久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

暑いけれどちょっと気分を変えに・・・

2017-07-27 12:08:35 | Weblog
 先週土、日、大分に行ってきました。途中、高速からも杷木や朝倉のあたりの災害の爪痕が見え、心痛む思いでした。

 今回の目的は、早いもので来年1年生になる孫のランドセル買い。今年は母の初盆なので、孫たちが福岡に来た時に買う予定でしたが、周りから早く買わないと売り切れるらしいよと脅され、それと、一度JR大分駅のホテルにも泊まってみたかったので、決行しました。

 高速の途中、福岡を出た時はあんなに天気が良かったのに、杷木のあたりでしたでしょうか、土砂降りの雨に会い、地形的なものなのか、急にこんな降り方があるのかと驚くばかりでした。

 ちょうどその日、福岡のセミナーに参加していた息子を拾っていっしょに大分に向かいましたので、車中、仕事のことなどいろいろ話せて楽しかったです。

 大分には息子が予約してくれていたJRホテルのレストランにぎりぎりにを到着。すでに来ていたお嫁ちゃんや孫たちと対面。楽しい夕食会になりました
 レストランの横から庭に出れるので、孫たちは食後はひとしきりそこで遊んでいました。滑り台があったり、神社があったり、(私はまだ行っていないのですが)博多駅の駅ビル屋上に似ているそうですね。夕食は息子たちがご馳走してくれて嬉しかったです

 泊まったJRホテル、良かったですよー。町中ではありますが、温泉三昧で、それも眺めの良い19,20階に露天風呂やラウンジがあるのですから。岩盤浴やエステもあり、もう少し近ければリフレッシュに頻繁に行きたいところです。

 
 次の日、目的であるランドセルを買いに。大分イオンパークプレイスで待ち合わせをし、皆であーでもないこーでもないと言いながら、しかし最後は孫の好みでにこにこ顔で選んでいました
 その後、フードコートで食事。日曜日ということもあり、人の多いこと。目的は買い物もでしょうが、レジャ-として来ているのでしょうかねー。駐車場も満杯。めったにこのような大型店には行かないので、視察も兼ねてお客さんの様子なども観察してきました。

 後2年したら、次の孫にもランドセル買ってやらなくては。この前生まれたと思っていたのに大きくなるのは早いですね。元気でスクスク、嬉しい限りです

いろいろなスーパーを視察してきました!

2017-07-13 16:41:07 | Weblog
 イオン九州の社外取締役なって早一年。5月にあった株主総会も無事に終わり、その時ごいっしょになった森イオン九州会長(イオン(株)取締役を副社長)に幕張のイオン(株)を見てみたいと申し上げたところ、すぐその場で秘書に電話され、「後日、秘書から電話があるので」とのご返事でした。

 それから、本当に2,3日して森会長の秘書より電話があり、日程調整、1泊2日のスケジュール、などなどどんどん話が進んで、6月終わりの月、火、こちらからは人事の取締役も同行していただき、希望が実現しました


 今回視察したのは、千葉にあるイオン(株)本社ビル、イオンモール幕張新都心、イオン歴史館、イオン葛西店、イオンレイクタウン、ピカール、ビオセボン、イオン碑文谷店でした。
 丸々2日びっちりと、タイプの違う店舗を見ることが出来て、大変参考になりました


 まず、イオン本社ビル、初めに通された応接室は、天気がいい時は富士山も見えるというとても眺めのいい部屋でした。会長自ら主だった部屋を案内下さり感激。
 同ビル内にある歴史館も館長さんに詳しく説明していただき、岡田名誉会長の作られたイオンの歴史がよく分かりました。合併の歴史、社名の変更、さらに合併と最後のボードにあった、下に根が張ったようになって、幹が上に伸びている図は、すべて合併前にあった会社名が書かれてあり、その数の多さにびっくりしたと同時に、連邦制経営と言われるように、お互いの特性を生かした合併の歴史であったことが伝わってきました。


 さて、いよいよ店舗視察。まず訪問した幕張新都心店。その大きさにびっくり。グランド、ペット、ファミリー、アクティブの4ブロックに分かれており、その距離と広さにただただ驚きました。
 ペット関連だけで1ブロックあるのですから・・・室内室外ドックランがあったり、アクティブの方はフットサル、テニスコート、シネマは勿論のこと、よしもと劇場があったり、海外客のための祈禱室まであるのですから・・・
 端から端まですべて歩きましたが、それは大変な距離でした。1日ここで遊べるという良さはありますが、高齢者が多くなっている昨今、この広さ、品揃えをどう知ってもらい、利用してもらうかが大きな課題になってきているのは事実です。
 そこで、昨年12月、グランドモールに大きな食品売場があるのですが、ファミリーモールに行った人が帰りに食品を買いたい時、またグランドモールに戻るのは不便という声を受け、ファミリーモールに300坪のフードストアを作りました。これがとても喜ばれているそうです。

