久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

今のファッション、何でもあり?

2009-07-30 17:08:11 | Weblog
 朝の通勤は西鉄電車を使っています。3分ぐらいの乗車の後、福岡駅で電車を降りて、会社まで10分弱歩く時、仕事のことを考える時もありますが、たいてい周りの女性たちのファッションを見ています。
 電車を降りて、改札口に向かうお客の中に、明らかに時間帯からも、持ち物や靴などからもOLとおぼしき女性、ジーンズの短パンからすらりと伸びた足。?あなた今から海に行くの?すらりと伸びた足に嫉妬しているわけではありませんよ。
 まあ、制服に着替える仕事なのでしょうが、仕事に行く格好ですかね・・・

 ぶわっとした薄物の短めのワンピースにスパッツ(レギンズ?)は今の流行りのよう。この前、膝までのデニムのスカートにレギンズ、上は、丈の長いTシャツに短い上着。あー何でもありなんだなー。この格好を見るたびに、ある大学の先生が、「この頃の女子大生は、スカートの下に股引を穿いている」と言われたのを思い出します。昔の男性から見れば、何だその格好はと思うでしょうね。
 
 だいたい皆、穿いているレギンズは黒ですよね。この季節、あまり太った人が穿いているととても暑苦しく見えます。皆が似合うわけではないので、上に着る物の長さや素材を考えないと、本当に幼稚な、とても大人の女性の服装には見えません

 足首より少し短いパンツも、素材や組み合わせの靴、上に着ているものとの組み合わせで、すごく素敵にファッショナブルに見える時と、「どこにお遊びにいくの、お嬢ちゃん」というように見えるのとに分かれます

 よし、これから仕事に行くんだという格好、思いきり遊びに行く格好、ちょっとおしゃれしてコンサートや博多座に行く格好、いろいろ場面が違うと思います。TPO、これに尽きますよね。その場面、場面に合った、ちょっと素敵な、感じのいいおしゃれをしたいものですね

びっくり体験2つ

2009-07-28 17:41:29 | Weblog
 先週は3日続けて、研修の仕事でした。介護施設の職員に「利用者様のために、私たちはどのように職場内連携を保っていくのか」というテーマで、夜2日に分けて。もうひとつは、県の新生活産業支援の一環で「サービス事業者の集客力アップのためのWEB活用研修」の1コマ半日研修をしました。これはメンバーが変わって2期目。秋には、3期、4期と続くそうです。
 どちらの研修も目的がはっきりしているので、内容は作り易いのですが、受講生の意識を高めてもらうためにグループディスカッションを取りいれたので、雰囲気を盛り上げ、研修に出て良かったと思ってもらう準備と気遣いが大変でした。
 そんなことで、なかなかブログを書く時間がなくて・・・

 題名のびっくり体験に移りましょう。ひとつは、先に書いた金曜日の研修の後、終わって会場を出たら、土砂降りの雨。何とか天神まで出たのですが、天神から自宅に帰るバスがなかなか来なく、40分ぐらい待ったでしょうか。バス停でも横殴りの雨で足元はびしょびしょ。やっと乗れたバスでしたが、自宅までの距離の3分の2ぐらい行ったところで、道路が冠水しているのでこれ以上行けないと降ろされてしまったのです。こんなこと初めてです
 見ると、先の道は低くなっているのか、池のよう。遠回りして帰れないことはないでしょうが、この大雨の中、歩いたら30分では着かないでしょう。途方にくれていると偶然空のタクシーが通りかかり、本当にラッキーでした。
 今回はたまたま運が良かったのですが、このような時、どのような判断をするか、考えさせられます。最悪の事態を想定して、早めに帰るとか、確実な乗り物を探すとか的確な判断は難しいものです。
 自分のことだけでしたら、まだ”しまった”でいいのですが、部下や、この前の北海道の山のようなお客さんに対する判断は難しいです。
 私も、銀行時代、台風の時の上司の判断の不味さを未だに思い出します。他の部署は就業前でしたが、乗り物が動かなくなるというので、上司が早く帰るように指示を出したので、無事帰れたのですが、私の上司は、判断が遅れ、終業時間になって出たので、もうすでに公共の乗り物は動いてなく、大変な思いをして帰ったことが忘れられません。
 今回の雨も異常気象の影響でしょうか。福岡県内は大変な被害でした。亡くなられた方もあって、自然災害の怖さを思い知らされました。

