ねーさんとバンビーナの毎日

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今日突かれたお言葉・その1,008

2015年04月17日 12時47分40秒 | 突言葉ねーさん
子どもは、親が言ったことに耳を傾けることは得意ではないが、親を真似ることにはけっして失敗しない。

ジェームス・ボールドウィン(アメリカの作家)の言葉。


親はその背中を見せてれば子どもは自然とそうするしかなくなる。


「私を見てなさい」と伝える為の行動をするには、かなり自らを律しなくちゃいけない部分もあり、けど、「反面教師」という言葉があるように「親がああでも子どもはしっかりしてる」ということもある。


おそらく口で言うだけで「言い聞かせの座学だけ」で育てようとしたか、しないかで大きく道はわかれると思う。


数年前に知り合いの団塊世代の方が娘や婿の子育てが言い聞かせばかりに傾いていて、

「我が娘ながら心配してる…
子どもが耳だけで聞くわけないじゃないか、行動でしめさなきゃさぁ…
まだまともに会話が成り立たない幼い年齢の子どもならば、危険なケースは特によ?
言い聞かせなんかより、まずは手を叩くとか、尻を叩くとか、泣こうが怒らなきゃ、わからないって。
言い聞かせはもっと物心がつく年齢になってからやらないとさぁ、
親がそれできないのは問題だよなぁ…」

とヤレヤレとおなげきになった。


人はまずは真似から学ぶのだ。
聞き分けよく言葉で知ったつもりになって、表面上は気取れるが、決してそれは学びとは違う。

これだから安全策ばかりに病的に神経すり減らして、本当の危機(←どうしようが生きてるうちはあるんですっ)意識も薄い。
危機をただただ悪者にしてプロ市民の如くワーワー喚いてるだけ。



子どもはそこから何を思うだろう。

「これしたいけどやめておこう。」

という思考にしか傾かない気がしてならない。
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