BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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白神十二湖・大崩登山

2020-10-28 14:59:01 | 青森・津軽

先週末は白神山地に近い深浦町の十二湖へ行ってきました。

だいぶ紅葉も進んで、白神特有の黄葉(葉っぱが黄色くなるから)があちこちで見れました。

今回は青森県ノルディック・ウォークが主催する、

「白神十二湖パワーチャージ・大崩登山」に参加させてもらいました。

当日は子供をこども園に預けて、そこから十二湖のある岩崎地区まで車で2時間。

休憩なしぶっ続けで運転し、ぎりぎり集合時間に到着できました(ほっ)。

岩崎まで来たのなんてすごい何年振りかなぁ。

大崩は遊歩道から鶏頭場の池を正面に見ると、池の向こうに見える山の岩肌が見えている部分のところです。

十二湖といえば、一番有名なのが青池ですね!

登山道が青池の展望所脇にあるので、上る前にちらりと見てきました。

相変わらず見事なまでの青さです。

いつ来ても、何年たっても、変わらず青いです。

観光客もかなり来てましたが、ほとんどがこの青池を見てそのままUターンで戻りますね。

登山道へと進むのは私たちだけ。

といっても参加者が20人以上いましたので、にぎやかな登山でした。

 

登山道は初めは傾斜もなく緩やかでした。

ガイドさんについていきますが、けっこうペースが早い?

足が長いガイドさんなのでゆったり歩いてそうに見えて、(私にとっては)早いです。

中盤からかなり道の傾斜がきつくなります。

大崩自体、標高は694mなので低地登山ですが標高差は450mあります。

なのでかなり急でしんどいです。

岩もごろごろしてるし、木の根っこもあるのでストックに体を預けながら息も絶え絶え登ります。

ストックは登山に必須だなぁと久々感じました。

今回はノルディック連盟の方のストックを借りることができて良かったです。

それでも前後に人がいるというのは心強いもので、

久遠山の一人登山に比べたら全然楽に思えます。

ガイドさんが色々説明してくれるし、健脚な方がたくさんいるのでおしゃべりしながらにぎやかな登山です。

真っ赤に紅葉してる葉っぱもありました。

しかしこれは触ってはいけません。

ヤマウルシの木だそうで、思わず触ってしまいそうになるくらい赤いですね。

 

登ること2時間、ついに目的地の大崩到着。

崖の端から日本海が遠くに見渡せます。

目の下は断崖絶壁、ガイドさんに決してシマホを落とさぬように!!と注意が入りました。

足元は見ると怖くなりますが、上から見る十二湖の風景は壮大です。

紅葉し始めた森に湖があちこちに点在していて、とても素晴らしい。

ここから日本海に沈む夕日はとてもきれいだろうなと思いつつ、帰りが真っ暗なのは怖いですよね。

風がとても強く長くは見れなかったですが、みんな風景に満足していました。

この後は少し下ったところでお弁当の時間。

配布されたのは、深浦町のセイリングというお店で作ってもらったもの。

11時20分から登ったのですでに13時半近くで、すっかりお腹がぺこぺこです。

あっという間に平らげましたが、山の上なので寒かった。

なので食べ終わったらすぐに下山しました。

帰りはもっぱらキノコ探しをしながら下山しました。

ガイドさんが食べられるキノコを教えてくれるので、持ち帰りたい人は袋などに入れてましたね。

キノコはとてもおいしそうでしたが、私にはそんな余裕はなく持ち帰りませんでした。

下りはさらにハイペースで、急傾斜なので石や根っこで滑りそうになるので余計神経使います。

とにかくついていくのに精いっぱい。

無事登山道入り口についたときはほっとしました。

駐車場へと続く舗装された平らな道のなんと歩きやすいことか。

雨にも降られましたが、なんとか予定通り戻ってくれてよかったです。

やはりグループで登るのはいいですね(しかもガイド付き!)。

また機会があればぜひ参加したいところです。

帰りも子供園のお迎えがあるので2時間それからノンストップで運転しましたが、

西からの海風が強いのと途中から暗い山道を走るのはちょっと嫌でしたね。

何はともあれ、今年度山を登るのはもうこれが最後だと思うので無事参加できたことに感謝です。