花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

Studio FLORA

2024年06月29日 | 環境システム科
8月にスウェーデンで開催される青少年の水の国際大会。
FLORA HUNTERSは嬉しいことに5度目の日本代表として
出場させていただくことになりました。本当に皆さんに感謝です。
さて大会出場の際、主催者から求められるもののひとつに
研究を紹介する2分以内のショートムービーがあります。
動画編集を滅多にしないFLORAにとってこれは苦手分野。
そこで今回は、論文の提出が終わったら早速撮影に取り組み
約1週間で完成しました。嫌いなものは最初に食べるのと同じです。
今まで何度か制作し、また他国の作品も拝見しましたが、
今回のFLORAのムービーはあまり例のない、かなり挑戦的な仕上がり。
かつてStudio FLORAが制作したムービーを知っている人なら
「またやってる!」と笑ってくれると思いますが、
初めて見る人はおそらく「!?」とびっくりするはずです。
もちろん90%は主役である国際大会に発表する2人の映像ですが
少しだけ出てくる2年生を含めた他の8名がなかなかいい味を出しています。
なぜなら今年のFLORAのサポートメンバーは役者揃い。
良くも悪くもアバンギャルドなトライとなりました。
ストックホルムへの提出締め切りは7月1日ですが
すでに無事届いたようで、まずはひと安心です。
このショートムービーは主催者のサイトでこの後、閲覧可能となりますが
本校のホームページでも日本語字幕付きで公開したいと考えています。
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夏果がついた

2024年06月29日 | 研究
昨年、FLORAが馴化温室脇の大きな鉢に植えたイチジク。
3株とも無事に越冬して葉を出しています。
面白いことによく見ると葉の付け根に
小さな小さな果実がついているところもあります。
これは夏果。イチジクには秋の他に、初夏にも実をつける品種があります。
FLORAが植えたのは違う品種3本。
どうやらこのイチジクは夏果と秋果の2回実をつける両用タイプのようです。
また昨年伸びた枝の先に着くのが夏果、今年伸びた枝に着くのが秋果といいますが
ここは北国青森。着果数も少ないので夏果はあえて収穫せず、秋に勝負したいと思います。
運よくミスト研究もまとめに入り、日々の測定もなくなってきたので
今度はイチジクやブルーベリーの観察ができます。
特にブルーベリーは考査が終わると早いものは収穫時期になります。
今年もみんなでブルーベリーを収穫して販売しようと考えています。
なおブルーベリーは価格の高いフルーツです。なぜなのでしょう。
もしかしたら果実が小さく収穫に手間がかかるからかもしれません。
りんごと違って100個摘んでもほんの少し。
摘んでも摘んでもパックいっぱいになりません。これは農家泣かせです。
したがって価格そのままでお客様に摘んでもらう観光ブルーベリー農園は良いアイデア。
お客様も摘む楽しさも体験できるからです。
誰かがいっていました。「趣味の園芸」は楽しいものですが
経営としての「プロの園芸」はコスト管理などもあり大変。
温室脇のブルーベリーはその両方をFLORAに教えてくれます。
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