なんだかんだで心に染みいる良い車、C5さんのインプレを続けましょう。
【ハンドリング】
■こわくない>
・ロールしない。コーナーに結構な速度で突っ込んでもこわくない。
・切れが良くスパっとノーズがインを向くのだが、路面からのフィーリングはもう少しほしい。
・ステアリングフィールに余計なフリクションが無い。
・でももう少し「しっとり」とした感触がほしい。
【動力性能】
■案外速い>
・モッサリとは無縁。絶対的なパワーはないと思うが、過不足を感じたことは無い。いや、ie的には十分。
・多少、談合坂の登りあたりではモアパワー、って思うけど、OHC時代のxantiaを思うとらくちんだ。
・相変わらず黒子に徹するキャラクター。音などに官能性は無いが、必要十分。
【AT】
■いいんだか悪いんだか>
・シフトショックがたまにひどい。あまり賢くないのは確かなようだが、
引っ張り気味の運転をしていると勝手に引っ張ってくれるし、
Dのままで下り坂を降りると2でホールドしたり、考えてはいる様子。
シーケンシャルモードの使い勝手はまあまあ。
スモールは内側が光る「寄り目」型 ちなみにフォグランプは同じく内側 それにしてもずんぐりむっくりだなあ
【ヘッドライト】
■明るい>
明るい。これはうれしい。R19も、サーブ900も暗かったので。
って、一応2000年生まれの車と比べるのはその2台には酷か(汗
イエローバルブとは何の縁もない世代だが、やっぱりなんとなく黄色くしたい
(もはや病気w
【ブレーキ】
■ハイドロの「ボタンスイッチ」が欲しい>
・踏みごたえが頼りない。剛性感が無いというか。
マスターサーボの位置がLHD用のままだからか?これは納得いかないなあ...。
・カックンブレーキになってしまう。
・やっぱりハイドロのブレーキが懐かしい。あれはやっぱり最高だ。
・利き自体は文句なし。
【遮音・振動など】
■高級車...(悩)なことだけある>
・さすが現代の車、これはしっかりしているほうではないかと思う。
・足回りがごとごとするのは「過走行」なのか、ブッシュやベアリングがへたっているからなのか...。
【燃費】
■11km/Lをキープ
・遠出主体と言うのもあるけど、それでも総平均でこの数値なら満足出来るレベルだと思う。
・ただ夏+渋滞を経験してない...仏車の伝統で街乗りだとガクっと悪くなるのだろうか。
【整備とか車高調整とか】
■もはやハイドロのレベルチェックもいらぬのか>
・車内に緑色のLHMボトルを積んでいるという「ひそかな愉しみ(補充したくないがw)
は最早無く、車高を調整して確認するサスオイルのレベルチェッカーも無く...。
・電気モータのハイドロポンプは、むろんエンジンのふかし量に影響されず(^^
・イグニッションをオフにしても、しばらくは車高調整してくれる。
・昔日のシトロエンほど「生き物感」は無いけど、乗り込む前にキーレスでドアを解錠すると、
ポンプの「ジー」っていう音がボンネットの下あたりから聞こえる。
ああ、シトロエンだなって思う瞬間。
とまあ、こんな感じで数回にわたりインプレッションをお送りしました。
それにしても、うーん、最近なんだか感性も鈍ったし文章もうまくかけないなあ(涙
マックスでアップの状態。これを見るとハイドロなんだなあって実感。
>>正直なところ、気に入ってます。
>>というのも、
「壊れない」「安心感」と「超絶に乗り心地がいい」「変態度数高い」が
あい知れないのはシトロエンの宿命なので(汗
C5は、バランス的にはいい線なのではないかと思ってます。
>>要するに、「(日本では)シトロエンという趣味性」、「ハイドロの一員である特殊性」を合わせ持ち、
それでいて乗り心地は少なくとも相当によく、トラブルは皆無とは言わないが
過去のモデルよりは安心出来て、車内もトランクも広く、
燃費も悪くなく、おまけに旧型前期はC3と同じくらいの金額で買えるし(号泣)、
走ってないし(ほんとに見ない!)、
「趣味と実益を兼ねられる高い水準を持つファミリーサルーン」と言っても良いかもしれないです。