久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

ちょっとうれしいこと2つ、いや3つになりました

2010-01-25 18:21:03 | Weblog
 先週の金曜日は、分刻みの忙しさ。9時半に商工会議所でアポがあったので、日航ホテルに車を入れ、走って商工会議社に行きいろいろ相談。ぎりぎりになったので、またまた走って10時半からの日航ホテルでのソロプチミストの例会に。またまたこれが伸びて12時15分ぐらいまであったので、ホテルの人に大急ぎで食事を出してもらい、10分で昼食。
 それから車で急いで、大橋のジャズダンスのレッスンへ。このレッスンは通常土曜の午前中行っているのですが、次の日は仕事で行けないので、金曜の1時からのレッスンに。それも普通ならば休んでもいいのですが、4月に大会があるので、特に劣等生の私としては、休むと皆に迷惑をかけるので、兎に角行ける時に行くことに。

 2時40分に終了(先生が熱心で、時間どおり終わったことがないという・・・)。急いで高宮の実家に行きシャワーをかかる。それから会社に行き、5時過ぎまで仕事して、車で、例の大分県は大山町に。次の日朝から会議なので、この頃前泊するようにしています。

 6時40分頃に到着。ここからが、やっと私の時間。7時から梅酒をチビチビの飲みながら一人の夕食。私結構一人で食事するのは好きなんです。勿論、家族や友達との食事の楽しいし好きですが、一人も大好き
 だれかと食事をすると、食事よりも、話やほかのことに結構気をとられますが、一人だと食事に集中できるというか・・・食べ物のこと、作り方、仕事のことを考えながら食事するのも楽しいものです。

 もう4回目ぐらいになるでしょうか、この大山町「お宿 あさもや」に泊まるのは。正直、すごく設備が豪華だとか、料理がすごいという宿ではありません。しかし、何度か泊って、居心地がいいというか、ほっとできるというか、従業員の方々もアットホームな雰囲気で。勿論温泉もいいですよ。
 実は食事ももっと大山町らしい工夫ができるのでは、と支配人に話したことはあるのですが、(だいたいいつも同じような料理でしたので)今回少し変わったところがあって、一人用の小さな鍋料理に、カモのミンチ団子が入っていて、この鍋はおいしかったですね。それといつも思うのですが、ご飯がおいしい。最後お腹は満腹でしたが、ご飯つぶひとつ残さず、完食(最近、外の食事の量が多くて、勿体ないけどどうしても残してしまうのですが)

 食事の後、部屋に帰って、ちょっとくたびれていたのか、テレビを見ながらウトウト。9時過ぎから温泉へ。今回は時間もあるので、遠赤外線低温サウナにもゆっくり入って汗を出し、ちょっと寒かったですが、星のきれいな露天風呂でゆったり。「あー幸せ」

 次の日は、午前中、例の梅ジュースの会議です。まだ完成は少し先ですが、なかなかおもしろいジュースやその他の物も出来つつありますよ。試飲したり試食したり、そこでいろいろ議論して、本当に楽しい会議です。出来上がりを乞うご期待

 さて、2つ目の嬉しいこと。土曜の夜、夫と冊子に載っていた、わりに自宅近くのスペイン料理のレストラン「アルキミスタ・レスタウランテ」(何とも長く覚えにくい名前)へ食事に。1週間前の結婚記念日の食事?初めての所は、ちょっと冒険なのですが、今回「大当たり
 聞くと、呉服町の近くにあるスペイン料理店の姉妹店だとか。今回頼んだコースは6皿ぐらい出たのですが、普通メインに魚と肉両方は少々多くて、大抵肉は残してしまうのですが、ここの料理は、味付け、量ともとても考えられていて、特に味が上品だからでしょうか。オードブルからデザートまで、珍しくコース料理としてまとまったおいしくていい料理でした
 すごく目新しいというのではないけれど、ちょっと工夫されている、味付けがこってりしていない、素材の味が活かされているというのでしょうか。器も全部白ですが、形が良くて、センスがいいなと思いました。
 私たち今ワインの勉強中なので、ソムリエにいろいろ教えていただいて、程度な楽しい会話もしながら本当に満足した夜でした。また是非行ってみたい、今度はどんな料理がでるかしらと楽しみなお店がまたひとつ増えました。