 次の日に訪問した埼玉県越谷にあるイオンレイクタウンも負けず劣らず大きな店で、ここはmori、kaze、アウトレットに分かれており、ここもアウトレットを除き、端から端まで歩いて見て回りました。
 店のコンセプトは、′Ecoモール′。「シゼンに心地いい、ワタシに心地いい」いい響きですね。
 この店は、飽きさせないメリハリのきいた個店の配置がされているなと思いました。入ってすぐトヨタの車がずらっと並んでいたり、興味引かれる店がいくつも入っていました。
 しかし、こちらもいかに距離を感じさせないで回ってもらうか、滞在してもらうかが鍵で、双方ともいろいろな工夫がされていることが分かりました。

 どちらも丁寧なお出迎えと、まずパワポによる説明、さらに同行いただいての詳しい説明とただ見て回ったのでは分からないであろう充実した時間になりました。


 1日目の最後は、東京の江戸川区にある葛西店。ここは地域密着の店作りを考えて、シニアシフトに徹底している店でした。
 まず、説明して案内してくださった店長さんと商品部の方の熱心なことにびっくり。歩いている途中に、お客さんから何度も「店長ー」と声をかけられるのです。

 どんな店作りをしているかというと、一番驚いたのは、”朝活”と言われる、店内ホールである朝7時からのラジオ体操。近所の方々がたくさん集まって来られ、口コミで広がって、スペースを広げなくてはならないほど。
 そして面白いのは、ラジオ体操の後、ほとんど方がそこのカフェで簡単なモーニングを取って、そして8時から皆で大スクリーンでNHKの朝ドラを見るそうです。
 ″集うためのしかけ″とでも言うのでしょうか。商業施設を生活に組み入れてもらううまい仕掛けだなあーと思いました

 そのフロアーには、イオン銀行がありお金の相談がし易いとか、床に距離が書いてあり、室内を歩くと何キロ歩いたか分かるようにしてあったり、早朝来店ポイントが付いてクーポンが出る機械が設置されていたり、ご近所のシニアが毎日でも来られる仕掛けがたくさんしてありました。

 これらができたのは、店長さんたちの熱心なリサーチの賜物だそうです。ご近所の方々のお話を聞きに回ったり、来店された方々とも親しく話し、いろいろなお声、意見を聞く、これを取り入れて、また意見を聞くの繰り返しだそうです。そうやって、お客様の心を捕えているのですね。感心しました。

 この他商品もシニア用に上手に揃えられており、たとえば〝転ばぬ先の杖″ではないのですが、素敵な杖が多数揃っていて、足が悪くなくても、お洒落として買って行かれる方が増えているとか、旅行をするシニアが多いことが分かり、他のフロアーから旅行バックをこのフロアーに持ってきたりされていました。
 その他にも買われた商品をその日にお届けするサービスとか、デーサービスもあり、またいろいろなイベントを開催してシニアを引き付ける努力もされていました。
 これは、九州の店作りにも参考になると思います。


 2日目に訪問した麻布十番のピカールとビオセボンはまた他の店とは違って、とても尖がった店でした。ピカールは、フランスの冷凍食品、それも家でレストランのような食事が用意できる品揃えの店でした。私の大好きなパイやパンケーキ、グラタンやリゾット、クレープなどもありました。
 ここで買って帰るわけにはいけませんので、カタログを貰って帰り、ネットで注文。早速ほうれん草とクリームチーズのパイをしてみたのですが、オーブンを温める時間がなく、オーブントースターでやってしまって、失敗。
 オーブンをわざわざ使うのではなく、電子レンジやオーブントースターで手軽に出来るようだと、もっと注文してみたいと思いました。

 ビオセボンは、オーガニックにこだわった商品が多数揃っていました。野菜、調味料、肉、お菓子、ほとんどの商品はオーガニックのが買えます。
 休憩がてらイートインコーナーで飲んだ有機栽培のコーヒーとクッキーはとてもおいしかったです。
 外国人のお客さんも多く、東京ではこのようにこだわった店も成り立つのかなーと思いました。

 最後に訪問した店は、イオンスタイル碑文谷店。ここは、元々ダイエーの店舗を引き継いだもので、このたび大改装をしたそうです。GG世代も意識して、コンパクトで買い易い店作りをされていました。こじんまりとした買い易い広さなので、食品は2フロアーに分けています。まだまだ品揃えやフロアー作りは試行錯誤されているようですが、イオン九州もこれからGG世代を意識した店作りを考えていく上で参考になりました。


 今回視察した店舗はいろいろなパターンの新しい店舗でした。誰に向けて、どのような商品、サービスを提供するのか、試行錯誤が続いています。
 私もこんな店がいいと、個人的には言えますが、企業としてどのような店作りをしていくかは本当に難しいと思います。しかし少なくとも、周辺にお住いの消費者に来ていただく、支持される店作りに向けて、やはり声を聞いていくことだと思っています
 

バスの中で思うこと

2017-07-05 16:33:27 | Weblog
 最近、暑くなったので、通勤の行きも平尾駅まではとても歩けず、家の近くからバスに乗って天神に行っています。
 以前に比べ、通勤時は多少本数が増え、助かっているのですが、7時過ぎのバスも結構お客が多いです。雨が降ると満員になることも。

 ここ半年ぐらい前からでしょうか、バスが新しくなって、ノンステップになったのはいいのですが、私の乗るバスは、道幅の関係もあって、少し小型のバスです。そのバスの庫内の前の方の席が、進行方向に向かって直角の長椅子式になっていて(通常のバスの進行方向に向かって向いている座席より一人多く座れるのはいいのですが)、何しろ小さいバスなので、長椅子の前には立ちにくいのです。立っていると、後ろの方から降りる人はそこを通るのがそれは大変。長椅子に座っていても足を踏まれそうになるし、荷物は下におけないはで、何とも座り心地が悪いのです。だれが考えたんだ、このバス!