 異常気象と言えば、7月の3連休に北海道は利尻、礼文に行ってきた時のことです。今年の7月、北海道は天気が悪い日が多く、礼文から利尻富士がはっきり見えたのは2日しかなかったとか。こんなに7月に雨が多いのは珍しいそうです。
 行った土曜は天気が良かったのですが、日曜は、予測どおり雨。それでもせっかく来たのですから、礼文の桃岩を歩いたり、スコトン岬に行ったり、もう雨風の中、寒くて4枚ぐらい重ね着して歩きました。遮るものがない所では、風速50mぐらいでしょうか、立っていられなく飛ばされそうなくらいでした。
 
 こんな経験は初めてです。この時に、予測する、想像するということは難しいなとつくづく思いました。というのは、今回北海道に来る前の福岡は連日35℃という暑さ。ネットで天候、気温を調べ、長そでも2枚、ジャンパー、山用のレインコート上下、手袋など用意はしていましたが、想像以上の寒さでした。
 美瑛山の遭難もそうだったと思うのですが、どんなに言われても、つい夏山と思ってしまいますし、荷物にもなるし、ここまで用意しなくてもいいかなと思ってしまいそうです。慣れない者は想像以上の想像を働かせて用意する必要があるのだなと思ったことでした

あーここもかー

2009-07-13 11:35:31 | Weblog
 ゴルフを初めてから、近場だけでなく、いいホテルがあれば、1泊でゴルフを楽しむのもいいものです。
 ということで、梅雨のただ中にも係わらず、いつも夫がいっしょに行っている仲間に入れてもらって、長崎でゴルフということになりました。

 大村湾に面した、眺めのいいホテルに、ゴルフを始める前から何度も泊まったことがあるのですが、それは、レストランの料理がおいしいから。
 今回も期待して行ったのですが、7時からのディナータイム、オードブルから2,3品食べたところで、夫と「ちょっと違うね。ひょっとしてシェフが変わった?」という話になりました。

 おいしくないわけではないし、それなりに工夫はされているのですが、味がはっきりしない、盛りつけや食器もきれいだが、感動がない。これまで、何度か食べましたが、ここ数回は、行くたびに感動していました。あまりにもおいしいので、シェフが挨拶に来られた時に直接「このところ毎回、感動してますよ。来るのが楽しみです」と言ったくらいです。

 最後までいただいて、デザートになった時、とうとうウエーターの人に聞いてみることにしました。「シェフが変わられたのではありませんか」
 昨年の同時期に行った時は、感動だったのですが、何と、昨年の夏にやめたということ。あーがっかりあーやっぱり

 「よく分かられましたね」としきりに関心されたのですが、以前にもこちらは和食ですが、福岡市内のホテルにちょっとした会席を出す、おいしい所があり、ここも年に数回行っていたある日、「何だか違う」と思って聞くと、板前さんがやめたということでした。
 こちらの方は、夫がネットで先のホテル和食レストランの板前さんが自分の店を出したことを探り当て、しばらく何度も新しい店に行ったものです。

 今回のシェフについては、最後にレジの所で、どこかで店を出しているならと聞いたのですが、残念なことに、福岡の化粧品会社の会員制レストランのシェフで行ったとか。一般には開放している所ではないようです。

 何だろうなと考えます。料理って腕や経験もあるでしょう。しかしそれプラス、調和やセンス、最後はそれらが重なって感動になるのでしょうか。料理ってすごいですね
 

おもしろい仕事、わくわく

2009-07-09 15:06:14 | Weblog
 今、ちょっとおもしろい仕事が入って、わくわくしているところです。しかし、きっかけは何とも突然でした
 4月の終わりでしたでしょうか、突然、大分県大山町の第3セクターの会社から電話があって、当社のHPを見て、「梅ジュースを作るのに、消費者の立場から意見がをほしいので、開発のプロジェクトに入ってくれ」という依頼でした。5月の連休明けには会議をしたいので、○○日頃2日を空けておいてほしいということでした。

 大山町の梅は有名で、「梅の木を植えてハワイへ行こう」という掛声で、それまでこれといった特徴がなかった町が一躍有名になり、その後の大分県の平松知事が提唱された「一村一品運動」と相まって、よく話題に上る元気な町として知られるようになりました。

 今回、その大山町からのお呼びとあって、5月の連休明けの2日を空けていましたのに、それから連絡がなのです。仕事も入ってくるので、連絡してみると、予定が伸びていて、もう少し待ってくれとのこと。それなら早く連絡してよ