 最後におまけにうれしかったこと。今朝のことです。いつもどおり電車の駅に向かっている途中、道ひとつ渡れば駅という所で、今日は雨が少し降っていたので、傘をさしていたのですが、ほとんどやんでいたので、たたもうとした時、手が目に当たって、コンタクトが外れてしまったのです。
 「どうしよう」必死で道路を探すのですが、何しろ小さいし、透明だし、片眼しか見えないしで、探しても探しても見つかりません。本当に神様を恨みました。「この忙しい朝に何で・・・」でもないと困るし、片目うん万円もするので、何としてでも探さなくては。
 そこに、少し若い男性と年配の男性が「どうしたのですか」と声をかけてくれ、「コンタクトを落したんです」と言うと、何とそれから1分も経たないうちに、若い方の男性が「ありました」と言って、見つけてくれたのです。
 もう大感激靴に踏まれることもなくよく無事にあったこと感激してよくお礼は言ったもですが、何しろ片目で、よく相手の顔が見えず、どんな人だったか定かではありません。本当にありがたかったです。「どこのどなたか知りませんが、本当にありがとうございました

大店法の会議から見えてくる景気の動向

2010-01-21 11:18:48 | Weblog
 福岡県大規模小売店舗立地法(大店法)委員(副委員長)の任期が5月で終了することになりました。10年間委員をさせていただきました。
 その間、委員構成も変わりましたし、世の中の流れも、またこの法律自体も変わってきました。

 一番大きく、目に見えて変わったことは、昨年の9月頃までは、2時間の会議で審議しきれないほど新規出店や変更の案件があったのに、このところ、報告事項・決議事項あわせても2件~3件という減りようです。
 この10年、景気の良し悪しはありましたが、このように案件の減り方が激しいのは初めてです

 大店法の歴史を見てみると、1937年に旧百貨店法が制定され、戦後高度成長の波に乗って大型店進出の流れの中、1974年大規模小売店舗法が施行。規制強化のために対象面積を下げてきたのですが、1990年日米構造協議で規制緩和が叫ばれ、出店原則自由のハードルが下がり、各地で、特に郊外型の大型店の出店が盛んになりました。
 そのうちバブルははじけ、低成長時代に入り、大型店の出店競争と同時に、地元商店街、小売店が軒並み疲弊し、このままでは、中心地が空洞化してしまうということで、1998年「改正都市計画法」「大規模小売店舗立地法」「中心市街地活性化法」が公布になりました。
 特に中心市街地活性化法は話題になり、どちらかと言うと、郊外大型店が悪者のように言われた時期もありました。
 しかし、これまでの商店街に魅力を感じない若いファミリー層は、買物だけではなく、レジャーも兼ねた郊外大型店の利用をしだし、その後の商店街などの努力と大型店同士の競争などパイの食いあい的な感じは否めませんでした。

 また、実は大店法の基に審議される内容も大変限られており、交通、騒音、駐車場・駐輪場、生活環境などその店舗ができることによって、周辺に与える影響を考えて、問題が起こらないか審議するわけですが、店舗面積による杓子定規なチェックで「これでいいのかな」と思うこともありました。
 しかし、現在の傾向としては、このように景気が悪くなると、出店に関する一時のような地域での反対運動はほとんどなく、どちらかというと出店を歓迎するという方向になっておりますが、このところのように出店は激減という状況です。

 10年間、大店法に係わる出店の審議をしてきて、また消費者として感じることは、郊外大型店にしろ街の商店街にしろ、消費者にとって買物できる選択肢が増えることは喜ばしいことです
 しかし、一時のように大型店の進出によって(勿論これだけの理由ではないのですが)、軒並み街の商店が閉まってしまうと、今は車で買い物にいけるのでいいけれど、車に乗れなくなったら、どこで買物をすればいいのか。大型店も競争が激しく、地域にある大型店も撤退したら、その後はどうなるのか、などなど心配もつきません。
 自然環境を破壊し、どんどん開発されるのも考えものですが、こんなに元気のない経済の負のスパイラルも何とかしなくてはと思う今日この頃です
 
  委員の任期はきれますが、これからも消費者目線から、大店法の行方や、流通の動きには注目していきたいと思っています

アイスランド旅行③

2010-01-18 10:51:47 | Weblog
 3日目、レイキャビックを後にして、ゴールデンサークルといわれるグトルフォスの滝や間欠泉を見に行きました。滝は先にも書いたように、4つほど見ましたが、半分凍っているという、普通では見れない光景でしたが、それはきれいな滝でした。
 兎に角今回の旅行は寒いと分かっていましたので、寒さ対策はバッチリ。外の観光、そしてオーロラは夜、スキーウエアの上下の下には、ヒートテックのシャツ、フリースのウエアーそしてセーター、パンツの下はタイツにやはりヒートテックのスパッツを重ねてという出で立ちです。これに毛糸の帽子に手袋、マフラー、それでも夜30分間外に立っているのは辛いぐらいでした。

