久留百合子の生活者視点

仕事、旅行、日常のちょっとしたことから得た情報、生活者として感じたことなどを綴ってみます。

この頃感激2つ、いや3つになりました!

2012-11-14 09:04:10 | Weblog
 このところ2つ、感激することがありました
 一つ目は、先週のこと。あるデパートの催しのオープニングパーティに招待していただいたので、夕方夫と行きました。そこではたくさんの知り合いにも会ったり、楽しかったのですが、途中からお腹もすいたので、どこかに食事に行こうか、ということになり、夫が思い出したのが平和の「ラ ニッシュ」。そういえば最近行っていないなー。電話するとOKとのこと

 あーやっぱりすごい本当においしい。この満足感今回それだけではなく、食べながら、また食べ終わって、「あーしあわせー」という思いが湧きあがってきたのでした。

 このレストランは4、5回行っていますが、毎回おいしいです。でもただおいしいだけではないようです。量、素材、組み合わせ、味、これらが私にぴったり合っているのでしょう。
 どうも味のベースが和風だからか。だから優しい味になるのでしょうか。幸せな気持ちにさせるのでしょうか
 自分でもこの日の気持ちにはびっくりしています。食事がこんなに幸せな気持ちにしてくれるとは・・・
 是非また近いうちに行きたいなーと思っています

 
 もうひとつの感激は・・・講演会です。先週の土曜日、北京JACの主催で、村木厚子さんの「『平等の文化を創る』こども・子育て支援が未来を拓く~男女共同参画を進めるために~」を聞きに行きました
 テーマも勿論関心がありましたが、あの村木さん、どんな人なんだろう?と好奇心もあって出かけたのですが、素晴らしい講演でした
 まず、役人の話って、だいたいおもしろくないですよね(行政の方、ごめんなさい)。村木さんの話は、勿論データーも使われて話されるのですが、グラフも型どおりの見方ではなく、その時の時代背景や、国の動きなども説明されるので、グラフの読み方として説得力があるのです。話の組み立ても大変うまいものでした
 消費税がアップになった増収分13兆円の内、0.7兆円が子ども・子育て関連に使われるということ、管轄が違う幼稚園と保育園を一体化するような認定こども園など、兎に角今子育てに力を入れておかないと日本の将来はどうなるのか・・・などなど説得力のある話が続きました。今の政府がやろうとしている政策もよく分かりました。
 決して、テンポよく話されるタイプではないのですが、ちょっとユーモアも交えながら、中身のあるお話で、時間を感じさせない魅力ある講演でした。最後におまけで、留置所の話やなぜ負けずに無罪を勝ち取れたかなど、またこの話も大変おもしろく、1時間半があっという間でした。
 この留置所の経験話に繋げて、「おばさんは強い、しぶとい」というもっていき方は、ご本人にとっては大変な経験だったでしょうが、おばさんの強さに結び付けられると、思わず頷いてしまったのでした

 それにつけても最近自分が講演するのに自信がなくなって・・・若い時は怖さ知らずでしていましたが、このところ、私の話でいいのだろうか、こんな組み立てでは満足されないのでは・・・と考え出すと怖くなってきます。
 とても出来ないでしょうが、今回村木さんの講演を参考にして、今後組み立てを考えてみようと思います。


 と、ここまで書くのに3日ぐらいかかったのですが、昨日、サプライズが。きのうは私の誕生日だったのですが、外から帰ると、何とかわいいケーキが置いてあるのです。びっくりしました。会社ではだれも「おめでとう」と言ってくれないので、(実は、スマホのfacebookにはたくさんのメッセージが入っていて、ちょっと嬉しかったのですが)まったくのサプライズ。ロウソクも立ててハッピーバースデーを歌ってくれ、おいしいケーキをいただき、嬉しい誕生日になりました。

修猷館高校出前授業に行ってきました!

