Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【シトロエンVISA】リアハッチ開口部の高さ(低さ)を考える。

2011-06-29 | シトロエンVISA GT。
前々から、VISAのリアランプがずいぶん低い位置にあるなあって話は、
このブログでもよく出てくる話なのです。






ところで、かつて、セダンやハッチバックのトランクやハッチのオープニングラインは、
バンパーレベルではなかったクルマが多かったのです。
バンパーの上にランプがあり、その上からハッチが開くVISAは、
その「古い設計」に属するものではあるのでしょう。

(非バンパーレベル開口部の一例)
マツダファミリアFF(BD型)、1980年登場。
このクルマはリアランプの上からハッチが開きます。





ところが、このあいだ(6/12・日曜日)、フレンチフレンチイースト@幕張にVISAで参加し、
隣にルノー・シュペール・サンクを並べて、はたと気がついたのです...。



「リアハッチのオープニングラインの下端の高さ、サンクと同じじゃん!」って。



ががーん


おわかりでしょうか。サンクはバンパーレベルの上から開きます。
そして開口部を少しでも大きく取るために、リアランプを縦にしてサイドに回すという
合理的な設計をしています。


で、かたやVISAなのですが、リアランプの上から開くくせに、バンパーの開口部は、
サンクのバンパーレベルとほぼ同じで、十分に低く出来ていたのでした!
どおりで使い勝手がいいはずです。
前述のファミリアとかだと、結構開口部が高くなっているんですよ。




要するに、非バンパーレベル設計なので、開口部下端が高いもんだと思い込んでいたって感じ



ってことは、と、サンクと見比べると、

・リアバンパーが異様に低い位置にある
・そして、リアランプも低い位置にある

ってことが改めてよくわかりました。

一般的なデザインなら、フロントバンパーから連続して入るサイドモール上端が
そのままリアバンパーの上端につなげていくはずなんですけどもね、
このバンパーの付け方って、商用車みたいですねえ。
それか、CXのserie1、GSなどと同じ「スパッツとバンパー」の関係を持ってるんですね。
萌え萌えっすねえ(涙





参考までに、FFEでこんなに素敵な'80仏車たちを並べたのですけれども(嬉)、







ハッチバックよりも低い位置から開くBXブレークはおいとくにしても(笑
サンク、VISA、BXの開口部下端は同じような高さですねー。




>>まあ、ほんとどうでもいいような、ちんまいネタですみません(汗
ですが、VISAのリアランプ、ほんとにほんとに低いってことが、他のクルマと並べて
よーくわかりました(笑


>>ちなみに、VISAのトランクは、開口部下端よりもさらに、かなり床が低いんですよ!




>>ということで、愛くるしいVISAのお尻画像ばかりなエントリーなのでした(笑

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする