今月はお盆帰省につき、藤田記念庭園のお茶会に参加できず。
代わりに平川市の盛美園で限定日にお茶を入れてるということで、
お休みの日に顔を出してきました。
「盛美園」は明治時代三名園の一つに数えられています。
だいぶ前に一度いったことがあるけれど、
久々に行くとなんとお庭の立派なことか。
以前行った時ときっと季節が違ってたんでしょう。
庭園入口で植物のむわっとした圧倒的な香りがしました。
なんの木だったんでしょう？
この庭園には大きな木がたくさんありますからね。
午前１０時過ぎに行ったにも関わらず、庭園内はけっこう人がいました。
すいているところを狙って行ったんですけどね。
田んぼアートを見に来た客が流れてきてるんじゃないと聞いて、
なるほどそれもありかも。。。と思いました。
先生に聞いたら最近は豪華客船が青森港に寄港することも多くなったので、
外国人の団体さんも結構くるとのこと。
この立派な日本庭園を目にするとテンションもあがるだろう。
庭の中には山があったり池があったり、
神社があったり、東屋があったり、小さな冒険のようです。
大きな庭石にくっつく、苔がまた見事でした～♪
ちなみにここは「借りぐらしのアリエッティ」の舞台にもなったとこです。
お庭の奥から建物を眺めるとアリエッティの気分が味わえるかも。
お庭の正面に建つ盛美館は、庭園を眺めるために建てた和洋折衷洋式の建物です。
一階和風、二階が洋風と珍しく、ドーム型の屋根がまた素敵ですね。
今回はここの１階の和室にて、中国茶を入れてもらいました。
普段は一般では入れない場所です。
そしてお客は私だけ。
和室からの庭園を独り占め！
めっちゃ贅沢な気分です。
今回はガラスのグラスにておいしぃお茶を頂きました。
なんとも夏らしい感じですね。
津軽も８月後半ともなれば風が爽やかで、秋の気配が漂ってきました。
夏の疲れが出やすい時期です。
そんな時期にあったかいお茶を飲むときりっとして癒されます。
この日ご馳走になったのは「白茶」と言われる中国茶の一種。
「白牡丹」、「寿眉」を二種類いただきました。
どちらも私にとって初めてのお茶（白茶自体が初めてよ）。
とても軽い感じの爽やかな味で、甘さも香りも上品です。
色が薄い感じの黄色で、白いお茶というのもわかります。
白茶は体の熱をとって夏ばてに効くといった効能があるそうです。
また美容にもいいので、コスメにも利用されてます。
なかなか周りには売ってないですが、飲みやすいのでお勧めなお茶ですね。
お茶請けはかわいい「こけしスナック」。
こけし館のイベントで入手したらしいのですが、先生とこけしネタでまた長々とおしゃべりしてしまった。
お茶を３つも飲んで（何リットル飲んだだろう）、トイレも二回行き、結局２時間以上も居座ってしまった。
先生のお茶トークが面白いからね、なかなか帰れないのよ。
これで１０００円しか払ってないから申し訳なくなってしまう。
出口にはわんさか咲いてる百日紅。
去りゆく夏を惜しむように咲いていました。