最近、少女漫画が面白すぎです。
こちらも久々はまった中華ファンタジー漫画。
「王の獣」
舞台は中国の皇宮です。
お話の世界には、人間と人と獣の中間に位置する「亜人」と呼ばれる種が存在します。
亜人は見た目は人っぽいのですが、獣の耳としっぽがついています。
そして人にはない能力(アルカナ)を有する亜人がいます。
時の皇帝の皇子はこのアルカナを有する亜人を「従獣」として所有する習わしになっています。
主人公は「従獣」として殺された双子の弟の敵を討つために、
性を偽って皇宮に乗り込んでいくというお話。
とにかく作者の絵がすごくきれいなんですよね。
舞台が宮廷とあって、非常に雅な世界でありまして。
4人の皇子が出てくるのですが、それぞれ「従獣」を含めて個性があって面白い。
お話の主人公も中性的でどこか色気があって、少女漫画としては珍しい。
いわゆる男装の麗人なのですが、それプラス獣ってとこがまたファンタジーっぽくていいですね。
6巻まで発売されていて、話が続くにつれて恋愛要素が濃いめになってきて面白いです。
大人買いで一気に買いましたが、続きが気になるわ。