拒否と拒絶

きょひ【拒否】

要求や提案を聞き入れないで断ること。


きょぜつ【拒絶】

相手の頼みや要求をこばむこと。



『拒否』はわかりやすいが、『拒絶』はわかりにくかったりする。
『拒否』は「自分の考えがある人だ」と判断されがちだが、『拒絶』は「この人はワガママだな」と判断されがち。


「イヤよイヤよも好きのうち」ってのは拒絶してる状態で、押しが利く可能性があるけども、「「好きではない」って言ってるんだからつまりイヤってことでしょ。わかんないの？」ってのは拒否している状態で、押しても避けられるかスルーされる可能性があるわな。

拒否感が強い人と何かタッグを組もうとすると大変だけど（組まなくていいなら組まない方がよろしいような。）、拒絶してるだけの人ならタッグは組めるかもね。


そう考えると、

「野田さんの小沢さん説得って何のためにやってるんだろうか・・・？
拒絶じゃなくて拒否感が強い人なんだからそんなことしたって無茶だよ・・・
時間調整か、何かを隠すか誤魔化す為の演出なの？
あ～、何してるんだか・・・・
表向きの飾りではなくて人間性の洞察・・・大丈夫？？」

と不思議になるんだけどもね。


麻生元首相のホームページ『きょうたろう』にも「してもしなくても変わらなかったということだ」って書かれていたけども。