 またこの狭いバスに、ランドセル(わが母校でもあります付属の生徒はバス通学が結構いますので)や、大学生のリュックがそれは邪魔になるのです。
 確か地下鉄では、「リュックの方は前に持ち直すか、他の方の迷惑にならないように」とアナウンスが入るのですが、バスはまったく出来ていません。


 福岡のバス路線の多さ、便利さは私もバスをよく使うので助かっています。通勤時間帯はいろいろな人が乗っていますが、昼間は高齢者の利用が大変多いです。それためか、少し前より、バスが止まってから立つようにと、お客はきつくきつく指導されてきました。やっと慣れて、少し止まっている時間が長く感じますが、転倒事故もなく、スムーズにいくようになりました。

 
 かなりお年で、足も不自由そうなのでバスを利用するのは大変だろうなーと思う方々もよく見かけるようになってきました。確かにバス停まで行ければ、福岡の場合大抵の所には連れて行ってくれます。ドアtoドアに近い便利さはあります。
 そのような意味でも、もっと庫内も快適であればいいなと思います。そうそう、もう一つ注文。この新しいバスは、冷房が効き過ぎて、吹き出し口の下に座っていると寒くて寒くて気分が悪くなることがありす。吹き出しを閉めればいいと思われるでしょうが、席によっては、(私が小さいのもあるのですが)吹き出し口が届かないのです。このような作りも不親切だなーと思います。
 こういう意見ってどこに言えばいいのでしょうね

仕事は大変です !

2017-07-04 12:01:45 | Weblog
 朝方より少し雨が強くなってきたようですが、台風はどのあたりに・・・・
 今日、午前中はオフィスに私一人です。めったにこのようなことはないのですが、諸事情あって・・・

 今日、私は佐伯に行く予定でした。と言いますのは、2か月ほど前から準備を進めていた、ビスネットと旅行社のタイアップ企画、「これは、という企業さんを訪問して、商品作りの見学させていただいたり話を聞く、おいしい昼食、少し観光、お買い物」の第1弾が今日だったのです。
 社員一人は企画をした者なので当然行きます、今回初めてなので、私含め社員もあと2名行くことにし、残りの取締役2名は別件で不在。一人留守番の社員を決めていたのですが、昨日すでに台風で小学校が休みと決定になり、出社できないとのこと。結局、私が旅行をやめ、一人留守番ということになりました

 旅行は決行されて良かったのですが、兎に角、仕事をしていると判断を迫られることが多々あります。それも即決しなくてはいけない場面も。勿論、全責任を負い決断をしていくわけですが、つくづく、日頃から正しい判断が即決できるようにして鍛えておかなくてはいけないと思うこの頃です。

 
 これは小さな決断の積み重ね、経験かな?と思ってみたり・・・たとえば、ビスネットは今、3か月に1度、情報誌を出しています。また、1か月に2回、2種類のメルマガを発行。その他、案内状などたくさんの文章をチェックして外に出しています。
 このところ、社員も育ってきたので、私は最終チェックをすることが多いのですが、それでも私が見ると、「う?何これ?おかしくない?」「よくこれでチェックを通ってきたなー」と感じることが多々あります。
 年の功?たくさんいろいろな文章を見てきたからか、小さなことでも、読んでいると、「おかしい」と詰まるのです。それから前後を何度か読み、やっぱりおかしい、読みにくい、詰まるという所を直します。

 私の考えがすべて正しいかは分かりません。しかし少なくとも、だれが読んでも読みやすいように、誤解が生じないようにと考えて判断します。

 
 そして、昨日のような、私が旅行をやめて留守番という判断、人を雇うかどうかの判断、コンペに出すか出さないかの判断、クライアントさんにどの企画でもっていくかの判断、見積もりの判断・・・などなど考える時間がある時もありますが、すぐに決定しなくてはいけないことも多々あります。
 結局は日頃からたくさんの経験をし、鍛えてくしかないような気がします。
 
 ですから、県や市の審議会や外部の会議、イオン九州の取締役会などもいつも自分はどう思うか、他の人はどのような意見を出し、どのように判断しているかを考えながら参加していると、結構勉強になります。
 30年以上、自分の職場以外にいろいろな経験をさせていただいているおかげで、判断する材料は少なくはないかと思います。ありがたいことです。

 これからも自分の会社の仕事だけではなく、いろいろ判断しなければならに場面はあると思います。なるべく正しい判断を下すと同時に、これまで通り、なるべく早い決断も心掛けていこうと思っています。