花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

名農産「赤いダイヤ」

2024年06月21日 | 環境システム科
南部町の観光農園でサクランボが食べ放題となる
「さくらんぼ狩り」が20日に開幕しました。
それに合わせて名久井農業高校のサクランボの収穫も本格的に開始。
名農の校内販売も始まりました。
サクランボの箱には、生産者の名前がついています。
町内にはたくさんの農家がいます。
そのため町の直売所チェリーセンターには
いろいろな方の自慢の品が所狭しと並び、それは絶景です。
ご覧ください。これもサクランボの箱です。
生産者名はなんと青森県立名久井農業高等学校。
これぞ正真正銘、名農の第1農場産の佐藤錦です。
裂果被害の影響で今年のサクランボ狩りは
町内21観光農園中、12カ所だけで開園とのこと。
大混雑間違いなしです。まさに赤いダイヤ。
食べることができた方はラッキーです。
さて農業高校の甲子園予選でもある農業クラブ県大会は
本日が最終日。昔、FLORAが研究発表会に出場していた頃は
県下7校で県代表の座を競い合っていましたが、今はたったの4校。
生徒数減に伴う学校減が理由ですが、なんだか寂しくなりました。
とはいえ県TOPになるのは優越なアイデアと相当な努力が必要。
代表になったチームは胸を張って東北大会に出場してほしいものです。
結果は、今日の閉会式で発表です。
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絶体絶命

2024年06月21日 | 研究
自作した水冷水耕栽培装置でレタス栽培に取り組んでいた3年生の男子。
先日、栽培中のレタスを全て廃棄しました。これで2回目です。
最初は養液の酸欠。根が腐ってしまいました。
そこで装置を改良して連休明けに再度チャレンジ。
しかし今回は「とう立ち」しそうで失敗です。
レタスは長日と高温環境になると花が咲く性質があります。
こればっかりは彼の水冷装置だけでは対処できません。
そこで3度目の正直。今度はパセリを植え付けました。
パセリは暑い環境や水不足が大嫌い。
そこで水冷装置の性能を試せるのではないかとチョイスしたようです。
さてFLORAは2年間研究活動ができます。
そのため2年次に失敗しても3年次で十分挽回できる可能性があります。
この水冷水耕に取り組んでいる彼も、実は昨年失敗しています。
他のみんなが受賞。国際大会に出場するメンバーもいるので彼も必死です。
ところが汚名挽回と挑んだ3年次も現在2連敗。
こんなに不幸に取り憑かれたメンバーはなかなかいません。
あの先輩のようになりたくないと話している2年生も出てきました。
まもなく夏となり、40度になる温室ではもう栽培できなくなります。
タイムリミットが近づいています!
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