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イラストレーター/ライター遠藤イヅルの困った嗜好をばらす場所

【セダン蒐集癖】Vol.83 「ベンツらしいベンツ」... 初代目メルセデスSクラス(W116)

2007-12-17 | セダン蒐集癖。
このシリーズも、久しぶりの更新になってしまいました。

ストックはいっぱいあるので、また少しずつ出していきたいと思っております(^^


さて、本日の一台はこれ。





初代 メルセデス・ベンツSクラスです。


長いことお読み下さってる方々には、ワタクシie、
実はメルセデスが大好きなのはご存知のことかと思います(汗


それまでのメルセデスベンツのトップレンジは、
とくに「○○クラス」という言い方もなかったのですが、
1972年にデビューしたこのW116から、
いまなお使われる「Sクラス」の名称を初めて「正式に」使用しました。


W116は、現代にも通じる安全技術などが盛り込まれていて、
過剰とも言えるクオリティの高さなどとも相まって、
「最善か無か」という過激?なキャッチコピーがふさわしい、
いかにもメルセデスというクルマだと思います。

W116といえば、トップレンジは450SELなのですが、
実はさらに上に、もう一つモンスターがいました。

それが、450SEL 6.9。

先代W108/109にも300SEL 6.3というすごいエンジンを持つモデルがあったのですが、
450SEL 6.9はそれを継いだともいえます。
V8の6.9Lで286PS!こんなエンジン、現代だって充分なモンスタースペックです。
外観がほぼノーマルの450と同じなのがむしろかっこいいですね。

ちなみに、仏車党もびっくり、この450SEL 6.9は
シトロエンのハイドロニューマチックサスペンションだったんだそうですよ!




>>メルセデスと言えば、この当時からパッドが大きい4本スポークのハンドル。
なんでも衝突時に乗員の胸部へのダメージをすくなくするためだったとか...
つくづくメルセデスってすごいな、って思います。
コメント (9)
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