BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

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奥津軽 虫と火祭り参加

2007-06-25 22:45:00 | のほほん日記
米軍施設で五所川原市の「奥津軽・虫と火祭り」に参加することになりました。
先週BBQのときにダニエルに誘われたので私も一緒にチームメンバーとして参加しました。
メンバーは米軍とうちのR社と警備のS社の合同チームです。だいたい30名くらいかなぁ。
今回私は初参加です。
虫送り祭りは昔から聞いてましたが、五所川原に全然興味がなかったので、どうもそういう機会もなかった。だから今回始めて参加して意味が色々わかりました。
まず虫送りというのはそうとう歴史が古い。龍のようなものの山車を運ぶのですが、この龍が虫らしいのです。五穀豊穣をお祈りする祭りで、虫は農作物の害虫のこと。作物に小さな害虫がたくさんつくんだけど、こちらから虫を送り込んでその虫に害虫を退治してもらおうというのが謂れだそうです。
それに付随して割と新しいのが火祭りのほう。巨大なたいまつを担ぎながら掛け声をだして河原まで運びます。その際たいまつには神聖な場所(神社)から運ばれた火がつけられ、どんどん燃えていきます。
メンバーは軍人関係ということもあり、みんなスキンヘッドなんで、たいまつが燃えて上から火の粉が降ってきます。ツルツルの頭に火の粉が降りかかり「アチーィ」と叫ぶ人続出。しかし途中から観客席より水がかけられるのが慣わしでずぶぬれにもなるし、灰で汚れて灰色にもなります。
衣装が白装束なんです。私も始めてきたけど、なんか忍者とかになった気分の衣装です。
河原に運ぶとたいまつを立ててたいまつが燃え盛るのを見守ります。
その間河川敷にはブルーシートが引かれてて、ビールやジュースやおにぎりの差し入れがあるのでのんびり座って待ちます。
たいまつが消えるころ神主さんが祈りをささげ、河川敷に建つ龍の形をした鉄塔に花火を打ち上げます。これがまたすごいんだ。神主さんが祈り台からコンドラのようなもので、上っていき、ステッキのようなものから花火を噴射する。
すると龍の体が仕掛け花火になってて下から徐々に火が飛び上がりバチバチと燃え出す。そして花火が一斉に撃ちあがる。
その光景を見てなんかこれって、どっかで見たことあるよーな。。。。と何をかくそう、ディズニーワールドでみたファンタジアというミッキーが魔法使いになって悪の化身の龍と戦うアトラクションを思い出してしまったのだ。ココではさしずめ神主さんがミッキーだ。
そのあとは音楽に合わせて花火がたくさん上る。けっこう思ったより数が多くて30分ぐらいはうちあがったかな?
風がなかったのが少し残念。煙で見えないとこもあったけど、それでも花火は見事だった。日本の花火はやはり美しいと私は思ったよ。参加したアメリカ人の方たちもすんごく喜んでくれて、特に今回は私は普段施設にはいなく離れた場所の事務所にいるので、施設で働くメンバーとも交流できたし、いい機会だったなぁと思った。意外に軍人さんたちも陽気だったし、普段東京にいて今回仕事でこちらにきてたまたま参加したという日本在住6年目の大佐さんがすんごく喜んでた。地元のテレビでもその大佐のコメントが放送されててうけましたたまにはこういうのもいいですね。

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