セダンの車種の縮小が進み、いまや日本のセダン系で「兄弟車」というのは、どのくらいあるのでしょう。
かつては、いやつい最近まで、
ターセル・コルサ・カローラ2、カローラ・スプリンター、
カリーナ・コロナ、マーク2・クレスタ・チェイサー・ヴェロッサ、
セドリック・グロリア、スカイライン・ローレル・セフィーロ、
インスパイア・ビガー、アスコット・ラファーガ、
シビックフェリオ・インテグラSJ(涙)・ドマーニ、
サニー・パルサー、ギャラン・アスパイア、ファミリア・フォードレーザー...
などなど枚挙にいとまなし!
もう少し古くなるとリベルタビラとかオースターとかローレルスピリットとか
バラードとか出てきちゃうので割愛(^^;
で、今日はそんな兄弟車があったセダンの中から、「トルネオ」をピックアップ。
言うまでもなくアコードの兄弟車になります。
そもそもこのアコード(6代め)が日本向けボディだったこともあって、このトルネオも日本専売車種。
販売の系統的には前述のアスコット・ラファーガを統合した位置づけ。
ってことは、登場は1997年あたりか...もうそんなに前の車だとは。
全然デザインが古くなってないなあ。
アコードとは前後意匠が違う程度でしたが、この6代めアコード・トルネオ、
ieが黒モールが好き(汗)ということもありますが、下回りも締められていて
なかなか、かっこいいんじゃないかな?と思います。
ところで、トルネオといえばなぜか真っ赤な「ユーロR」を思い出します。
アコードにも用意されたこのグレード、ユーロと名乗りつつ欧州とは関係なかった、ということはおいといて、
ボディもわざわざ「ちょっとだけ3ナンバー枠」な1720mmだし、
エンジンは2.2Lで220PS!というH22A型(むろんDOHCのVTEC) が5MTのみとの組み合わせで搭載されてたり、と
「いかにもホンダ」なセダン!で、結構街中でも見たような気がします。
むしろトルネオのほうがアコードよりユーロR率が高かったような?
>>ユ―ロRまではいかずとも、十分スポーティだった「SiR」もあったんですよね。
なにしろ2LのNAで180psもあって、ie的にはこれでも十分じゃないかと思います...。
>>ちなみに本家欧州向けアコードには、「タイプR」があったはずです...ややこしやー。
それにしてもホンダって「一代限りのモデル」が多いイメージがあって、なんだか萌えますね(^^;
>>いま、こういう「スポーティ」で手頃なサイズのFF・2Lセダンって...日本にあるの?
セダンが売れない、のではなくて、「欲しいけど欲しいものが無い」
「種類が無いから売れない」のではないかな?
そんなに甘いものではないかな?