久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

九州大学伊都キャンパスに行ってきました

2014-04-30 16:17:03 | Weblog
 先週の土曜日、九州大学の理事さんに誘われて、九州大学伊都キャンパスの椎木講堂のこけら落としに行ってきました。
 地下鉄からJRに繋がっている列車に乗って、姪浜駅から3つ目、九大学研都市駅で降りて、直通バスで約15分、駅前の開けてきた住宅地を抜け、田畑の中を過ぎて、学研都市として新しい建物が立ちだした椎木講堂の前に到着しました。

 まあ、立派な講堂です。大変音響のいいということで、今回のこけら落としは、九州交響楽団の演奏によるコンサートでした。
 初めに有川総長の挨拶があり、その後、この講堂に多大な寄付をされた三洋信販の創設者、椎木氏に花束が渡され、日本もこのような企業創業者の寄付によってこのような文化、学術が振興されていくようになったのか、と感心しきりでした。
 アメリカでは美術館や博物館が寄付で建てられたという話はよく聞いていましたが、安田講堂も財閥の安田氏が寄付をしてその名が付いたのでしたね。

 九響のコンサートは、小泉和裕氏の指揮で、ワーグナーの歌劇「ローエングリン」前奏曲、チャイコフスキーの「くるみ割り人形」より、ベートーヴェンの「運命」でした。素晴らしい音響ととてもいい席だったこと、「運命」も第1楽章はよく知っていますが、全部を聞く機会は意外となく、楽しい内容でした。

 今度は、どんどん変わっていく伊都キャンパスの見学をじっくりしてみたいと思いました

建築家、外尾悦郎氏の講演会に行ってきました

2014-04-15 17:02:38 | Weblog
 3月、4月は個人的には行政の会議がないのでいいのですが、会社として行政の仕事を受託しているので、それはそれは忙しいです。担当が遅くまでしっかり仕事をしてくれていますが、最後は私が方向性決めたり、細かい確認をしたりしなくてはいけませんので、とても神経を使います。日にちはどんどん経っていきますので、予算管理したり、営業の進捗状況の確認もあります。
 この年齢で大変ですけれど、こんなに刺激的な毎日を送れるのは本当に幸せだと思います。でも時々「あーしんどいなー」と思うことも。それを旅行したり、映画に行ったり、ネイルしたりと、何とか楽しいことを取り入れながら、気分転換をしながら仕事続けているというこの頃です。

 そんな中、昨晩、国際ソロプチミスト博多主催の、外尾悦郎氏の「ガウディが見ていた未来」という講演会に行ってきました。
 1時間半、サグラダ・ファミリアの映像を見ながら大変いい話でした。中でも印象に残ったのは、「自分がやっているのではない。自分は使われているのです」「シンプルがいいのです」「原点に返ること。ガウディがどこを目指していたのか、それを考えて作っているのです」
 サグラダ・ファミリアは何のために作られたのか、聖堂ですから神のためです。建物は楽器だそうです。ガウディは未完成でなくなったわけですが、設計図はないので、自分で考えて考えて作っているそうです。
 外尾さんが日本人であるということ、制作者の中では、一番長いということですが、大変な苦労だったと思います。今年?来年?には生誕の門が完成するというこですが、楽しみです。

 スペイン・バルセロナに行ったのは10年以上前、その時にサグラダ・ファミリアの制作に日本が係わっている、という話を聞き、誇らしく思ったことを思い出します。新しく生誕の門が出来た時にまた行きたいなーと思った講演会でした

理系女と騒いで・・・

2014-04-10 11:42:45 | Weblog
 昨日の小保方さんの記者会見、ニュ-スで見ました。数日前に記者会見をする、という報道がされ、どのように釈明するのか、真実はどうなのか大変興味深く、どちらかというと心配して見ました。

 まず今回の事件、私は理研の対応に腹が立っています。真実は分かりませんが、小保方さん、そしてその研究を売り出すために、割烹着を着るように言ったとか(以前から彼女の意志で着ていたのかどうかは分かりませんが)、研究室をピンクだか黄色だかにしたとか、そして、センセーショナルにSTAP細胞発見の発表、そして今度は、彼女にしっかりとした聞き取りもせず、釈明の機会も与えず、調査結果として論文を意図的に改ざん、ねつ造したと決めつけたのにはびっくりした。本来ならば、自分の研究所から問題が発覚したら、かばうことがいいとは言いませんが(調査委員会の委員長は確か理研の人でしたよね)小保方さん一人の責任とするのではなく、理研自体がもっと問題にされるべきですよね。彼女一人を切り捨てる言い方には、本当に冷たさを感じました。発表する時にはきっとちやほや持ち上げていたはずなのに・・・

 昨日の彼女はしっかりしていたと思います。声が震えたり、涙を出す場面もありましたが、2時間半にも及ぶ会見によく、前を向いてしっかり答えていたと思います。さぞかし勇気がいったと思いますし、怖かったでしょう。
 勿論、素人ですのでよく分かりませんが、彼女の論文の出し方の未熟さや結果が合致するのでこれくらいのでいいかと貼り付けた写真など、ちょっとびっくりするようなこともありますが、一応共同研究者がいて、グル-プとして提出しているということを聞くと、その人たちは何をしていたのか、なにをチェックしていたのか、その責任は?と問いたいと思います。いっしょに会見してもいいくらいですよね。

 どこの世界にもあることですが、いい時には尻馬に乗り、悪くなるとだれもいなくなる、責任を取らない。人間として、組織として情けないなーと思います。人間、間違いや誤りはあります。それを勇気をもって認め、謝罪し、修正をする、理研にはこの姿勢が見えませんね。

 小保方さんはSTAP細胞を200回以上見たと言っていました。会見ではちょっとしたコツで他の人にも出来る、という言い方もしていましたが、海外の研究者がやってみたが出来なかったという報告も聞いています。
 真実はどうなのか、小保方さんは反論し、再調査を依頼すると言っています。彼女も1か月間考えて昨日の記者会見に臨んだはずです。私は彼女を信じたい、がんばってほしいと思っています

心安らぎ、充実した週末

2014-04-07 15:55:26 | Weblog
 休みの時、旅行に行ったりゴルフをするのも大いに気分転換にもなりますし楽しいのですが、昨日のように一歩も外に出ず、1日家に居て過ごすのも大好きです。これまで週末はほとんど居なかったので、小さな庭ですが、草がぼうぼう、花壇もぐちゃぐちゃになっており、とても気になっていたのです。ちょうど金、土と雨が降ったので、日曜は草取りに最適
 
 いつもの休みの時のように7時頃起きて、「がっちりマンデー」を見て、「サンデープロジェクト」。途中スポーツの時間になる時からそろそろ家事を始めます。今回は庭の草取りを。前の日に雨が降っているのでよく取れます。時間を見て、サンデープロジェクトの後半を見て、また草取りを。11時過ぎぐらいに庭、玄関の所の花壇はすっかりきれいになりました
 
 午後から少しゆっくりして、2階の掃除。そしてやっと自分の自由な時間です。昨日は、2度目のシェリル・サンドバークの「LEAN IN」を読みました。昨年読んだ1度目の時よりもさらに納得!「そうだ、そうだ」と本に線をひっぱり、付箋を付けたり。
 昨年大変話題になった、フェイスブックCOOのシェリル・サンドバーグが“女性、仕事、リーダーへの意欲”について、自分の経験や大変示唆に富んだ女性へのアドバイス。どれかひとつ選ぶのではなく、どれも出来るようにやってみよう、切り開いていこう、とか、ステレオタイプになるな、とか、女性同士団結しよう、やはり女性リーダーをもっと増やしていこうなど、どれも参考になる例などと同時に書かれているので大変説得力があります。
 そして、アメリカでもそうなんだ、女性自身も気付いていない呪縛に縛られているんだ、と大変共感を覚えます。

