ねーさんとバンビーナの毎日

「静」→ 「淡」→ 「戻」→ 「無」→「休」→「解・涛」→「涛・停」→「抜」→24年「歩」 最終章序章スタート!

データベースは構築するものなので。

2020年03月11日 13時18分00秒 | 伝われねーさん
Excelみたいに処理感覚で手をつけて始める人を相手にデータベース構築しなきゃいけなくなると、こちらは本来使わなくていい裏の思考を使わなくちゃいけなくなるから疲労感倍増。

先回りの段取りしなくちゃいけなくなるっていうかな。
そう、構築しているのに、完成形を決めて取りかからないんだよねぇ、処理仕事感覚の人。

だからこちらが完成形を見越して、「こういうことですか?」とフィードバックを繰り返さなきゃならないわけだ。

「まず最初にそこを決めてください」と伝えてもまず99%決められないから。

30年弱の経験からしての個人的結論。

あれ、自分らが何を決めるのか、いくら説明を受けてもわからないみたいなんだわな。
説明を重ねるほどややこしくなる一方で。
「だったら市販のパッケージ入れたらいいんじゃない?だって自分達の業務フローすら説明できないじゃない?手順の説明なんか聞いてないから。」なんですわ、こちらからすると。

92年あたりからデータベースシステムをいくつも構築して、この非常に悩ましい問題にぶち当たらなかったデータベースシステム構築は3件だけだなぁ、今まで。

船会社さんのシステム2件と家電メーカー(○○ーの営業部隊)のデータベース1件。

船会社さんはさすがに日々生きるか死ぬかの命と背中合わせの仕事に携わっているから、○想像力(✖️妄想力)と鍛えあげられた勘と決断力、物事を成していく○プロセス(✖️手順)にブレがない。あれは流石。
システム導入ってのも重要性に関しての向き合い方が違う感じ。
「簡単操作で効率化」ってより「いまあるアナログ業務を合理的に統合して間違いないものを!」っていう意識が強い感じ。賢い。

○○ーのデータベースは、「製品情報をこういう風にまとめて行きたいんだ!」という確固たる完成形を考えてる方がいて(コンピュータやネットワーク技術にも明るい方。世間の(たかが)トレンド傾向に簡単に流されたりしない、社の単なる政治的なシステム導入に流されない方で。)うちらはその方の構想を実現していく感じで、これも構築感満点だったなぁ。
「こんな感じで実現できましたよ?」と現物を見せると、手を叩いて「ほらやっぱり実現出来るじゃない!ありがとう!!ありがとう!!!」とニッコニコ笑顔を見せてくれて、「こういう方が最後まで生き残る○○ーであって欲しいし、こういう方こそがイッツア○○ー魂を継承している方でしょう!なのにどうも雲行きが怪しいんだよなぁ、何だかな、この会社の先が思いやられるなぁ、、、(やっぱりな展開)」と一抹の不安も感じながら通ったわな。品川に。


家電系は1件以外はあれもこれも悩ましかったぁ。
不動産系、悩ましい。
商社系、悩ましい。
製薬系、悩ましい。
フリーランスさん系、悩ましすぎる。苦笑
まだあったかと思うがいま思い出せない。苦笑


人って想像力を働かしたり、先々に対する覚悟を決めるのって、勇気がいるし、面倒臭いし、非常に不安になるし、それから何とか逃げたいんだろうな、と思う。

だからもうこちらは修正のしようがないわけだ。
プロジェクトの担当責任者につけた人そのものの問題なので。

過去「人を変えてくれ!進まない!」っていうパターンもありましたよ。


まぁ月日が経ち、それが透けて見えてしまうようになってからは悩まないことにしてます。
「あぁこれは失敗で終わるやね、、、」と虚しく出来ることだけ協力して、こういうパターンに陥るというプロセスをウォッチしながら、スキルとして蓄積させていただいて。
失敗で完成することすら相手は気がつかない訳だから悩んでも仕方ない訳で。


っと、妄想して、ややこしくして、うやむやにするのを好むよねぇ。
それだと構築できないんすよ、、、
構築しているフリは出来てもね。


ヤレヤレ。
この記事についてブログを書く
« 在宅勤務開始 | トップ | 天使が「こっちだよ〜」って... »