今年のお盆休みは青森で過ごしました。
コロナの影響も考え、いつも夫の実家(茨城)への帰省は自粛しました。
せっかく青森で夏休みを過ごせるのだからと、
GoToキャンペーンではないですが、下北へ一泊で出かけてきました。
向かったのは佐井村の仏ケ浦。
車で行ったのですが、津軽から佐井までが遠い遠い。
5時間以上かかりやっと仏ケ浦の観光船が出るアルサスへ到着。
まずは腹ごしらえである刺すのに階にある食堂でお昼を食べました。
やっぱり海どころに来たので海鮮丼にしました。
佐井はウニが有名なのですが、8月はもうウニ漁が終わっている時期。
うに丼はお休みでしたが、お刺身も十分おいしい。
午後13時の観光船で仏ケ浦へ向かいました。
高速船なのでさほど揺れず、30分ほどで目的地の仏ケ浦に着岸しました。
このあたりの海は人が来れない場所なので、とにかくきれいです!!
もう透明度が半端ない。
この碧色の美しさは南の島にも対抗できるぞ。
泳いでる魚(コアジなど)も見えるし、
黒い丸いものが見えたらそれはウニです!!
波止場から歩いていくと、目の前に青白い奇岩が目立ちます。
この日は雨模様の天気だったためこんな色していますが、晴れた日は真っ白になります。
この岩々ははるか昔(1500万年前)に起きた海底火山の噴火による噴出物からできています。
この白緑色の凝灰岩はグリーンタフと呼ばれるそうです。
観光船のガイドさんが見どころを案内してくれます。
如来の首(右↑)、双鶏門(左↑)など見どころがいっぱい。
下船して30分ほど自由時間があり、散策しました。
岩がめっちゃ荒々しいです。
下北地域は日本ジオパークに認定され、この仏ケ浦もその中に含まれます。
海底火山の名残、雨や風に風化された自然が作る独特の風景は素晴らしいです。
でも、足元転ぶとケガしちゃいそう。
そんな中でも子供たちは楽しそうに岩場を歩きます。
30分の散策でしたがとても楽しめました。
もちろん船だけじゃなく車でもここにはアクセスできます。
ただ駐車場からここまでは100mもの段差を下ってくるため、往復が大変だそうです。
なので比較的おすすめとされている船を今回は利用しました。
ほんとはグラスボードに乗りたかったのですが(夢の平成号)、
コロナのせいで運休中でした(残念!!)。
お泊りはむつ市川内地区にある「スパウッド観光ホテル」。
日帰り入浴施設で地元の人も来るし、宿泊もできちゃうお宿。
GOTOキャンペーンではなかったけれど、お値段がすごく安かったのでこちらに泊まりました。
久しぶりの温泉、夜と朝二度入りとても気持ちよかったです。
露天風呂は週代わりで男性と交代制で、この週は男性側だったので利用できず残念。
夕ご飯は外で食べずホテル内の食堂でアラカルトでいただきました。
郷土料理が充実していて、貝焼き味噌や「けいらん」という川内町の郷土料理を食べました。
出汁入りのスープにあんこが入ったお餅が入っている、しょっぱいお汁粉みたいなもの。
この機会に食べることが出来てよかったです。