Retrospective...

イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【シトロエン】新しいシトロエンC5、どう思いますか?

2008-11-11 | シトロエンC5。
一応はハイドロ(BX)、ハイドラ(xantia)、バネ(ZX)、
関連懸架(2CV)のシトロエンを乗ったieです。

ルノーファンですが、所有歴で言えばシトロエンのほうが多かったり(笑


で、表題の件なのですが、新しいC5のお話。





実はie、まだ試乗はしていません。近所のディーラーで見ただけ。

率直なところの感想を思いつくまま順不同に追えば、

1)でかい
2)テールエンドのデザインは独車に似すぎ
3)でも良く見るとフロントが長く、ちゃんとシトロエンしてる
4)インバース・リアウインドウはかっこいい
5)ハッチじゃなくなったのには抵抗がある
6)フェンダーの張り出したシトロエンっていうのも...
(やっぱり内股でスパッツか、C6みたいなデザインかなあ)
7)シート(布)は最高。エクセレント。シビレタ。
せもたれの中折れ機能を少し使い、ちょっと倒し気味で座れば気分はBX
8)メーターのデザインがイイ
9)内装全般のデザインはちょっとオーバーデコレートか
10)内装の質感はいい
11)ブレーク(ツアラー)は今回もさすがだ。セダンよりもシトロエンらしい
12)でも、やっぱりシトロエンには見えない





てな感じでしょうか。



まあ、いわゆる「偏屈」な、メーカーからすれば一番厄介なタイプのie、
さすがにここまでダイナミックな変身をなかなか受け入れられない。
こういうユーザは「C6に乗ってください」ってことなんでしょうね。
C6のデザインは、何度見ても素晴らしくオールドシトロエン的ですものね。



C5にもC6的なアバンギャルドさを求めていたieですが、
今度のC5はこれでいいんだな、って思います。

プレミアムDクラスに相当する量販ボリュームのセグメントですから、
そこで勝つためのなりふり構わぬシトロエンの本気が、
このC5には表れているのでしょう。


だって、正直に言えば、お金があったらセダン2.0は買ってもいい!
って思いました。





世界的にも市場的拡大には寄与するでしょうね。

特に日本では、一気にシトロエンが表舞台に上がってくるかも
しれないと思いました。


いままでは日本ではひっそりとしていて
やはり敷居の高いブランドだったシトロエンですが、
ディーラーマンに聞いたところ、ドイツや国産車の訪問、
買い替えが非常に多いとのことで、
シトロエンを知らないユーザが、外観でまずは気に入り、
見に行って乗ってみて、それまでとは違う「快適なのりもの」
という新しいジャンルに開眼していく、のだそうです。


現に、xantia、先代C5が出たときに比べて
個人にせよ、雑誌の公式にせよ、新聞にせよ、
自動車情報にせよ、サイトでの取り上げ量が断然多いです。
これって今までは無かったことですよね。

なので、中にはシトロエンをあまり存じていないジャーナリスト氏が
「シトロエンの伝統は乗り心地と高い質感」って書いていて、
おいおい、後者は違うぞwって、思わずつっこもうかと思っちゃいました。



>>何はともあれ、プジョーがすっかり日本でも普通のブランドになったように、
シトロエンも普及していけばいいな、って思う次第。

>>だったらC2もC3も日本市場には無いなんて、すんごく間違ってる!


コメント (12)
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