたくさんの方々にお会いし、語りあったいいパーティになりました。

 法律もでき、やっとここまで来た女性の活躍の機運、これを逃すことなく、一部の女性達だけではなく、能力のあるやる気のある女性たちがもっと活躍できるように、まだまだやることはあるなーと思った8月でした

ibbに感謝!

2015-09-10 14:08:05 | Weblog
 今月2日は、ibbの「ib be united party2015」がありました。5年ほど前からでしょうか、ibbの卒業生を中心に交流会が開催されています。

 ibbとは?何を隠そう、ビスネットの原点、恩人、足を向けて寝れない、そう、2001年創業から2年半、ベンチャー支援のオフィフを提供してくださった会社です
 廣田商事という不動産会社の廣田社長が、自社のビルを生かして、福岡のため、創業する人たちのために安い家賃で2年間オフィスを貸してくれるという事業です。
 ビスネットは、このオフィスがオープンした2000年暮れから入れていただいたというご縁で、15年のお付き合いをさせていただいています

 銀行をやめて数か月で創業準備を進めていく中で、私はオフィスがとても大事だと思っていました。名もない小さな会社がこれから仕事を取っていく時、名刺に天神という住所が書けるということはそれはそれは大きなプラスだと思ったのです。
 2000年の11月頃でしたでしょうか、たまたま新聞でibbのベンチャー支援オフィスのことを知り、早速電話をし、面接を受けたのを覚えています。
 面接では会社を始めた3人で1時間ぐらい粘ってやっと入れていただくことになりました。その時の嬉しかったこと
 「自分たちのオフィスが持てる」これから会社をやろうと思った時に、どれだけモチベーションが上がったことか、と同時に何とかやり続けなくてはいけないと思ったものでした。

 このオフィスのいい所は、安い家賃で貸していただけることもですが、仲間がいるということ(2フロアーに10ぐらいのベンチャーが入っていたでしょうか)、そして、定期的に事業報告会をしたり、お互いに刺激し合えるところもとてもありがたかったです。
 共有の応接室があったり、セミナーを開催出来る会議室を借りれたり、そして、何と言ってもロケーションがいいこと。兎に角動くのに時間・経済的に無駄がない、これは資金力のないベンチャーにとってはとても救いになりました。

 そのようなありがたい支援を受けながら、2年半。やっとここから独り立ちして、今のオフィスに移ることが出来るようになりました。

 前置きが長くなりましたが、ibbの卒業生の中でも古い方だからでしょう、この日のパーティの最後の挨拶の前に卒業生代表として挨拶をさせてもらいました。

 このところ毎年このパーティの参加者が増えて、この日も200名の方々が口を揃えて広田社長に感謝し集まりました。
 パーティの初めに上場記念スピーチをされた(株)ヘリオスの鍵本社長の話も立派でした。また最後にされた(株)エムビーエスの山本社長の挨拶も素晴らしかったです。彼ら30代ですよ。いいですねー、若い人がとても礼儀正しく熱意を持って語る姿って。

 15年間の廣田社長の素晴らしいところは、今回のパーティのテーマでもあった「変わらぬ姿勢」これに尽きます。オフィスを提供するだけではなく、ベンチャー企業のその時その時にあった支援をしてこられたこと。今はIPOを目指す企業支援にも力を入れていらっしゃいます。
 「変わらぬ姿勢」いい言葉ですねー。私も人として、そして会社としてこれが大事だと思います。
 
 このパーティの収穫はたくさんありましたが、若い人の元気でがんばっている姿を見て、刺激になりました。足元にも及ばない小さな会社ですが、兎に角続けていこう、もっとしっかりとした会社にしていこうと心を新たにしたパーティでした

いろいろなセミナー、パーティに出ています

2015-09-09 17:48:08 | Weblog
 今朝の天神の気温は22.7℃、随分朝晩は涼しくなりました。

 このところ連日話題になっている、シリアなどからの難民がドイツに着いたというニュース。勿論、ドイツの労働力不足や少子化などのために思惑があってということではあるでしょうが、あの受け入れ姿勢の心の広さには感心させられます。
 日本のように単一民族で、陸続きではない国には想像が出来ないことです。駅や街では市民が難民を拍手で迎え、援助物資を配っているという話を聞いて、本当に感心させられます。

 小さい子供を連れ、あれだけの道のりを移動して、それも国を捨て言葉も違う知らない国に逃げてくるのですから、よほど自国の情勢が悪いのでしょう。こんなに国民を苦しめ、国を捨てさせる闘いって何なんでしょう。民がいなくなった国はどうなるのだろうと思います。

 EU全体が人道的支援をというのもすごいことだし、それを言い出したメルケル首相もすごい人ですね。どうか子供たちが健やかに育ちますようにと祈らずにはいられません。


 5日土曜の午後、親しくしている人に誘われて、「GROBAL SUMMIT of WOMEN」(GSW)の報告会に行ってきました。
 正直、GSWのことは、ちらっとその友人から聞いただけで、どのような会かほとんど知りませんでした。
 2001年からスタートした世界各国から1,000人もの政治家、経済人の女性が集まる会で、今年はブラジルで開かれ、その報告と来年はポーランドで、そして、再来年は日本で開催したいので、そのアピールもあっての開催でした。

 スタートから出席されている佐渡・アンさんという日系3世の方が、67才とおっしゃっていましたが、それはパワフルな説明とこの会の素晴らしさを話され一気に引き込まれて行きました。
 その後次回の開催国ポーランドのモニカさんがポーランドの「KONGRES KOBIET」という活動を紹介、ポーランドの女性活躍事情も説明されました。
 そして、再来年の日本開催に向けて、何度かこの会に参加されている(株)クオリアの荒金さんから、またアンさんからなぜ再来年日本でなのかの説明がありました。

 その後少しフリートーク、質問などがあり、わたしは16時過ぎに帰りましたが、引き続き情報交流会もあったようです。
 佐賀や北九州からも若い人がたくさん集まっており、すでに来年のポーランドに行きたいという人もいて、なかなか盛り上がった会でした。演出もとても上手で、3,40人ほどの会でしたが、コーヒーとお菓子が自由にサーブされいい雰囲気を作っていました。他の会でも女性が主催する会は、中身もですが、このような演出が会を和やかにし、人を繋げ、効果を上げるんだなーと感じました。

 私も若い頃、仕事や勉強で海外に行くチャンスを与えられ、目から鱗、どれだけその後に影響したかを思い出すと、是非、若い女性には飛び出してたくさんの人に会って刺激を受けてほしいなと思いました。