 3日目の夜のオーロラ観測は、ホテルの前が教会で、その後の墓地の向こうが暗くて最適というので、クリスマスのイルミネーションに飾られた墓地を通って、お墓に見守られながら見ました。
 4日目、5日目のホテルでは、オーロラ観測用の部屋やバルコニーがあり、この2日は、外で待たなくていいので、比較的楽でした。しかしやはり最後の夜は、皆で代り番こに外に出て、今か今かと待ち続けました。
 オーロラが見える条件はなかなか難しく、雲がなく天気が良い、星が出ている、満月ではない方がいいよう、何よりも太陽の黒点の活動が活発などなど、これらが整わないと難しいようです。今回は、最後の、黒点の活動が活発ではない時期だったようで・・・
 
 最後の日は、レイキャビックの近くの温泉で有名なブルーラグーンに宿泊。日にちは12月31日。夕食の後、皆出たり入ったりで外を眺め、11時半ぐらいから花火大会。
 アイスランドでは、大みそかの夜は、国民皆花火をするそうです。そのために、何万円もお金を使うそうです。10万円も使う家庭もあるとか。この花火、どこで買うかというと、消防署が街の倉庫などで売るのでそれを買いにいくのです。
 私たちも観光の途中、その倉庫に買いにいきました。いろいろな種類があって、私たちが買っている間も近所の人が山ほど買っていくのを見ました。
 そして、その夜、11時頃からレイキャビックの街の方向は、花火で明るくなるほどでした。本当に街中で花火を上げているのが分かります。冬に花火?それぞれの大みそかの過ごし方、おもしろいですね。
 郷に入れば郷に従いで、私たちもそれに習って、花火をしながら、カウントダウン。新年を迎えました。

 この他にも、寒さに吹き飛ばされそうになりまがらアイスランド最南端を見に行ったり、5~10分おきに噴き出す間欠泉を見たり(以前は60m近く吹き上げていたそうですが、今は10mぐらいしか上がっていませんでした)月の景色、クレーターってこんな感じなのかなと思われるような景色を見たり(火山国なので、黒い土の所に平地も岩がごつごつしており、そこに雪がかかているのでまうで月面のよう)、ブルーラグーンという温泉施設の露天風呂に入ったり(人工的に作られたものですが、寒さのため湯気が出ていて、どこからどこまであるのかわからないぐらいの広さ。勿論水着を着て入りました)

 今回の旅行の目的はオーロラ見学だったのですが、アイスランドという国はなかなか興味深い国でした。何しろ自然がそのまま残っています。湖、氷河、滝、火山、海岸の自然造形などなど見どころがたくさんあります。これが季節が変わるとまた素晴らしいそうです。

 現在の失業率8%、消費税24.5%、国は破綻しそうという国ではありますが、私の感想は、自然豊かで、落ち着いた国。医療制度が整い、乳児の死亡率世界最低、長寿国、センスが良く、料理もおいしい。地熱発電6割、水力で4割の電気を作るというクリーンな国。水素エネルギー開発も進んでおり、2050年にはすべて水素自動車(燃料電池自動車のことでしょうか)にするとか。まだ日本人は年間6,000人ぐらいしか訪れていないそうですが、機会があったらまた行きたい国のひとつになりました

アイスランド旅行②

2010-01-15 09:36:29 | Weblog
 今日(前半は13日に執筆)は天気予報どおりではありましたが、福岡は朝から雪。何センチか積っているぐらいなのですが、都市高速はストップ。少し晴れ間が見えたりもするのですが、また吹雪のように雪が舞っています。
 ということで、午後から直方に行く予定だったのですが、来週に伸ばし、思いがけなく時間が空きました。アイスランド旅行の続きを書きましょう。

 今回の旅行は、6泊7日。33名のツアー旅行で、ちょっと大人数のグループでした。でも、短い期間とはいえ、いろいろな方と知り合いになれ楽しく、旅慣れた方も多かったので、人数のわりにはスムーズな旅行でした

 今回行った所は、首都のレイキャビックに2泊、後は1泊ずつで、セルフォーシュ、ヘトラ、ブルーラグーンという西南部をぐるっと回るというコースでした。

 まず首都のレイキャビックからスタート。夜10時すぎに空港に着いたので、その日はホテルに入って寝るだけ。次の日は、朝ゆっくりして、午前中市内観光。国会議事堂、大統領官邸、ハトルグリムスキルキャ教会、そしてこの町の家庭にお湯を供給しているペルトラン、1986年レーガン・ゴルバチョフ会談が開催されたハーフジーハウス(え、ここが、というような空き地にポツンと建ってる普通の家でしたが)見学。
 
 見学しながら、現地のガイドさんから聞いたこの国の話をいくつか。アイスランドは、今は男性ですが、世界で初の女性大統領を出した国です。人口は32万人。(初め聞き間違いかと思いました。あまりの少なさに。福岡でいうと久留米市ぐらいなので・・・)国土の広さは、九州と北海道を合わせたくらい。どこに行っても人と車が少ないはずです。
 実は、2,3年前までバブルが少し続いており、昨年の金融ショックで国が破綻しそうになっているそうです。
 国全体が火山の集まりで、太平洋プレートとヨーロッパプレートの境が国の真ん中にあり、それらのプレートが引っ張り合っている関係で、国が少しずつ動いているそうです。、

