花のたより☆山のふみ~青森県立名久井農業高等学校~

農業と環境の研究グループ「チームフローラフォトニクス」と弟分である「ハンターズ」の取組みを紹介します!

初物

2024年06月15日 | 学校
今週から学校玄関前の農産物販売スペースに名農生が集まるようになりました。
何か面白いものが販売されているのかと気になったので
放課後に覗いてみるとご覧のとおり、サクランボ です。
品種はジャボレー。昔よく食べた黒っぽい果実です。
おそらく初物ではないでしょうか。サクランボにもたくさんの種類があります。
週末には別の品種に変わっていました。
これからいろいろな品種が出てくるので、
みんな少しずつ味比べを楽んでいるようです。
まさに産地ならではの特権です。
この他、名農には話題の大粒のジュノハートもあります。
しかしこちらは数が少ないので販売には至らず、
今年も展示だけに終わるかもしれません。
そんな数ある品種のなかでも真打ちはなんといっても「佐藤錦」。
抜群の良食味を誇る日本のサクランボの最高品種です。こちらは6月下旬頃でしょうか。
ところが昨日の新聞に嫌な記事が載っていました。
なんと南部町のサクランボが先月の下旬の低温や雨で果実が割れているというのです。
観光農園の中にはサクランボ祭りを前にして閉園を決めたところもあるとのこと。
とはいっても昨日も名農の玄関ではサクランボが販売されていました。
大事に至らなければと祈るばかりです。
19日は青森県の産んだ作家太宰治の命日「桜桃忌」です。
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Exciting Shower

2024年06月15日 | 環境システム科
放課後の土肥実験室。
今年は毎日のように放課後にもメンバーが顔を出します。
この日の2年生はJr.の指導。たった一人の1年生のために
3人の2年生が総がかりでアドバイスしながら一緒に実験を進めています。
これは今までなかなか見ることができない微笑ましい風景です。
そして手前の2人は3年生。英語論文のチェックをしています。
さて今年の2年生は自分たちも国際大会に出場したいとよく口にします。
先輩に憧れて活動を始めた彼ら。したがって、このように間近に
国際大会に向かって努力する先輩の姿はきっと眩しいに違いありません。
この日も次は自分たちだと話しながら活動していました。
ところで分析終了後、2年生がホワイトボードに何か書いています。
実はFLORA、東京で開催される日本ストックホルム青少年水大賞の
授賞式に出席するため、月曜日の昼に全員で東京を目指します。
2年生が書いているのは新幹線の座席割の案。
どうやら自分たちに有利な座席割を考えたようで、
いろいろ理由を3年生に説明しています。
それを微笑みながら聞いているのは3年生。
お姉さん、お兄さんの余裕を感じます。
しかし決定は全員揃ってのFLORA MEETING。
多数決をすると人数不足で負けてしまうかもしれない2年生。
3年生の説得に必死です。
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