久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

3月も忙しかったーです

2016-03-31 11:43:15 | Weblog
 3月も後1日、今年もすでに3か月経ったのですねー。

 でも、またいい季節がやってきました。そう、〝通勤花見″の季節!うちから駅まで18分の道のりで桜が楽しめるのです。
 蕾が付いているのに、なかなか開かない日が続いて、一昨日あたりからわーっと咲き始め、木によってはもう満開。
 本当にこの時期の咲き始めの桜の美しいこと!見とれながら歩いているので、電車に遅れそうになります。今度の土曜、舞鶴城あとの桜祭りに母を連れて行こうかなーと思っています。


 3月も何とも忙しい日々でした。4月にあるソロプチミストの30周年リジョン大会サポーティングクラブ実行委員長になっているのもやることの多い要因になっています。大会には毎年20年以上出席していますが、いざ、スポンサーすることになると、何しろ初めてのことですから、戸惑うことばかり。いかにこれまでボーッと出席していたか・・・
 しかし南リジョンに分かれて30年、しっかりと受け継がれてきた伝統があり、すべてマニュアル化されており、それは毎年立派に行われます。
 これを成功させなければならないのですから・・・今年も1300人以上の会員が集まる大会になります。
 まあ、何でも経験、仕事では出来ない経験はいつかプラスになるでしょう。


 3月中旬、これまでにも何度か出席したことはあるのですが、総務省の全国行政苦情救済推進会議に出席しました。全国10か所近くの管区から代表者が集まり、今回も私は九州管区の座長の代理で出ることになりました。
 一昨年出席した時は、福岡からの飛行機が大幅に遅れ、30分以上遅刻になりとても心配しましたので、今回は早めの飛行機で。今はスマホの乗り換えナビなどもあるので、東京に着いてある程度はかかる時間が想定できますが、やはり東京の移動には気を使います。特に今回は霞が関なので、迷わないようにしなくてはと、スマホをたよりに乗り換えもばっちり。随分前に着くことができました。

 会議は本省の苦情会議にかかった案件から始まり、私も九州管区の案件を発表。与えられた短い時間で発表しなくてはいけないので、何度も内容を読み込み、まとめ、分かりやすいように話す組み立てを考えました。
 行政苦情とはどのような内容かというと、たとえば、今回他の管区から出されていた案件ですが、「高速道路から出る時の標識が分かりにくい」とか、私の出した案件、「育児休業給付金の申請日を規定より後にしてしまったため受け付けてもらえなかった。窓口でその説明をしてくれれば良かったのに」など当事者でなければ気付かない手続き上の不備や説明不足、表示不足などいろいろあります。

 とてもこの会議は勉強になります。全国の行政苦情が分かることもですが、各省庁にどのようにあっせんし、改善に繋がったかも大変参考になります。
 この委員になって25年近く経ちますが、いつも思うことは、行政関係で、おかしい、不便、どうにかならないか、と思ったら言ってみることです。すべて解決するわけではありませんが、一人の人が言ったことで、行政サービスに繋がることは多々あるのですから。

 会議が終わってからの懇親会も大変楽しいものでした。本庁で仕事をしている九州出身の方々が挨拶に来られたり、他管区のお話を詳しく聞いたり、なかなか充実した時間になりました。


 さてさて、3月はまだ宮崎にプライベートで行ったり、書きたいことは山ほどですが、次回にします。またよろしく。
 

久しぶりの東京出張、鍛えられました

2016-03-01 10:00:51 | Weblog
 60を過ぎていますが、まあ驚くほど日々新しい仕事のチャレンジが出てきます。
 今回は、ある方の推薦で、福岡から4名選ばれ、環境省の外核団体、一般財団法人持続性推進機構の「企業等の環境人材育成を支援するモデルプログラムの開発・普及」のために2日間召集されたのでした。

 静岡、大阪、福岡、長野県などから総勢19名が参加し、持続推進機構が作った、中小企業経営者向けの、環境経営講座の内容を今回体験して、中小企業経営者に受け入れられるか、講座を受けた経営者が社内でもこのプログラムをやってみようと思うのかを検証するものでした。

 金曜日13時からスタート。まず座学が2講座あって、その後、グループワーク。1時間ほどで決められたテーマを話し合い、発表、講評も受講者がするというものです。2日間の間に必ず1回の発表と講評が決められています。

 座学は、今回の目的、内容、課題などが良く分かりましたが、2つ目の座学で、今回のプログラムを実際に行う講師として、人間力が求められるという話は勉強にはなりましたが、なかなか難しい要求だなーと思い聞いていました。