 夕飯もご馳走ではありませんが、ゆっくり好きなものを作って、夜は、「軍師官兵衛」「馬医」昨日から始まった「珈琲屋の・・・」を見てゆっくりお風呂に入って就寝。充実した週末でした

ちょっと息抜きに・・・

2014-04-03 17:03:12 | Weblog
 この前の土、日は息子家族と合流、こちらは母を連れて宮崎に行ってきました。福岡からは30分のフライト。あっという間に着きます。息子たちは大分から4,5時間かけて来たそうです。大分‐宮崎は遠いですねー。
 息子たちには宮崎空港に母を迎えに来てもらい、夫と私はゴルフに。初めは曇りだったのですが、昼からは結構雨が降ってきて、傘をさしてのゴルフになってしまいました。
 夕方ホテルに集合。春休みということもあって、ホテルは満杯。夕食がホテル内では取れないということで、ネットで探した鰻屋さんへ。これがとてもおいしくて、孫も喜んで食べていました。ホテルに帰って、お嫁ちゃんも時にはこういう所も行きたいかと、ホテルのラウンジバーに。子連れでしたがいいということなので、生演奏を聞きながらお茶やお酒を楽しみました。

 この週末、週間予報では、2日とも雨。ところが、日曜日は嬉しいことにとてもいい天気になって、早々ホテルを出発して、動物園に。動物園や遊園地なんて久しぶり。孫の手を引いて、動物を見たり、遊園地で乗り物に乗ったり。何とも楽しい時間でした。
 上の孫が2才7か月、下が7か月。日に日に大きくなるので、会うとその変化にびっくりします。上の子は会話が成り立つので、かわいくてたまりません。男の子しか育てていないので、女の子が珍しくてかわいいのでしょうね。心癒される2日間でした


 その前の連休を使って、インドネシアに行ってきました。バリは2度目ですが、今回はジャワ島にも行ったので、4泊6日でしたが、とてもいい旅行になりました。
 成田からジャカルタへは約7時間、ジャカルタで乗り換えて約1時間、ジャワ島のジョグジャカルタへ。飛行機が遅れたりしてホテルで夕食を食べたのは10時過ぎ。
 次の日は、世界遺産ボロブドゥール遺跡から朝日を見るというので、ホテルを4時に出発。何とも強行軍です。この時期インドネシアは雨期と言われて、雨を覚悟していましたが、4日間とも晴れ。この日もきれいな日の出を見ることが出来ました。
 その後、ホテルに帰って朝食。今回のツアーも私たち2人に現地のガイド付き。ホテルで少し休憩した後、午後は以前王族の屋敷だったというレストランで昼食。庭の見える素敵なテラスでお客は私たちだけ。外国ではよくテラスや外で食事をするのですが、本当に開放的で気持ちがいいですね。

 ボロブドゥール遺跡も素晴らしかったですが、午後から見学したやはり世界遺産のプランバナン寺院もまた違って珍しいものでした。
 インドネシアは中国人観光客もよく見ましたが、西欧人も大変多く、何とも言えない素朴さと落ち着きが受けるのかなーと思ったりしていました。

 次の日は、ジョグジャカルタの市内観光やろうけつ染めの工房やジャワコーヒーの販売所見学など、夕方から1時間15分ぐらいかけて今度はバリ島のデンパサールへ移動。
 デンパサールのアヤナリゾート&スパが素晴らしいホテルでした。4日目はバリ島の茅葺きの屋根の塔がいくつも建っているタマン・アユン寺院や棚田見学、ネカ美術館などを見学しましたが、あまりにホテルがいいので、早めに帰り、ホテル滞在を楽しみました。
 次の日も午後2時頃までホテルでゆっくりして、18時デンパサールを出発してジャカルタ乗り換え、朝7時前に成田に到着、それから福岡に帰ってきました。
 世界遺産の観光も良かったですが、何と言ってもリゾートホテルライフが今回何よりの休息なった旅行でした