 またそれからも連絡なし。忘れかけていたのですが、これは忘れもしません、6月26日。突然郵便が来て、「梅新製品開発戦力委員」就任の承諾書と、何と、30日朝9時半から会議をするという知らせ。
 私も長いこと仕事していますが、この突然のお知らせに腰が抜けそうになりました
 市内の会議ならば、何とかやり繰りして駆けつけることもできますが、何といっても遠方。しかしこういう会議は初めに行っておかないと意味がないでしょう。それから何とか調整して、やっと行ける手筈を整えました

 当日は、委員として参加で福岡から行かれるもう一人の方の車に乗せてもらい、交通手段は何とかなったのですが、この日はあいにくの大雨。途中数メートル先も見えないような土砂降りの中、10分遅れで何とか到着しました。何ともはやはや・・・

 しかし会議は面白いものでした。おおやま夢工房の社長、そして社員の方数名、梅の生産者、大学の先生、県の科学技術センターの方々などで構成されている委員会。すでに梅酒やリキュールなど開発された経験があるので、コンセプトやだいたいどのような商品を目指すのかは上手に資料にまとめられていました。
 農家の安定的な収入確保や、農作物に対するこだわりや農家のやる気を引き出すなど、農業振興の考え方もこの中には入っています。
 今回のこのプロジェクトは、経産省の農商工連携助成の認証を受け、今期末には製品のめどを付けるという何ともあわただしい計画ではありますが。

 話を聞いているうちに、久しぶりにわくわくしてきました。まず自分や当社に係わっていただいている消費者の方たちに当たる商品であること。これまでにない新しい商品、新しい売り方をを考えていくということなど、やってみたい楽しみだなと感じたのです。

 ここに来るまでは、半信半疑でした。自分に関心がない、ぴたっとこない商品なら、1回限りでお断りしてもいいぐらいに思っていました。
 実際に製品づくりとなるとそれは大変でしょう。またいくらいい製品ができてもどこで売るか、どうやって知ってもらうかなど、いくつもの山を越えなくてはいけないでしょう。
 でもわくわくします。自分が本当に飲みたい高級ジュース、周りの人たちにも「おいしいよ。飲んでごらん」と言えるような製品ができたら・・・2回目の会議が楽しみです

ちょっと緊張しました

2009-07-07 17:19:38 | Weblog
 昨日、朝から県庁に呼ばれ、県教育委員2期目の辞令交付式がありました。福岡県の教育委員は原則4年2期務めることになっていて、知事に任命権がありますので、知事から直接、辞令という形でいただくことになります。
 それが、昨日で、10時から交付式という予定でしたので、20分ぐらい前に県庁へ。まず教育委員控え室で待ち、10分ぐらい前に移動、知事室の控え室で2,3分待ち知事室へ。その間、廊下にも、控え室の周りにも総務関係の方たちがたくさん待機していらして、分刻みのこのような行事を捌いておられました。

 2期目ということで、もう一度このように大げさにされるとは思ってもいなかったので、いささかびっくりしました。ちょっと緊張しましたが(周りのあまりにもの重々しい雰囲気に)また新たな気持ちで、4年間仕事をするというきっかけになり、良かったと思っています。

 4年間、あっという間でした。初めの1年は何のことやら、委員は何をすればいいのか理解するのでやっと。2年目、3年目になると「あーこの時期にはこのようなことをするのか。こうやって県の教育施策が決まっていくのか」というようなことが理解できるようになり、その間、委員も1人変わり、また変わりというように、私の後に2人も新しい委員が入り、委員会の雰囲気も随分変わりました。
 と同時に、社会の教育委員会に対する目も変わり初め、昨年から会議の議事録はHPで公開、随分と審議内容も議論を重ねるようになりました。

 しかし、まだまだ一般の方々にとって、教育委員会というところは、何をしているんだろうかと遠い所でしょうね。
 教育予算、人事、施策という行政的ことから、教職員の採用試験、学校編成、文化財の認定、審議会の委員決めなど、具体的なことは山ほど、随分と幅広い仕事があります。
 一番の悩みは、それらの重要なことを決める私たち委員は非常勤なので、どうしても勉強が足りず、根本的な議論が出来ていないのではないかというジレンマを抱えているという点です。

 自分の会社の仕事があって、他にも委員会がたくさんあって、いろいろな会の役などをやって、正直時間が足りません。
 しかし、いろいろな経験や各所からの情報をフルに生かして、これからの4年間は、慣れすぎることなく、新たな視点で取り組んでみようと思っています
 どうぞ皆さんも教育に関心を持ってください。何といっても人づくりの原点は、勿論家庭ですが、学校教育も重要ですから