アメリカ在住の小手毬るいさんのエッセイを読みました。
著者が住んでるのはマンハッタンから電車で2時間ほどかかる、
NY州北部のウッドストックという小さな町。
とても自然が豊かな場所らしく、ハイキングが手軽にできたり、
美しいマウンテンローレルが咲きこぼれたりと夢のような描写がすごくうらやましい。
アメリカ北東部はカナダに負けずと紅葉の美しい場所(だと私は思う)で、
冬の雪は大変そうだけど家が森の中にありシマリスや野鳥、
時にはブラックベアが現れたりと、なかなか愉快で楽しい日々です。
エッセイの中に時々他の作家(星野道夫やあの木村秋則氏!!)の言葉が現れたりと、
色々さりげなく考えさせられる場面もあり、
自然や動物が好きな人にはお勧めな癒し系エッセイです。
中にはマンハッタンのおすすめ公園のコーナーもあって、
NYシティ好きな私には「懐かしい!大好きだった」公演も紹介されいてうれしくなりました。
いつかウッドストックも訪ねてみたいです(その際には絶対マンハッタンに泊まります)。
今はコロナでこのNY州のクオモ知事が毎日のようにテレビに出ていますが、
日本でもアメリカでも一日でも早くこの渦が落ち着くのを祈っています。