 この日、午後から自由行動で、レイキャビックの中心街を散策したり、買物をしたりしましたが、印象は小さな落ち着いた街という感じです。ヨーロッパのように重々しくはありませんが、お店もしゃれていて、デンマークから独立したということですので、北欧のセンスを受け継いでいるようです。
 たぶんこの日も雪が舞っていましたので、0℃ぐらいだったでしょうか、ホテルへの帰り道の途中にある池が凍っており、何と、その上を歩いて帰ってきました。初めはちょっと不安だったのですが、前に何人も歩いているので、大丈夫だろうと・・・凍った池の上を歩くという初体験をしました。

 さあ、この夜からオーロラが出るのをひたすら待ちます。レイキャビックでは、ホテル周辺が明るいので、7,8分歩いた、海の方まで見に行き、1時間ほど空を見上げていたでしょうか。残念ながらこの日は雲が出ていて見れませんでした。まだまだ旅は続きます・・・

オーロラは見れませんでしたが・・・アイスランドへ①

2010-01-07 10:41:56 | Weblog
 明けましておめでとうございます。

 今年初めてのブログですが、書きだす前に、アクセスランキングを見たのですが、うれしいことに、お正月1日、2日のアクセスが多かったですね。お休みで家にいて、初めての方もたくさん見てくださったのかもしれませんね。ありがとうございます。これからもよろしく

 ということで、書き始めですが、12月27日から1月2日までアイスランドに行ってきました。お正月はマイナス8℃の国で、花火をしながらのカウントダウンで迎えました。

 ちょうど昨日の新聞に、世界の長寿ランキングが出ていて、アイスランドは男性長寿1位なんですね。そういえば、現地のガイドさんの話の中にも、「この国は、医療体制がよくできていて、皆さん長生きなんですよ」と言われていました。女性は勿論日本が1位ですが・・・

 まず、アイスランドの位置、ご存じですか。私は行くことになるまで、アイルランドとアイスランドがごちゃごちゃになって、よく間違えていましたが、今は大丈夫。イギリスのもっと北です。グリーンランドよりも少し南ですが、緯度的にはノルウエーぐらいでしょうか。
 嘘かホントかおもしろい話があります。なぜアイスランド、グリーンランドと名が付いたのか?グリーンランドを発見した時、季節は夏で、緑があったので、グリーンランド。アイスランドは、冬発見され、真っ白な土地を見て、アイスランドという名にしたとか・・・

 何しろ遠い国です。日本との時差は9時間。アイスランドの時間はグリニッジ天文台の時間だそうです。
 出発の日は、朝5時前に起きて、7時10分の福岡出発。それからが長い長い旅です。まず、羽田に着いて、バスで成田へ。成田で3時間ぐらい待って、コペンハーゲンへ。約11時間。コペンハーゲンで4時間近く待って、3時間かけてやっとアイスランド到着!福岡出発してから計23時間ぐらいかかったでしょうか

 アイスランドは勿論冬。この国は2季といわれているそうで、夏と冬だけ。夏は白夜になりますが、冬は、私たちが行っている間も、やっと午前11時ぐらいに明るくなり、午後3時頃はふたたび薄暗くなるという具合。
 まず一番感じたことは、仕事は朝9時から始まるようですが、こんなに暗い中で、「さあ、仕事しよう」という気になるのかなーという疑問
 まあ、生まれた時からこうなのですから、何の抵抗もないのかもしれませんが・・・
 兎に角、太陽もとても弱いのです。行っている間、低く出て、ほとんど高さが変わらずそのまま沈んでしまうという・・・
 でもこのような国だからこそ、夜をどう楽しむか、寒い冬をどう乗り切るかなど、その国ならではの工夫があるようです。
 街を歩いていて、本屋さんが多いなーと思ったのは間違いなかったようです。ガイドさんの話では、夜が長いので、とても本を読む国民だそうです。それ以上に驚いたのは、ほとんどの人が本を書くそうです。「あなたまだ本を書いてないの?」というほど

 さて、これからアイスランド旅行の話に入るところですが、実は、仕事の話になりますが、当社ビスネットは、今年10年目を迎えました。思い出せば、本当に10年前の1月4日、3人で法務局に行き、ビスネットの登記をしたのです
 ということで、昨年11月から、10年目の今年は、これからのビスネットの5年後、10年後を見据えて大きく舵を切らなくてはいけないと動き始めており、スタートの1月はオフィスにいる時間があまりなさそうなので、短く分けて書こうと思っています。また続きをお楽しみに
 では、今年もよろしくお願いいたします