正論がはねられる組織

母79との電話。

相変わらず長話へ。

先日母79は「（来期）自治会役員を引き受けてもらえないだろうか？」の相談を受けたのだそうだ。

一昨年あたりに一度引き受けてやってみたところ、あまりにもいい加減な運営にビックリを通り越して呆れ果て、

「そういうことはしてはいけないですよ？（自治会長選挙のやり方でひと揉めあった模様）」

「それを上手く帳尻だけ合わせて表向きにやってる風の体でやるならば私は役員から下ります。」

という正論をぶちかますと、「一同ドン引き」という目にあってしまったそうで（笑）、

その経験をしているところにまた「引き受けてくれないか」の打診を平気でしてくるあたりに、

「私を役員に入れたら面倒になることがわかっているでしょうに、平気でまたお願いしてきて頭に来たわ。」

というのもあった模様で、

「このメンバーではお引き受けできません」

と、正直に言うとまた面倒臭くなるので、

「習い事を初めて時間が避けないから無理です」

って断ったのよ、と、電話の向こうで延々と喋っている。

物事の秩序や道理を除外視して営まれているのは、何も企業や政治だけの話ではなく、自治会レベルも同様のようで。

営みの長い組織・同じようなメンツでの取り仕切りは腐るのよね。