花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

新フォーメーション

2024年06月13日 | 研究
FLORAの3年生がパソコンに向かっています。
実はボランティアの全国大会の予選会が週末に行われるので
事務局と接続テストをしているのです。
昨年も経験しましたが、オンラインで会議などをするのは
名農生にとってはめったにないこと。
したがっていつも戸惑ってしまいます。
特にこの大会では昨年も一昨年も、その前もとトラブル続出。
リハーサルではうまくいっても、本番ではなぜか繋がらず
いつも事務局に迷惑をかけてしまっています。
この日も難なく接続成功。PPTの共有もできました。
果たして今回はどうなるでしょう。
さて本日放課後、FLORAは全員集合します。
理由は予選会の練習。2年生が発表し、3年生が質疑応答を担当。
全員一丸となって予選を突破したいからです。
また来週は日本ストックホルム青少年水大賞の表彰式があり
こちらにも全員で参加します。今日はその打ち合わせも行う予定です。
FLORAの特徴は全員攻撃ですが、
2年と3年と組む新フォーメーションを試すのは今日が初めて。
どんな戦いぶりを見せてくれるか楽しみです。
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スプレーいろいろ

2024年06月13日 | 環境システム科
ここにあるのは手動の小型スプレー。
手で容器内の空気を圧縮し、液体を噴霧するものです。
なぜ2つあるのでしょう。
実は右側のものはごく一般的な噴霧器。
液体を霧状で噴霧できるので、農業では薬剤散布でよく使います。
それに対して左の噴霧器はちょっと違います。
なんと泡噴霧器。中に入れた洗浄剤を泡状にして散布するものです。
これは工業用噴霧器で、自動車などの洗浄に使われているそうです。
つまり私たち一般人にはあまり馴染みのないものです。
これを手に入れたのは2019年のBubble Boys。
農薬を泡で噴霧しようと果敢に試みた2名です。
今年、2年生がこの研究を再び引っ張り出しました。
そしてさらに改良を加え、予備実験では
完全に天然由来の物質だけで泡にすることに成功しています。
そうなると次はいよいよ本番を模した模擬テスト。
この泡噴霧器で植物に泡散布する段階まで来ました。
果たして泡になるのでしょうか。まもなく試験が始まります。
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Monument Flower

2024年06月13日 | 学校
ここはFLORAが農場で本拠地にしている馴化温室。
今、このようにシランの花が咲いています。
シランはもちろん紫蘭と書くので紫の花です。
しかしよく見ると白い花のシランもあります。
じゃこれはハクランかというと違います。なんとシロバナシラン。
白いのか紫なのかはっきりしない名前です。
有名なお菓子のブラックサンダーの北海道バージョンである
白いブラックサンダーと同じ名付け方です。どうもすっきりしません。
さてこの花を見てすっきりしない理由がまだあります。
シランはバイオテクノロジーの無菌播種技術を学ぶのに
最適な植物。だから学校でも栽培していました。
なぜここに咲いているのでしょう。
実はFLORAが2010年からこの温室を借用しているのですが
当時は生物生産科の生物工学班のものだったのです。
ただ無菌播種などランの栽培はあまりしていなかったので
この温室は使われずにいました。そこでFLORAが借用したのですが
やはり間借りの身。いつかは返還しなければなりません。
普段はそんなことも忘れて活動しているFLORAですが
シランが咲くこの時期は毎年、気になってしまいます。
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