プロパガンダ
政治的意図を持つ「宣伝」のこと。
特定の思想によって個人や集団に影響を与え、その行動を意図した方向へ仕向けようとする宣伝活動の総称。
CO2問題を全面に出してガソリン車から電気自動車に仕向けようとするのは「プロパガンダのひとつ」。
電気だろうがCO2は排出するし電気にすればこの問題解決に繋がるという根拠としては不足している。
ヨーロッパが2030年までに全て電気自動車にすると言っているが、これは自分らにHVの技術がなく、日本に勝てないから、そのようなプロパガンダを撒いては仕向けているのが透けている。
この「プロパガンダ」。
まぁ何かのタイミングで違う方向性に切り替えたい時には使う技ではあるかと思う。
政治的というと政治家を想像するが企業が政治的に活動する時だって平気でやる技である。
私が「タチが悪い」と思うのは、「何のために何の目的があってこういうことを言い出したんだ?」と思考せずに、プロパガンダ(特に地球環境の問題なんかだと素直に聞いてしまうよね)だけを素直に信じ込む輩が出てきてしまうことだ。
やってる側からしたら「しめしめ」ってだけ。
これの目的が実は別にあった時、すでに物事のやり直しが効かない大流になってしまう。
日本は「失われた30年」と言われるが、これも理由の一つにあるかと思う。
私の実経験として、ある有名大企業のそういうゴタゴタに加担しなくてはならないような状況にさせられてたので(これがまぁ首謀者(大企業側も私が勤務していた会社も)が真意を白状しないから(もうそこでやろうとしていることの動機が本気で宜しくないのが分かる)、退くタイミング(判断)が超難しいのである。)、勤務していた会社の社長からも「ここまできて辞めるな」と説得を受けつつも、「何やってんだよ、こいつら」と呆れ果てて半強制的に辞めた過去がある。
(プロパガンダとして「森林伐採による環境問題を利用」してました。91年頃だ。
目的はそんなことへの理念としての活動じゃないんだよ。下請けの差別化です。
つまり紙ではなく電子化を(大企業側のご○都合(✖️事情)で)促進したいから、その技術取得や体制切り替えについて来れない(この理由で関係切りたい下請けから自主退散を申し出るように暗に促して)下請けは切りたいという本音スケスケ。
事実、下請け数社が「やり方が大変失礼だ!」と怒ったもんなぁ、会議中に。
私(首謀者側協力企業)は同席していてドキドキ(やっぱり見抜かれてる!と!!)でした。)
世間は「そうやるしかないんじゃない?」なんて能天気に口にする人も沢山いるが、「人としてこのやり方はまずいよ」とまだ25歳くらいの私は(裏アリだな、しかも頭悪い系)直感したのと、「マズイ、この会社辞めなきゃ」と直感したのでした。
数年後に船会社数社(郵船やらKやら)と一緒に仕事をする機会があった際に、おじ様ら(今70歳超え)は世間でこのようなすり替えの言い訳を前に出してはリストラするようなやり方に苦言を呈しており(世間の捩れの要因でもあるし)、「噂は流れてきてるよ」と言った。
男社会バリバリ、命と安全第一・シーマンシップに乗っ取った海の男たちは、
「リストラは正直に従業員やら関係者に社長が直々に頭下げなきゃダメ、うちはリストラのときに社長が頭下げたよ。この方が恨みつらみ後腐れないのよ。
それをやる勇気がないからああいうことやるんだよねぇ。情けないし、困ったもんだよ。」
と(Kの方は)言った。
(こんな会話をした後に世間には公に出回っていない「川崎汽船100年史」を「読んでくれたまえ」と手渡され、「会社の経営や運営の勉強になるから、○○さんにはこういうの読んで欲しい」と言われた。)
まだまだこの先もプロパガンダに揺れる世界が続くとおもうが、「言い出した奴は何を目的にしてる??」と怪しむ癖は引き続き持ちたいと思っている今日この頃。
首謀者が「こうしたいという結論」に理屈を合わせた論文なんてもんは書けちゃうんです!
「悪い専門家」なんてたくさんいるし。金が欲しいだけだから。