BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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私はマララ

2014-02-28 13:40:42 | 読書感想文
長く続くめまいを止める(自律神経を安定させる)ために病院から処方された薬で副作用が出てしました(泣)
この数週間、少しずつ数を増やしつつ様子見てたんですがね。
その副作用というのがかゆみで、足の甲に湿疹が3つほど。
薬を増やして飲み始めたその日の夜に急に足にかゆみが走って・・・
お風呂上りだし、服や何かにまけたとかではないだろうし。
病院へ連絡したら即ドクターストップ。
あーあ、また振り出しに元通り。
凹まず自力で治せるようにしたいわ~。

さて、久々にハードカバーの本を買いました。
ほとんど文庫ばっかりでしたが、たまたま寄ってみた紀伊国屋で見かけて衝動買い。
彼女の本が出たと聞いて読んで見たいと思ってたんですよ。
本の帯にもありますが、
女性の教育を訴えてタリバンに頭を撃たれて生還したパキスタンの少女。
ノーベル平和賞の候補にも挙がっています。
撃たれた当時はまだ中学生。
そんなか弱き少女を撃つタリバンというのもほんとに恐ろしい。
それくらい彼女は影響力があったのでしょう。
この本を読んでパキスタンという国がどんな国か、
そこに住む人たちの毎日がそんな風であるか、
マララの生まれ育った渓谷がどんなに美しく素晴しい場所であったのか、
タリバンはどうして生まれたのか、、、
マララが奇跡の生還を果たすまでどれだけたくさんの人たちの協力があったのか、
そんなことがよくわかります。
難しい言葉もたくさん(特に政治用語)出てきますが、
やはり彼女の言いたい主張は唯一つ。
女子にも教育を。
私たちが当たり前のように通う義務教育がどんなに有難いものなのか、
それ以前に毎日命の危険にさらされない日々がどんなに幸せなのか、
この本を通して知ることが出来ます。
私は特に同じ女性に読んでほしいかなぁと思います。
イスラム教は自爆テロを起こす恐い宗教だと思う人もいるけれど、
この本を読むとそれが一部の人なんだということがよくわかります。
私たちがのほほんとすごしてる中で、
世界のある場所では日常的にこんな恐い目にあって人たちがいる(しかも最近まで)と思うと、
やはり平和が一番だなぁと思います。
日本はほんとに平和な国だと思いますよ。
マララさんの国連のスピーチも最後に載っていますが素晴しいです。
この本が彼女の基金の一部にもなるようで貢献できてうれしいです。
パキスタンやおそらくその周辺のイスラム圏の国ではマララと同じ思いをしてる女の子がたくさんいると思います。
すべての女性に男子と等しい教育の素晴しさの恩恵が受けれる日が来ることを願います。
○私はマララ マララ・ユスフザイ 学研パブリッシング


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