久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

3連休は映画三昧

2017-10-11 09:59:36 | Weblog
 珍しく10月の3連休は、旅行もゴルフも入っていず、さて、どう過ごそうかと考えて、最近行っていなかった映画に行くことにしました。
 まず、このところ、新聞や冊子の映画評を読んでいて気になっていた映画をピックアップ。3本ありました。
 そこから、スケジュール作り。土曜の午前中は38年続けている健康ダンスのレッスン。、日曜は、以前からしている福岡市の商店街活性化事業の審査員の関係で、実際に商店街を見ようと計画していたのが、ちょうど日曜に催しがあるというので、それに行く。
 それ以外に空いている日・時間にやっている映画館、時間を調べて計画を立てます。まるでパズルのよう


 やっと前日にパーフェクトなスケジュールが出来上がりました
 土曜、健康ダンスのレッスンの後、実家でシャワーをかかって、天神で軽く昼食を取り(この昼食もその時の気分に合った、ベストなチョイスをしないとダメなのです。ちょうどいい量のクロワッサンサンドウイッチランチをチョイス◎)、博多駅のTジョイへ。3連休なので、入れないと困るので、まずは、チケットを買いに。1時間ぐらい前に着いたのに、あと数席しか残っていませんでした。
 1本目は「ナミヤ雑貨店の奇蹟」。若者3人と西田敏行の何とも不思議なめぐりあわせ、人生を考えさせられる話。次どうなるかと筋書きもおもしろいし、見終わった後、何とも優しい、ちょっとシートから立ち去りがたい、余韻に浸っていたいような気分になりました。山下達郎の音楽も良かったですねー


 日曜、朝掃除、洗濯、片付けなどを済ませて、西新へ。この日は、西新、高取、藤崎などの5つの商店街が繋いで、さざえさん通りと命名。そのお祭りでした。
 昼近く、ガラポン抽選会、音楽、屋台など結構にぎわっていて、西新から藤崎までずっと歩いて見て回りました。ちょっと先の藤崎側の方は出店もまばらで寂しい感じはしましたが、暑いぐらいのいい天気、商店街っていいなーと思いながら歩いてきました,
 
 ここでいい所があったら食事をしようと思ったのですが、ちょうどいい時間に一人でも入れるような食べたい店が見つからず、藤崎から今度は明治通りを西新に向かってUターン。
 少し行くと、ちょっと雰囲気のいい家庭料理のレストランがあったので、外のメニューを見て入ってみました。チョイスした季節の野菜カレーのおいしかったこと!カウンターに置いてある、キンピラなどの小鉢1つを取っていいサービスなど、一人でも心地いいレストランでした。この日のお昼も◎。

 その後、計画通り、天神のソラリアに「3度目の殺人」を見に。ここも日曜で入れないと困るので、少し時間の余裕を見て、チケット売り場へ。買えました。
 上映まで30分以上あるので、日頃あまり来ないソラリアをウロウロ。まあ、若い人の多いこと!皆友達と楽しそうにわいわいがやがや。特に食べる所はどこも満杯。どこからこんなに人が湧いてくるのかと思うほど。日頃ウイークデーに見る天神の顔とは違うのにびっくり。

 さて、映画。これも良かったですねー。福山雅治と役所広司。何とも心理的に複雑なストーリーですが、前日のとはまた違った余韻の残る映画でした。ストーリー展開もおもしろいです。
 役所広司が上手でしたねー。表情、話し方。拘置所で弁護士の福山と犯人の役所が話す時の2人をダブらせた撮り方も上手な演出だと思いました。
 これも終わってからちょっと席を立ちたくないような、ちょっと考えていたいような映画でした。


 さて、連休最終日。朝はゆっくり新聞を読んだり、夕飯の献立を考えたり。10時半頃家を出て、この日はキャナルシティへ。やはり1時間前に到着してチケット購入。映画は「関ケ原」。これは以前から見よう見ようと思って見る時間がなかったので、休みの日にと思っていました。
 というのも、映画はたくさんあっていて、割りに短い期間で終わってしまうのです。ですから、上映時間を調べても、終わりに近づくと1日1回となるので、ウイークデーはなかなか時間が合わないことが多く、つい見逃してしまいます。

 昼食は、さて何にしようか、キャナルもめったに来ないので、食事場所を探してうろうろ。この日もいい所を見つけました。韓国料理。おいしい石焼ビビンバを食べました。これもグッドチョイス◎。
 
「関ケ原」は岡田准一扮する石田三成、役所広司の徳川家康の熱演、ストーリーを関ケ原の合戦にいたる短い期間に絞って作ってあるので、ちょっと長い気はしましたが、見ごたえのある映画でした。
 でもどうしても石田三成側から描いてあるので、つい石田三成の味方をした見方をしている自分に気づいたり、もし小早川秀秋が早くから石田に付いていたら・・・と思ってみたり。結果を知っている史実ですが、どちらかの側から肩入れして見てみるのもおもしろいものです。


 あー何とも充実した、満足した3連休でした。だれに合わせることもなく、自由に選べる時間の使い方と食べること、そして、一人で感動にひたる・・・贅沢なことです。ありがたいことです。(いつもいつも好きなことが出来る、しているわけではないですよ 笑)