 グループワークも久しぶりで楽しくはあったのですが・・・何しろ・・・そうそう、まずどんなメンバーが出席しているかというと、私は例外の例外で、ほとんどの方々が、エコアクション21の審査人。主業を持っていて審査人は副業的にしている方が多いようでしたが、何といっても環境の技術的専門家の仕事の方が多く、私なんかちょっと場違いな感じもしました
 しかし来た以上は、何とか、推薦人の言われていた、専門家ばかりではなく、中小企業の経営者の経験、環境を幅広く勉強した経験者も必要という言葉に励まされ、何とか2日間参加した次第です。

 グループワークは4,5人1グループでしましたが、なかなかの方々の集まりなので、まとまらず、発表者になった時は模造紙に書き、発表内容をまとめるのが大変でした

 1日目は18時終了、その後同ビルで懇親会。女性は大阪から来られた方と二人でしたので、その人とは仲良くなり、またたくさんの方と話すことが出来、またこれまでとは違った世界いを知ることができました


 その後は、会場の近くに取っていたホテルに入り、やっとリラックス。40回建てのなかなかいいホテルでした。
 部屋もゆったりとしていて、雰囲気も良かったです。飛行機とパッケージで取ったホテルで高くなかったし、とても満足しました。朝食付きのパッケージがなかったので、少々高かったですが、朝食も良かったですねー
 
 いいホテルの朝食はとても優雅な気分になります。たくさんは知りませんが、インターコンチネンタルホテル、帝国ホテルの朝食はいいですね。
 今回のホテルも料理の種類はそう多くはありませんが、卵料理を注文で作ってくれる、おいしいワッフルやフレンチトーストがある、オレンジジュースはナマの絞りたて、ホテル自家製のヨーグルト、そして、今回感激したのは、フルーツの中のいちごのおいしかったこと小ぶりですが、甘くて粒が揃っていてきれい、10個ぐらい食べてしまいました。
 
 それにしても今は便利ですねー。飛行機もホテルもネットでいろいろ比較して自由に選べて全部予約できて助かります


 さて、2日目は朝9時スタート。鍛えられます。この日は2つのワークショップ。私は1つ目の発表と2つ目の講評に当たっているので緊張です
 1つ目のテーマは、「企業に想定されるリスクとチャンス」。まずそれぞれ、環境経営に取り組むことや社会的リスクについて思いつくだけ付箋に書き出します。次にそれを分類して、いくつかのリスクの島を作り、次はそれに対し対策を打つことによってどうチャンスに変え、メリットを生み出すかまでのフローを作ります。
 何しろ発表しなくてはいけないので、必死です。他の方はいろいろ言われますが、それを聞いているとまとまらないので、途中から私が方針を決定して進めていきます。時間があっという間に過ぎて行きます。
 今回困ったのは、恥ずかしいお話ですが、模造紙に書こうと思っても漢字がすぐ出てこない。自分で書くことが少なくなった弊害ですね。
 発表は何とかこなしましたが、講評はいろいろ言われました。

 昼休みは、福岡組と大阪の女性とで、近くのお蕎麦屋さんに。おいしかったけれど、東京の外食は高いですねー。おそば1杯が1100円~1400円ですから、ちょっとびっくりです。
 それにしても、東京の冬はどうしてこんなに青空がきれいで空気が凛としているのでしょう福岡の冬は寒くてどんより。滅多に青空を見ることが出来ません。さらにPMや黄砂などで空は霞んでいるし。学生時代から東京の冬は寒いけど好きでした

 午後からのテーマは「企業が(環境への取り組みに対して)直面する課題、その原因分析と対策」。これは発表者ではないので、ちょっと気が楽でしたが、講評者に当たっているので、真剣に取り組みました。

 主催者側も考えていて、今回のワークシュップには順位を付けて賞品を出すと言われるのです。ちょっとプレッシャー。
 1時間近く、途中まとまらなくてどうなることかと思いましたが、我グループは発表者ががんばってくれて、いい内容にまとまり、結果第2位になりました。
 私の他のグループに対する講評は、突っ込みが足らずいろいろ指摘を受けました。

 今回のことで、自分をつくづく反省。考えが浅い、勿論今回の講座に関しては専門家ではないこともありますが、もっといろいろな角度から熟慮してコメントを言わなくてはいけないのだなーと反省しきり。
 自分の会社では、また会社の仕事ではかなり考えて発言しているつもりですが、元々直観に頼る性格でもあるので、特に、外部の仕事、行政の委員や外部アドバイザー的仕事の時は、“熟慮”が私の今年の“心すること”かもしれないなーと気づいた次第です


 東京出張と言っても渋谷だけの2日でしたが、兎に角時間に遅れず会場に行くだけでも緊張ですし、内容的にもしっかり刺激を受けた2日間でした