BAMBOO-JET  ~うみの部屋~

タケノコジェットでどこへでも!
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スタジオジブリ・レイアウト展

2010-10-20 17:02:33 | のほほん日記

先週、青森県立美術館で10/9から開催されている「スタジオジブリ・レイアウト展」(http://www.ntv.co.jp/layout/)を見てきました。
混雑が予想されたので、土曜日の朝一番に行きましたよ。
土曜なのに早起きするのは辛かったーーー。
着いたのは開館後9:40分ぐらいだったけど、ぞろぞろ歩く人がけっこういて「みんな考えることは同じだなぁ」と思った。
レイアウトとは絵コンテと作画の中間に用いるラフな絵のことです。
しかしラフと言っても作画の見本になるので、ここが確認のためにもなるためにかなり細かいとこまで書き込んでいます。
このレイアウトを参考に美術班(あの有名な男鹿さん)が別のレイアウトを書き込んでたりして、その違いも面白いです。
ジブリの代表作が年代順に続きます。
風の谷のナウシカ、天空の城ラピュタ、となりのトトロなどお馴染みですね。
とくにラピュタの巨木や天空の城などは見応えがあります。
また私の好きなもののけ姫も見ごたえがあった。
白神山地らしき山々の風景とかすごかったなー。
一番展示に力を入れてたのは千と千尋の神隠しかなぁ?
真っ赤なお部屋に巨大な額縁がいくつもあって、各々に50枚ぐらいのレイアウトが飾ってるの。
その額縁が壁の上の方まであって、迫力があった。
また湯屋の大きな絵が飾られていて、まるでで等身大の千尋になって眺めているかのようだったわ。
映画は最近のアリエッティまであって、その後はTVシリーズの懐かしい世界名作シリーズのアルプスの少女ハイジや母を訪ねて三千里、赤毛のアン、シャーロックホームズシリーズなどもあって驚きでした。
あのころいつも見ていた名作シリーズは、ほとんどが宮崎駿さんと高畑さんが作ったのですよね。
私的にはジブリよりもそっちのほうが、なぜか切なくなるくらい良かった。

会場ではお客さんがジブリの物語の中に入り込むことができるコーナーがあって、ポニョが入ってるバケツを抱えて撮影できます。
また床に書かれたトトロの上に寝そべって写真も撮れるようになってるの。
このトトロは実はすごく細長い巨大な絵でして、大人が三人ぐらいは川の字でトトロの上に寝れちゃいます。
それを遠近法で遠くからズームで写真を撮ると、↑のようになるの。
ぜひ皆さんにやってほしいよ。
私は一人だったので出来なかったけどね。

話はそれちゃうけど個人的に私の好きなジブリ作品は、
①もののけ姫
②千と千尋の神隠し
③となりのトトロ
です。ラピュタがその次ぐらいかなー。
男性だとラピュタが一位になるみたいですね。
もののけが一位になるのは、ストーリーが宮崎作品の中で異質なのと主人公がアシタカという蝦夷(えみし)で東北出身であるのと同時に、あまり明るくなくてそれでいて美男子だから。
正直言ってたまには男子が主役であってほしい(紅の豚とかいーじゃん)。
ゲド戦記もそれに近いものがあるけどね。