2012-11-05 16:49:09 | Weblog
 先週土曜日、修猷館高校の出前授業に行ってきました。担当の先生に毎年言っているのですが、頼まれた時は、スケジュールも空いているし、熱心にメールをくださるので、「よし、行こう」と思って、返事をするのですが、だんだん近まるにつれ、「しまったなー、断っておけがよかった」と思ったりの繰り返しです。大人と違って、生徒に話をするのは、毎回ですが、怖くて緊張します

 この事業は、平成14年から始まったそうで、1,2年生の生徒に社会人の話を聞かせるというもので、毎年先生方の熱心な取り組みで、今年も30名の講師が手を挙げ、それも大学の先生、市役所職員、NGOをやっている人、香の先生などなどバラエティにとんでいます

 私は、ある修猷の卒業生から頼まれ、6年ぐらい前からでしょうか、行ける時には話にいくことにしています。
 今年も10時40分から12時10分まで、1時間半、「主婦から再就職、そして起業家に」という題で話しました。事前に、どのような職業に関心があるのか 何の勉強をしている時が楽しいか 何をしている時が幸せと感じるか などの質問を投げかけておき、話の流れは、私の起業に至るまでの体験といろいろな仕事があること、出来れば仕事はずっと続けた方がいいということ、生き方として仕事だけでもなく、家庭だけでもなくいろいろな生き方があること、それらをうまくバランスを取りながら生きていくことなど。そして、途中で生徒たちに事前に考えてくるように言っていたことを話してもらい、それについての私の感想や体験を話、やり取りをしていきます。

 1時間半って長いなーと思っていましたが、特に女生徒が熱心に聞いてくれ、(今回の受講生は40名ぐらい。女生徒が少し多いぐらいでした)あっという間でした。
 この授業、ちょっと書洩らしましたが、30名の講師が自分の話すテーマや内容を事前に書いて送っておきます。それを生徒たちに配り、好きな講座を選ばせるのです。いつもちょっとドキドキです。私の講座にどのくらい手を上げてくれるかしら・・・と。
 今回は今までの中では、一番多かったかな。 控え室まで迎えに来てくれた女子生徒が、実はいつもですが、(一昨年の子は、お母さんが津田です、と話してくれましたっけ)とても感じが良くて、きちっと話をするのです。これには関心します。自分の高校時代、こんなに大人の人と話ができただろうか・・・と思うと・・・

 1か月ほどすると。生徒たちの感想文が送られてきます。さあ、どれくらい私の話が伝わったのだろうか、と楽しみです

今年は県立高校の周年行事が目白押し

2012-11-02 14:04:36 | Weblog
 今年は、福岡県立高校の周年行事が10月から15校近くあります。古いところは110周年が3校、100周年、80周年、50周年などがあります。
 私は、今回、10月6日宇美商業高校50周年と10月20日糸島農業高校110周年の式典に出席し、挨拶文を読んできました。教育委員が学校に式典で行くのは、このような周年式典と卒業式です。
 周年式典は、卒業式と違って議員さんや同窓会、PTAなどの祝辞が多いですが、式典の後に、講演会や生徒発表などがあるので楽しみでもあります

 私が行った宇美商業高校では、マーケティング同好会から「創立50周年記念商品開発への道―もし、宇美商生がドラッカーの『マネージメント』をよんだら―」、家庭クラブから「みんな知らない宇美町のひみつ―麹パワーがよかろうもん―」の2つの生徒発表がありました
 おもしろかったですねー。司会もパワポイント操作も全部生徒だけでするのです。パワポイントの作りも発表も上手ですよ
 結局商品づくりまではいかなかったのですが、リサーチをして、分析して、議論して・・・という様子が本当に良く伝わってきました。
 
 以前別の商業高校に行った時もびっくりしたのですが、こんなに私たちがやっている仕事の感覚で勉強しているということ、実社会と繋がっているということが驚きでした
 さらにこの学校の特徴は、大学受験合格率も就職率もほぼ100%だということ。式典での生徒たちの態度もそれは素晴らしくきちっとしていました
 大学に行くことだけを目標にするのではなく、自分の目指す勉強をし、目的を達成する、このような高校生活もいいですね。

 2つ目の糸島農業高校は農業の専門高校です。ここは明治35年に設立され110年の歴史があります。ここも生徒発表がとても楽しく、
  ・自分たちで作った「学校紹介ビデオ」
  ・海外研修報告
  ・プロジェクト発表
  ・書道パフォーマンス
  ・糸農太鼓
と、大変盛りだくさんでした。どれも良かったですが、海外研修はベトナムでホームステイをし、とてもいい経験になった報告も良かったですし、最後の糸農太鼓はそれはそれは素晴らしかったです。感動しました。太鼓をたたく鍛えられた女性徒がかっこ良かったですねー。
 
 学校に行って毎回思うのですが、学校も変わってきているなーということ。自分の学生時代とも、自分の子供が行っていた時代とも違う、学校は時代に合わせて変わってきているということです。人づくりは教育が原点、皆さんも教育に関心をもってくださいね